「私以外私じゃないの2」から感じる違和感
「私以外私じゃないの、他人にだけはなりたくない」という出だしから続く自己肯定感高めの曲。私は、私以外私じゃないというのはまだわかる。私以外は私であるはずがないのだから。しかし、途中で登場する「私だけが正しい」という歌詞にただならぬ違和感を感じるのだ。現代(もっとも、私は現代にしか生きたことがないし、過去のことをそこまで深く知っているわけではないということはお知りおき願いたい)にはこのような自己中心的な考えが蔓延っているのではないかという懸念がある。というのも、「個人」とか、「