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【遺跡探訪53】アンコールワット朝日(そして西参道の修復終了)

プノンペンから同僚(私はフルリモートなので)、またその友人が日本から来ていて、一緒にアンコールワットの朝日を見に行きました。


西参道ができていた

初めてアンコールワットに来た2018年には、参道は南寄りの仮設の橋でした。それ以来10回以上アンコールワットを訪れましたが、正面の参道を通ったことはありませんでした。

トゥクトゥクを降り、暗い中目を凝らすと、「あれ…真っ直ぐ行ける!!」驚きました。国のイベントなどでは既に西参道を使っていたようですが、一般開放されているのは知りませんでした。

西参道より、初めての眺め。明かりがないので、皆スマホの明かりを頼りに歩いています。

それもそのはず、訪れた日(11月5日)の前日(11月4日)に一般開放が始まったのだそうです。この修復に尽力された、石澤先生も式典に参加されていたようでした。

正面からの眺めは新鮮です。

西門で人の渋滞が起きていました。11月に入り西洋人観光客が増えてきたのと、今まで環濠の仮設橋を渡ってからそのまま真っ直ぐ行く人と西門から入る人にばらけていたのが、西参道が開放されたために全員が西門を通るという流れになったからだと思います。

この写真を撮る時にも、セキュリティの人に「止まらないで!」と注意されながらでした。

この時間帯、どこからどのように写真を撮ってもフォトジェニックです。

池に映る逆さアンコールワット

ベトナムにもアンコールワット愛好者は多く、そういえば「池の前の一番いい場所で写真を撮るために、夜中3時に起きて一番乗りした」という話を昔聞いたのを思い出しました。(パークソンのフードコートでフーティウを食べながら)

何故かこの場所で、パークソンは撤退しちゃったなあ、と切なくなった。

2017年くらいに聞いたその話ほどは人はいなかったので、交代で前の方へ潜り込ませてもらい、無事写真を撮ることができました。

改めて見ると本当に素敵な写真…ですが実物より写真の方がいいかもしれません笑
昼間見る彫刻や建築は、実物より写真の方がいいなんてことはないのですが、朝日パワーはすごいです。

いきなり第三回廊へ

アンコールワット(とプノンバケン)は開場時間が他の遺跡と違い、夜明けから敷地内に入れますが、第三回廊は他と同じく7:30です。朝日組がそのまま第三回廊に流れ、7時頃からなんとなく階段下が混み合い始めました。

第三回廊中央祠堂。私の好きなデヴァターです。アンコールワットはデヴァターの宝庫で、それぞれ衣装が違ったり髪飾りが違ったり、特殊なものだとモデルの民族が違ったりして興味深いです。輪郭だけ描いて終わってしまっているものなどもあります。

アンコール・バルーンが見えました。以前、シェムリアップでお正月を過ごした時にこの気球で初日の出を見たのですが、乗っていた十何人が全員日本人でしたw

森の中に巨大な建造物が見える様子は幻想的でした。フランス資本で、決められたルートを上下するだけなので、安全性もバッチリです。

西参道を戻ってきました。やはりこの眺めは新鮮です。ナーガがとてもカッコ良かったのですが、写真撮るの忘れちゃいました。またすぐにアンコールワットは来るので、その時に。

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