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#文学

詩  「明日よ」

詩  「明日よ」

「明日よ」

明日が来る! 明日が来る!
恐怖がやってくる! 
生きていることがこんなにも怖い

明日が来る!明日が来る!
恐怖が押し寄せてくる!
ぼんやりとした不安が、波のように押し寄せる
その不安が去るとき 希望を連れて行って
僕は空っぽになる

不安の波よ!僕を連れて行ってくれ!
そちらはどうなっているのでしょう
未来はどうなっているのでしょう
空っぽの僕はどうなるのでしょう

明日よ!あし

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詩  「散りゆく花びら」

詩  「散りゆく花びら」

「散りゆく花びら」

生きるんですよ 神はそう言った

生まれ落ちたからには 死ぬべき運命ならば
死ぬまで生きなければならない
あぁ、神よ! 私はどうしたら良いのでしょう

生きるのです 神はそうとだけ言った

生きているのならば 死ぬまで生きる
今日も眠って 明日起きたら 
死なない限り 今を生きる

散ってしまった花びらたちは 私の瞼をかすめ
水面を揺らす 力となる
私たちも花びらのように 世

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詩  「夜」

詩  「夜」



霧雨の降る日比谷公園
街灯に照らされ歩く。

雨が地面に当たる音
跳ね返る飛沫が街灯に照らされ姿を現す。

公会堂の雫は
地を削りしのぎを削る。

ビルの屋上の赤いライトは
僕らに危機を教えている?

噴水の周りのベンチ

電灯に集まる虫

空から見た僕たちは僕たちが見ている蟻のよう。

月の見えない空には今日も北極星が輝く。

詩  「行方」

詩  「行方」

行方

私たちは今、暗いトンネルの中にいる。
真っ暗闇の、中にいる。
見ろ!私たちの光がみえる。
いいや、あれは炎。
私たちの行手を阻む炎。
見ろ、渇きを癒す水だ。
いいや、あれは私たちを飲み込む荒波。
我々はどこに行ったら良い?
いいや、私たちはどこにも行かない。

ゆらゆらゆらゆらゆらゆら揺れる
意識と無意識の狭間で。
暗闇の中 ほんのり汗ばんだ手を握って。
ゆらゆらゆらゆらゆらゆら揺れる

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