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〜2019年_毎日ログ

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考えたことなどを、適当にぽいぽいしてます。不定期更新。
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2019年7月の記事一覧

新しいが始まる

新しいが始まる

7月が終わる、終わってしまう。ついこの間「新元号は令和!」と騒いでいたばかりなのに、時の流れとはなんと早いものなのか。

8月が始まる。新しい月だ。新しい、というのはなんとなくよいものだ。緊張もするけれど、ワクワクもドキドキもウキウキも一緒に連れてくる。

新しい年、新しい月、新しい週、新しい一日。新しい服、でもいいし、新しい人間関係なんてのも、悪くないかも。

新しくなるとは、変化が起こるという

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不幸を数えるな

不幸を数えるな

と、とても仲の良い友達に叱られたことがある。

そのときは正直「なにくそ」と思ったり思わなかったりもしたのだけれど、今になって改めて考えると、ああ、確かにその通りだったなとすとんと落ちてくる。

その当時、わたしは長年にわたる家庭内のゴタゴタに疲弊しきっていた。言い訳をさせてもらうのならば、そこまで疲れ切ってしまった理由は至極真っ当なものであったと今でも思っているし、なにも積極的に不幸を数えにいっ

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愛される才能

愛される才能

人生において最も大きな成功は、たくさんのお金を稼ぐことでも、ビジネスチャンスを掴むことでもなく、ただただどれだけの人から愛されるかではないか。

そんなことを、どなたかが言っていた。

それでいうと、わたしは結構な成功者じゃないかな、と思うのだ。

これは聞きようによっては自慢に聞こえるのかもしれないし、実際に自慢なのかもしれないけれど、わたしは昔からわりと可愛がられ体質だ。とはいっても、たくさん

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カフェの2階は贅沢だった

カフェの2階は贅沢だった

ひさびさにカフェでひとやすみしている。フリーランスの中には「カフェが仕事場」みたいな人も多いそうだけれど、わたしは大体家にいるので、カフェにはそうそう足を運ばない。だって、お金がかかるもん(溢れ出る主婦感)。

そんなこんなでひさびさなわけだ。せっかくなので、と選んだのは、つい先日(良くない)ニュースで目にしたサンマルクカフェ。近頃の売上が芳しくないという記事だった。それを読んで「確かに、あんまり

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大人になるって

わたしは昔からちょっとぽやんとしたところがある人間で、時にはそれはフリだったりもしたのだけれど、やっぱり基本的にはどこか抜けている。そういうタイプだった。

だから周りの人のことも、どちらかというと性善説で見てるところがある。まったくの善人だととらえるよりは、「嫌なところもあるけれど、こんないいところもあるじゃない。ほら、根っからの悪人じゃないんだよ」というとらえ方をする、というか。

そんな性格

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ネタにする手段

ネタにする手段

女性が集まってワイワイと恋の話を繰り広げる番組「グータンヌーボ」を見ていたら、ゲストの青山テルマさんと横澤夏子さんがこう話していた。

「どんなことでも、ネタにできる」

青山テルマさんは歌に、横澤夏子さんは笑いに変えるのだと。そういう意味では、同じですねと。

それを聞いて「わたしもそうかもな」と思った。わたしは歌も笑いも作れないけれど、文章なら作れる。嬉しい気持ち、楽しい気持ち、悲しい気持ち、

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よそゆきの声

よそゆきの声

「だれ!?」何度言われただろう。仕事用の電話をひとたび取れば、わたしはまるで別人のように喋るらしい。意識的に切り替えているつもりはないのだけど、不思議とスイッチが入るんだろう。

普段の声と違う発声は、たぶんパチンコ屋とコールセンターで身につけたのだろうと思う。パチ屋ではカウンタースタッフとしてカウンターに立ち、マイクを使ってアナウンスをしていた。パチ屋の喧騒さは言わずもがな、マイクを使うといった

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青汁を飲んだわたしと、飲まぬ子ども

青汁を飲んだわたしと、飲まぬ子ども

数日前から、青汁を飲み始めた。これで日頃の野菜不足が解消できれば安いものだけれど、正直どれほど効果があるのかはわからない。もしかしたら気休め程度なのかもしれないが、飲まないよりはマシだろう、と思うことにしている。

さて今のところ、家族でこの青汁を飲んでいるのはわたしだけだ。夫は、届いた初日に一包飲んでしかめ面をして以降、口にしようとしない。食わず嫌いの権化みたいな下の子が飲むことははなから期待し

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そろそろ、心地よく生きよう

そろそろ、心地よく生きよう

昔から、自分の心地よさというものをどこか置き去りにしてしまうところがあった。

つい、「わたしが我慢すれば」とか「もうちょっと時間が経てば状況が良くなるかも」とか思ってしまうタチで。「つらい、しんどい、もう嫌」といっぺん口に出せば、もう後戻りはできないような気が常にしていて、だからギリギリのギリギリまで、悪口は言わずに耐え忍ぶ。そんなタチで。

それは、自分自身に数えるほどしかない長所の一つだと思

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