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【育児】この時代で良かったと思う

こんにちは、もももと申します。

今日は、先月4歳のお誕生日を迎えた息子について、保育園での最近の出来事を通して感じたことについて書きたいと思います。


・・・と、その前に(;'∀')


初めて記事を読んでくださる方もいらっしゃると思いますので、息子のご紹介を少しだけさせてください(*^^*)

以前の記事にも書かせて頂いていますが、今月4歳になったばかりの息子は、自閉スペクトラム症(ASD)の診断を受けており、直近の発達検査の結果では、発達年齢は推定2歳5ヶ月相当とのことです。


現在通っている保育園では、加配の先生をつけて頂き、なるべく息子のペースで生活ができるように様々な温かいご配慮を頂いています( ;∀;)


そんな息子が保育園で迎えた4歳のお誕生日。


息子の成長を感じるとともに、彼はたくさん愛に支えられて生きているのだなあと改めて感じた。そんな内容について書きたいと思います(*^^*)


あくまでも私いち個人が感じたことなので、そう思う人間もいるのだなぁと温かい気持ちで読んで頂けると幸いです。


***


少し前の記事にも書かせて頂きましたが、息子は4歳になった今現在でも、「お供」の車を連れて行かないと保育園へ登園できません。

なので、毎朝お気に入りのトミカやプラレールをひとつ選んで、それを握りしめて保育園へ登園しています。


同じ年齢で保育園に玩具を持ってくるお友だちは他にはおらず、息子だけが特別扱いの状況に母として悩んだ時期もありました。


ただ、担任の先生とお話をして、「お供」の車が現在の息子の安心材料になっているのであれば、このまま様子を見ていこうということで、今も毎朝「お供」連れで登園をしている状況です(^^;)


以前、主任の先生に「息子だけが毎日玩具を持ってくると、他の子はそれを不満に思ったりしないでしょうか。」と質問をしたことがあります。


それに対する主任の先生の返答は、「車を持ってくることで、〇〇(息子)君が保育園へ行ってもいいなと思えるのであれば、まずはそれが一番。みんな〇〇(息子)くんのことが大好きですよ。私が知る限りでは、一人だけズルいなんて言う子はいないと思いますよ。」というものでした。


実際に息子が登園すると、クラスのお友だちが「〇〇(息子)くんおはよ~!」「今日はなに持ってきたの~!?」と駆け寄ってきてくれて、積極的に息子のお世話をしてくれることも多く、本当にありがたい限りです( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)


そして、やはり周りの子と比べると変わった部分が多いのであろう息子。


良くも悪くも園内では目立つようで・・・(;'∀')


違うクラスのお友だちからも「〇〇(息子)くんおはよ~!」「〇〇(息子)くん、ママがお迎えに来たよ~!」と声をかけてもらったり、色々とお世話をしてもらう姿をよく見かけたりします。


・・・人への興味が薄く、息子がお友だちの名前を全く覚えないので、未だに誰が誰だか全然分からないのは地味に困っているのですが:( ;´꒳`;):


周りに合わせたり、同じペースで過ごすことが苦手な息子ですが、まるで手のかかる子うさぎをみんなで見守るかの如く、手厚くお世話をしてもらっていて、なんだかんだ本人なりに楽しくは過ごせているようです。


そして、ちょうど先月は息子の4歳のお誕生日だったため、保育園ではステージに立ってみんなの前でお誕生日の挨拶をしたそうです。


担任の先生から聞いた話だと、お誕生日の子がステージで将来の夢や簡単な挨拶をするというものだったようですが、練習をしてとても上手に挨拶できたそうで、たくさん褒めてもらい、本人も嬉しそうに帰ってきました。


ちなみにその時に練習して覚えてきた将来の夢が、以前つぶやきでご紹介した「しょうぼうしさん(本当は消防車)」だったようです(´艸`)❤

担任の先生のうちお一人は2歳児クラスからの持ち上がりで、息子の2歳当時の様子を知っているため、お誕生日の挨拶ができるまでに息子が成長したことを、まるで我が子のことのようにとても喜んでくれました。


その他にも、息子が自分でごはんを食べられるようになったこと。運動会の練習で自分の場所を覚えて並ぶことが出来たこと。お友達と一緒に遊ぶことが増えてきたこと。などなど・・・。


これらは、本来息子と同じ年齢の定型発達と言われる子であれば、どれもそんなに難しくもなくできることなのかもしれません。


それでも、担任の先生や主任の先生、他のクラスの先生方も、息子ができることを一つずつ認めてくれて、たくさん息子のことを褒めてくれます。


特に担任のお二人は、本当に小さな変化でも、いつも一緒に息子の成長を喜んでくれて、夫や私にとても嬉しそうに報告をしてくださいます。


つい先日も、タブレットの写真を私に見せてくれて、「お母さん、〇〇(息子)君が、くまさんの衣装を着てくれたんですよ!!」と、おはなし遊び(劇)の衣装が着れたことをとても嬉しそうに教えてくれました(*^^*)


去年の2歳クラスのおはなし遊びでは、息子だけ衣装を着ることを全力拒否(;'∀')


周りの子がみんな可愛らしいひよこの衣装を着てステージに立つ中、息子1人だけ黄色いミッキーマウスのロンTを着て、まるでゲスト出演のような状態での参加でした(ノД`)💦


それが、今年は自分からくまさんの衣装を着て台詞も少しですが覚えることができ、本人も楽しそうに参加できている。


私以上に、去年の状況をずっと見守ってきた先生の方が嬉しそうでした。


そういった瞬間を目の当たりにするたびに、「発達障碍」や「自閉スペクトラム症」への理解が進みつつある時代に息子が生まれてきてくれたこと。そして息子の成長を一緒に喜んでくれる人が両親以外にもたくさんいること。


本当にありがたいことだなと、感謝の気持ちでいっぱいです。


確かに、息子と周りのお友だちとの関係は、まだ友だちというよりはお世話をする人とされる人のような関係。


先生たちから「できたね!」と認めて褒めてもらう内容も、定型発達の4歳児からすれば、当たり前にできる内容なのかもしれない。


実年齢の4歳からすれば、息子は決してできている方ではない。


それでも、「できないこと」ではなく、今の息子が「できること」「できるようになったこと」に目を向けて、たくさん認めてもらえる環境が日常の中にあることは、本当にありがたいことだと感じています。


4歳という実年齢だけで横比較をされて、できないことを責められるよりも、たとえ小さくても今できることをたくさん認めて褒めてもらえた方が、間違いなく本人の成長には心身ともにプラスへ繋がると思っています。


家族だけではなく、保育園や療育センターなど、たくさんの人の優しさや愛情に支えられて、息子は日々成長しているのだなぁと、親としてしみじみと実感させられる日々です。


そして、このようなたくさんの人の愛情に支えられていることや、世の中にはとても温かい心を持つ人がたくさんいることに気づけたのも、息子が自閉スペクトラム症という個性を持って生まれてきたから。


正直、いつもこうやって前だけを向いていられるわけではないけれど。それでもせっかく息子が持って生まれてきた個性。


そのおかげで出会えたことや、知ることができることだってたくさんあるのだと、息子にはいつか必ず伝えたいと思っています。


そして、願わくばその個性は他ならぬ自分だけの特別なものなのだと、自信をもって生きて行ってほしいし、そう思える強い心が育ってくれればいいなぁと、改めて思う母なのでした(*^^*)



つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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