この週末に能登半島に災害調査のために訪れた。 結果から話すと、被害は想像以上のものだった。 震度7、気象庁の公開している震度階の最上位の震度を意味する。 能登半島…
今日は技術者、特に建設コンサルタント、建設、土木に従事する技術者の気持ちについて語ってみたい。 わたしがこの仕事に入るきっかけになったのは、2011年3月、日本を震…
僕がおとなに期待したこと それは34歳になる今、あまり実感として得られていない。 これは父から得たことかもしれないが 今の社会のおとな、で尊敬ができる人 というのを…
一年前くらいから、訳あって戸建て住宅の事前液状化対策に関する施策について検討を開始した。 まず、液状化という事象について 液状化とはその名の通り、液状になること…
この仕事に携わって10年になる。数多くの人と関わり、また自分なりに目の前の仕事をこなし、そして、縁の下の力持ちとして、ただ生きてきた。 わたしたちの仕事は気が抜け…
直人
2024年7月8日 00:15
この週末に能登半島に災害調査のために訪れた。結果から話すと、被害は想像以上のものだった。震度7、気象庁の公開している震度階の最上位の震度を意味する。能登半島一体、震度6弱〜7程度の強震動が襲った。災害調査一日目では以下のルートを回った。内灘町→かほく市→黒島→鹿磯漁港→深見漁港→皆月漁港→穴水町→一ノ瀬町→輪島市。何も地形地質、地盤条件などから大きな地震動を伴うことで発生した地震
2024年6月29日 22:39
今日は技術者、特に建設コンサルタント、建設、土木に従事する技術者の気持ちについて語ってみたい。わたしがこの仕事に入るきっかけになったのは、2011年3月、日本を震わした東日本大震災、であった。あの時大学4年生頃。どんな仕事をしていくかぼやぼやとイメージしたくて、色々ともがいていた。根底にあったのは、父の姿だ。父は公務員だったが、毎晩音楽をかけて書籍に目を通していた。少し話を伺ったのは、
2024年6月23日 15:18
僕がおとなに期待したことそれは34歳になる今、あまり実感として得られていない。これは父から得たことかもしれないが今の社会のおとな、で尊敬ができる人というのを幼少期はたくさん期待した。でも今34歳になると、そんな大人はたくさんいない、ということに気がつく。むしろ「こんなものか」と思う人の方をよく見てきた。幼少期ながらに期待した「おとな」小中高と発展してく中で育った真の優秀な
2024年6月16日 23:28
一年前くらいから、訳あって戸建て住宅の事前液状化対策に関する施策について検討を開始した。まず、液状化という事象について液状化とはその名の通り、液状になることであるから、広範な影響範囲を連想するこの液状化というものを戸建て住宅単位で事前対策する、そんなことは可能なのだろうか。検討の話をもらった最初からその違和感は感じていた。国土交通省では東日本大震災以降、市街地単位の液状化対策の運用
2024年6月15日 01:21
この仕事に携わって10年になる。数多くの人と関わり、また自分なりに目の前の仕事をこなし、そして、縁の下の力持ちとして、ただ生きてきた。わたしたちの仕事は気が抜けなかった。なぜならそのアウトプットが信頼だから。その信頼が成果。またそれが石となり、新たなものが築かれていく。我々の測りがそのまま、この国の礎となっていく。そんな仕事を好き好んでやるなんて、バカだな。わたしがやらなくても他の技