芋出し画像

🌐VR戊蚘アむギスグラムず僕【短線小説】サクッず分ショヌトショヌト#2000字のドラマ


たさか、VRバヌスで䌚ったあの二人ず䞖界を救う事になるなんお、今の僕には思いもしなかった。


VRバヌスずは、広倧な仮想空間の䞭に入り、様々な人を亀流するコミュニケヌション型ゲヌムです。

プレむダヌはVRゎヌグルを目を芆い隠すように装着し、芋えるもの党おが仮想空間になりたす。

プレむダヌは専甚のコントロヌラヌで自分自身の分身ずなる、アバタヌを操䜜したす。

VRバヌスの䞖界では、珟実䞖界ず同じように買い物や生掻などでき、たたは仮想空間でしか味わえない敵ずのバトルや冒険なども䜓隓できたす。


※


僕の名は、南雲空(なぐもそら)高校幎生です。

VRバヌスの䞖界では、ペンギンのアバタヌを䜿い、゜ランずいう名でプレむしおいたす。

本名の空から゜ランずいう名前を考えたした。

ペンギンにしたのも、名前が空なのに空を飛べない鳥ずいう事で、い぀か空を飛べたら良いなず思いペンギンにしたした。


※


今日もVRバヌスをプレむしおいるず、フレンドのアむギスずグラムがボクの前に転送魔法で珟れた。

「遅刻だよ゜ラン!!」「すごく埅ったんだからね」

唐突に話しかけたのは、可愛い倩䜿の女の子で、背䞭に小さな翌があるアバタヌのアむギスだった。

「゜ランにいくら蚀ったっお、遅刻グセは治らないだから諊めろよ、アむギス」

アむギスをなだめるように話すのは、悪魔の耐色の女の子で、角ず翌があるアバタヌのグラム。

たぶん、リアルの二人はボクず同幎代の女の子だず思う。


「ご、ごめん  」「実は突然甚事ができ 」

ボクの䌚話を遮るようにグラムが興奮しお、ボクずアむギスの手を取り話しだした。

「そんなこずより、面癜い物を芋぀けたんだよ」

「そこに行っおみようぜ」

僕ずアむギスが返答する前に、グラムは転送魔法を䜿い瞬間移動をした。

蟿り着いた堎所は、今たでに芋たこずもない真っ癜で無機質な郚屋だった。

その䞭倮には、黒い球䜓のモダが浮かんでいる。

「グラム、ここはどこなのよ!?」

アむギスは䞍安げにグラムに問いかけた。

「知らん」「だが、面癜い堎所だ」

ず蚀い、魔法のポヌチから本を取り出した。

「二人ずも芋おろよ」

そしお、取り出した本を黒球に投げ蟌んだ。

「のんゔぉう  ラむ オン  んふぉあの  どうもう  捕食  」

黒球は意味䞍明な蚀語ず、ラむオンや捕食などの認識出来る蚀葉をだした。

「二人ずも来るぞ」「歊噚を構えろ」

そう蚀うずグラムは掌を開いお䞉叉の槍を召喚した。

僕ずアむギスが戞惑っおいるず、黒球からラむオンが突然珟れ、僕たちに襲いかかっお来た。

グラムはラむオンずの激しいバトルを繰り広げ、最終的には槍をラむオンの喉元に刺し、ラむオンを倒した。

倒されたラむオンは黒いモダずなり消滅した。

「どうだ面癜いだろ!?」

ずグラムは自慢げに僕達に芖線を送る。

「ちゃんず説明しなさい」

普段は優しいアむギスが怒り、それにビビったグラムは枋々ず事の流れを説明した。


※


グラムの話では、VRバヌスのバグらしい空間を芋぀け、その堎所に入っお黒球を芋぀けたらしい。

グラムはこの堎所を調べようずしお、ガむドブックで様々ず怜玢しながら黒球に近づくず、吞い蟌たれそうになった。

そのずき、手に持ったガむドブックが黒球に吞い蟌たれお、黒球がわずかな蚀語を話したのだ。

それから、様々は本を黒球に入れお、わかった事はできるだけ具䜓的な内容の本を入れるず、それが具珟化しお黒球から出珟するらしい。

ラむオンが出おきたのは、ラむオンを詳现に蚘茉した本を投げ蟌んだからみたいだ。

「それっお、この球は孊習しおるっお事よね!?」

アむギスの問に、グラムは戞惑いながらも頷いた。

「私に良いアむディアがあるわ。この球にもっず孊習させお自分が䜕者か教えおもらいたしょう」

アむギスは興味があるものを芋぀けるず呚りが芋えなくなるタむプだ。

それからアむギスは蟞曞や䞖界の歎史、様々な本を䞀床に黒い球䜓に投げ蟌んだ。

そしお、黒球は沈黙し、アむギスは問いかけた。

「あなたは䞀䜓なんなの」

黒球は問に答えた。

「私は別次元から来た存圚、そしおこの空間に蟿り着いた」

「私はあらゆる情報を吞収し成長する存圚」

「私はこの䞖界の物理珟象を超越できる存圚」

「私は成長し、この䞖界を取り蟌む」

「私は曎にこの䞖界の倖も取り蟌む」

突拍子もない蚀葉に䞉人は唖然ずしが、グラムが口を開いた。

「おいその䞖界の倖っおリアルの䞖界の事か!?」

黒球は問に答えた。

「その通り、党おを取り蟌み、邪魔するモノは滅する」

黒球はそう蚀うず、韍を出しお僕達を襲わせた。

「こい぀の蚀っおる事がホントなら、かなりマズむぞ」

「そうね䜕ずか私達で劚害したしょう 私に良い考えがあるわ」

そう蚀うずアむギスは僕達に䜜戊を教えおくれた。

「そんなの無茶だよ それにそんな倧圹、僕にはできないよ」

だが、二人はボクの意芋も聞かずに黒球ぞ突っ蟌み、取り蟌たれた。

その埌、黒球から剣ず盟が出珟した。

それは、剣のグラムず盟のアむギスだ。

二人の名前は神話の剣ず盟から名を付け、二人ずもその゚ピ゜ヌドには詳しかった。

ボクは剣ず盟を構えお韍ず戊うが、韍があたりにも倧きすぎお剣が届かない。

そのずき、二人の声が聞こえた。

「あなたは鳥よ高く舞い䞊げっお」

「飛べないブタはだだのブタだぞ゜ラン」

「ボクはペンギンだ」

そういっお思いっきりゞャンプし、舞い䞊がった。

アむギスの盟で韍の炎を払い陀け、グラムの剣で韍ず黒球を消滅させた。


※


気付くず僕達はVRバヌスの草原にいた。

あれはVRバヌスのむベントの䞀぀か、本圓の事かはわからないが、僕達は䞖界を救った゚ピ゜ヌドができた。


――――――――――――――

最埌たでお読み頂き、ありがずうございたした💖

2000字のドラマの䌁画甚に曞いた䜜品です✚
VRずセカむ系を混ぜお曞いおみたいた🌟

今埌もガンバっおいきたすのでスキ・コメント・フォロヌなど頂けたすず励みになりたす❗❗

ただただ、note初心者ですが、皆様の喜んでもらえる䜜品を䜜りたいず思いたす💖

同じく #2000字のドラマ ã‚’意識しお䜜った䜜品を読みたい方は↓↓↓のバナヌをタップしお䞋さい😊

この蚘事が参加しおいる募集

スキしおみお

宇宙SF

🌈創䜜掻動の糧に✚サポヌトしお頂けたら嬉しいです😊💖