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アンコールワット(12世紀前半)

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アンコールワット訪問の記事のみこちらに集めています。
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【遺跡探訪74】春分の日のアンコールワット朝日(Angkor Wat 12世紀前半)

【遺跡探訪74】春分の日のアンコールワット朝日(Angkor Wat 12世紀前半)

1年に2回見られるという、アンコールワットの頂点からの朝日を見に、本日2024年の春分の日は早起きしました。

朝4時出発オープンは朝5時と聞いたので、ちょっと張り切りすぎて、朝4時には家を出て5時にはアンコールワット環濠のチケットチェックポイントに着きました。

チケットチェックポイントと、橋のあたりでは何も見えず、怖かったです。友人のアドバイスで懐中電灯を持っていくと聞いたので、持っていきまし

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【遺跡探訪71】真っ暗闇、裏からアンコールワット(Angkor Wat East Gate)

【遺跡探訪71】真っ暗闇、裏からアンコールワット(Angkor Wat East Gate)

一眼レフの素敵なカメラ(Canon EOS 5D + 28-75mmレンズ)をお借りしたところで、やはりアンコールワットを撮りたい、と思いました。しかし、アンコールワットは駐車場から寺院のレリーフまでかなり歩きます。2.5kgのカメラを持ちながらだと体力勝負です。

そこで、体力の消耗を極力少なくするため、限界まで早い時間(=涼しい)のと、人が少なく、駐車場から寺院までの距離が短い東門(=裏門)か

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【遺跡探訪67】アンコールワットの朝日(西参道に机が800台、謎のイベント)

【遺跡探訪67】アンコールワットの朝日(西参道に机が800台、謎のイベント)

朝起きるまではプラサットチュルンに行く予定でした。起きてみると5時ちょっと前、思ったより早いです。これは朝日を見にいかなければ、そして(プラサットチュルンは舗装なしの古い道をひたすら歩くので)来週ベトナムに行くのに捻挫したりしてはいけないと思い急遽変更。
以前、タイに行く前日に階段で滑って、タイ旅行中ずっと脛が痛かったので、守れるものは守ろうと思いました笑。

というわけで、シェムリアップからは一

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【遺跡探訪55】ガイドさんと巡るアンコールワット

【遺跡探訪55】ガイドさんと巡るアンコールワット

11月半ば、日本から家族が来ました。ホーチミン在住時には父がアンコールワット 帰りにホーチミンに寄ってくれたこともあり、またプノンペン在住時にはプノンペンから両親と一緒にアンコールワットに行ったこともありました。

今回は完全にホームとして日本の家族を迎えられること、またカンボジアは初めてという弟夫婦も一緒だったことでとても楽しみにしていました。

また、長年(コロナ期から3年も!)私がオンライン

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【遺跡探訪53】アンコールワット朝日(そして西参道の修復終了)

【遺跡探訪53】アンコールワット朝日(そして西参道の修復終了)

プノンペンから同僚(私はフルリモートなので)、またその友人が日本から来ていて、一緒にアンコールワットの朝日を見に行きました。

西参道ができていた初めてアンコールワットに来た2018年には、参道は南寄りの仮設の橋でした。それ以来10回以上アンコールワットを訪れましたが、正面の参道を通ったことはありませんでした。

トゥクトゥクを降り、暗い中目を凝らすと、「あれ…真っ直ぐ行ける!!」驚きました。国の

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【遺跡探訪46】クメール少数民族の女性像(アンコールワット第一回廊東面)

【遺跡探訪46】クメール少数民族の女性像(アンコールワット第一回廊東面)

こんにちは。ガイドブックをパラパラと見てみると、アンコールワット第一回廊の東側の外壁のデヴァターにちょっと変わったものがあると書いてありました。東側ということは、東門から気軽に行けるはず、と早朝の仕事前にちょっと訪れてみました。

本日のマップ6:30頃出発、7:00過ぎに東門に着きました。

シェムリアップ市街地から北上し、環濠に突き当たったところで、先日訪れた南門が見えました。

雨の後なので

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【遺跡探訪44】格別のアンコールワットの日昇/城壁の外を歩いて帰る

【遺跡探訪44】格別のアンコールワットの日昇/城壁の外を歩いて帰る

在住していても、なかなか行く機会のないアンコールワットの日の出。単に早く起きなくてはいけないからなのですが。ふと思いついて、その気持ちが失せないうちにエイッと行ってみました。

2020年にツアーで日の出のアンコールワットに行った時は、豪雨直後で太陽は全く見えませんでした(とは言っても、雨の後のアンコールワットはそれはそれで美しかったです)

4:45出発お天気アプリをみると、今日の日の出は5:5

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【遺跡探訪32】建立400年後にひっそり彫られたアユタヤ風レリーフ(アンコールワット 12世紀/16世紀)

【遺跡探訪32】建立400年後にひっそり彫られたアユタヤ風レリーフ(アンコールワット 12世紀/16世紀)

先日、上智大学アジア人材養成研究センターにて修復に関わった方のセミナーに参加して以来、修復の第一人者であった石澤良昭先生の本を読んでいます。

そこで、アンコールワットの章のこちらを読んで衝撃を受けました。

アンコールワットで、第一回廊の東面の北寄りと北面は、一般的な順路には入っていません。私もアンコールワットは10回くらい訪れていますが、西から入り南面から時計回りに半周して第二回廊へ行くのがお

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【遺跡探訪12】自転車でアンコールワットへ初詣

【遺跡探訪12】自転車でアンコールワットへ初詣

2023年、明けましておめでとうございます。

一応名目は初詣としながら、息子が好きな「天国と地獄」(初詣に相応しくないモチーフですね笑)を見に行こうとマウンテンバイクを借りて、早朝ステイケーション中のホテルからアンコールワットまで家族で走りました。

街灯のない自転車道路を走ることができる、明るくなった朝6時台後半に出発し、ホテルの朝食のラストオーダーの9:30までに戻ってくる、割とタイトなスケ

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【遺跡探訪29】ベトナムからの友人と連休のアンコールワット

【遺跡探訪29】ベトナムからの友人と連休のアンコールワット

4月の終わりから5月の初めにかけて、ベトナムは南部解放記念日(サイゴン陥落の日)とメーデーで今年は5連休、カンボジアもメーデーと土日がうまく繋がり3連休でした。この連休を使って、ホーチミンの友人一家がバスで丸1日かけてシェムリアップまで来てくれました。

ベトナムからの激安ツアーも友人は個人旅行でしたが、ホーチミンからローカル向けアンコールワット激安ツアーがあるらしく、500万ドン(200ドルくら

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【遺跡探訪38】裏からアンコールワットに入ってみた(Angkor Wat East Gate)

【遺跡探訪38】裏からアンコールワットに入ってみた(Angkor Wat East Gate)

こんにちは。いつも気になっていたことは、アンコールワットの東からプラサットクラヴァンに通じる道を曲がらないで、真っ直ぐ行くと何があるんだろうということでした。

舗装道路でないものの、ピクニックに行くような感じのカンボジア人家族を乗せたトゥクトゥクがそちらの方向に向かっているのをよく見たからです。

気になる未舗装の道いつもは、この写真の分岐点を左(アンコールワット正門・アンコールトム方面)に曲が

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