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音楽

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#ヴァイオリン

バッハ 無伴奏チェロ組曲 を聞いて

バッハ 無伴奏チェロ組曲 を聞いて

雑談

こんばんは。

最近はもっぱらヴィオラを練習している昨今です。
これは別に、ヴィオラ専攻になったわけではなくて、先生と自分の都合がなかなか合わず、ヴァイオリンのレッスンが入れられないからです。

ヴァイオリンのレッスンが入れられないから、まあヴィオラでも練習するか、という感じです。

今、ヴィオラで練習しているのは

・ SITT 音階(Amoll, Emoll, Ddur)、重音33番

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音楽と楽器で自分の内側を知る

前回の記事で、私の作る新作ヴァイオリンが小さいことの説明をした。
 
言い訳みたいだが、同じ機能が出せる最小のものを作ることは
設計者としては一般的な考え方。
私の専門はソフトウェアなので、機能が同じなら、
使うメモリは小さいほど良い、というのと同じ。
 
次は、その機能から、今度は極限を考えてみる。
その機能を研ぎ澄ました時、目的に対してピンボケしていないか。

音楽の目的って、何なのだろう。

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【エッセイ#35】魂を吸う魔物 -バッハ『無伴奏ヴァイオリン』の魅力

【エッセイ#35】魂を吸う魔物 -バッハ『無伴奏ヴァイオリン』の魅力

 以前、メロディが時や場所を超えて変奏されることについて触れましたが、それを奏でる楽器や編曲もまた、音楽にとって重要です。楽器によってその曲の個性そのものが決まる場合もあります。

ヨハン・セバスティアン=バッハの編曲の多彩さは、驚くべきものがあります。大曲『マタイ受難曲』から、チェンバロ(ピアノ)の『平均律クラヴィア』まで、当時のあらゆる楽器で作曲されています。
 
しかし、同時に、どこか編曲す

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