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人材開発・組織開発で社員の意識を高めるために「本当に必要なこと」は何なのか?/10月31日開催セミナーのご紹介
「社員の視座や当事者意識を高めたい」
「ピープルマネジメントが出来る中間管理職を増やしたい」
離職が止まらない、エンゲージメントサーベイのスコアが年々悪化しているという企業であればあるほど、こうした「意識」や「人間性」を高めさせたいという声は、悲痛な叫びと言えるほど、増え続けています。
こうした切実なニーズとは裏腹に、人材開発の現場では依然として、単なるスキル提供や自己理解を促す内省型のプログ
ハラスメントの盲点②~その言動の意図はなに?
前回に引き続き「ハラスメントの盲点」についてご紹介していきます。
盲点の2つ目は、「どんな意図があってその言動を取っているのかがわからない」ことにあります。
しかも、その意図は周りがわからないだけでなく、本人も自覚できていないことも多々あります。
例えば、「つい夜更かしをしてしまう」という悪習慣の背後には、「のんびりして気持ちをリセットしたい」という意図があるというものです。
叱責の話に当て
ハラスメントの盲点①~「つもりの自分」と「傍目の自分」てズレている?
最近、企業の不祥事だけでなく、自治体トップによるトラブルでも『パワハラ』という言葉が注目を集めるようになっています。
道徳観の欠落、もしくは認識の甘さが発生の元になりやすいセクハラに対して、パワハラは本人の行き過ぎた正義感や責任感から発生している可能性が高く、それゆえに見過ごされがちな盲点が3つあるように思います。
パワハラをしてしまう側も受ける側も、それらの盲点を扱いきれないがために、お互いに
漠然とした不安に向き合う力に求められる視点とは?
かつて芥川龍之介は、「将来に唯ぼんやりとした不安がある」という言葉を残して自ら命を絶ったことは有名です。
私は確か中学生くらいの時にこの言葉を知りましたが、その頃からずっと頭の片隅にあります。そして私自身、この「ぼんやりとした不安」と付き合いながら人生の大半を過ごしてきたように思います。
30代くらいまでは、私のような人間は極めてマイノリティなのだろうと思っていましたが、現代においてはむしろマジョ
私たちに問われている事
5年がかりで書き上げた「ビジョンプロセシング」出版から二カ月が過ぎ、また有難いことに、多くの出版記念のイベントで本書の内容や想いについてご紹介させていただく機会を頂いております。
長い執筆期間を振り返るたび思うのは、表現や方法は変われど、私はずっと同じメッセージを皆さんにお伝えする役割を受け持っていたのだ、ということです。
そのメッセージは、 「複雑性の極まる時代において、私たちに問われている事と
【未来の「描き方」ではなく「向き合い方」を変える】
世相を表してるなー。と最近、注目しているのが、
「夢なし先生の進路指導」
という漫画です。
この漫画では、高校の進路指導をしている主人公の高梨先生が、夢を描いて社会に出ようとする生徒に対して、
「夢には気を付けてください」、「夢はあなたを殺します」、「夢は呪いです」と諭そうとします。
第一話では、VUCAについて触れ、生徒たちに「VUCAとはつまり、お先真っ暗ということです。」
という身も蓋もない
何も発信できなくなった私の中で見え始めていること
最強クラスで非常に強い勢力の台風7号が関東に接近しています。
今回の台風でも被害が出ないことを祈るばかりです。
さて、コロナ禍を経て様々な変化が生じていますが、中でもパーソナルスペースの感覚が変わった影響が大きいように感じています。
肉体的なセーフティーゾーンは極端に狭くなったのに、バーチャルでの接触許容範囲は広がったという感じです。
わかりやすく言えば、物理的に人が近くにいることには抵抗を
第三世代のファシリテーション
1990年代の半ば頃にコーチングが紹介され始めブームとなり、それに遅れること10年程たった2005年頃にワールドカフェに代表される手法が輸入された
ことからダイアログのブームになりました。
それからさらにおよそ20年経ち、ダイアログは今やマネジメントやチームビルディングに欠かせない手法の一つとして、組織に根づきつつあるのを感じます。
リーマンショック後は、景気の不透明感も相まってギスギスした職
ビジネス”バズワード”に踊らされないためには?
“バズる”という言葉は、2010年代から登場し、いまや一般用語化し、明鏡国語辞典第三版には既に掲載されているそうです。
この”バズる”という現象は、なんとなく勢いを感じる広がりを感じるものの、どこかで薄っぺらいというか、鵜呑みにしてはいけない感覚や、調子合せに使われるだけのイージーなコミュニケーションワードのような感触を得ている人も多いのではないでしょうか?
特に、ビジネスバズワードに関しては、そ
【悔しさが生んできた言語化】
オリンピックでの阿部詩選手の敗退も驚きましたが、それ以上に彼女の号泣に驚いたのは私だけではないのではないでしょうか。あんなに号泣している人を見ることはあまりないのはもちろんのこと、そこまで悔しい思いがあるくらいに自分の全てをかけて取り組んできた姿勢自体がとてつもなくすごいことだなと思います。
『ビジョンプロセッシング』が発売されてから先週金曜日に1ヶ月ほど経ちますが、いろんな方から書籍を読んだご
生成AI×NVC×成人発達理論の講座で見えてきたこと
今年1月から開始した、「成人発達理論ベースのNVC講座(ADVENTURE)」。今週17日に第1期の最終回を迎えました。
6ヶ月にわたるコースですが、1期生が開講され、3ヶ月遅れで現在2期生も開講中です。その中で見えてきたことは、オールオンラインで行うこのNVCの実践の講座について、GPTを使うかどうかで、NVCの習得に対しての差が生じていたということです。
オンラインでの講座は知識習得に偏りが
そのビジョンは『何』を指していますか?
「御社のそのビジョンは何を指していますか?」
こう問われたとき、皆さんはどうお答えになるでしょうか。
ビジョン策定や理念の浸透については、かねてより弊社に多くのご相談をいただいています。また最近では、AI技術を活用した組織のビジョン・理念浸透度を測定する新たなサービスの試験運用も始まったそうで、今なお注目度の高い関心事であることが伺えます。
さて、改めて「ビジョン」とは何なのでしょうか。
「ビジ
ジョン・レノンの子供としての願い
ジョンレノンは、1940年生まれで、現在生きていたら83歳なのだそうです。ジョー・バイデン大統領が81歳であることを考えると、ほとんどの国家元首はジョンレノンよりも若い世代であるといえるでしょう。(カメルーン大統領が91歳で現職国家元首の中で、最高齢だそうです)私はテレビニュースを見ながら、いつも「世界中のほとんどの国家元首たちは、”Imagine(イマジン)”を聴いたことがあるはずなんだよなあ」
もっとみる「話さない」ではなく「話せない」?
ミーティングで部下や若手が話さない、という事に対して気がかりや問題意識を抱えているという人は多くいらっしゃいます。
一般に、「話さない」状態とは消極的な姿勢であると見なされがちであり、話さない部下や若手は責任感が乏しく、成果へのコミットメントがない、もしくはやる気がないから発言しないのだと見なされがちです。
また、部下や若手の側からしてみても、自分自身のスキル不足を実感しているために、会議などの
【活字離れ時代の書籍の価値と「逆」誕生日プレゼント】
6月11日で、51回目の誕生日を迎えました。
本当にたくさんの方からお祝いメッセージをいただき、ありがとうございました。改めて、お礼を申し上げます。
当日は何事も無く、誰からも誕生日プレゼントをもらうことなく、一日を終えることになり……せめて逆にプレゼントを差し上げようと思い、企画を作りました!!
「逆」誕プレ企画!!「書籍をあげたい人に書籍をあげちゃう」キャンペーン!!!です。
と、ふざけた
著者からみた編集担当者という存在
おかげさまで、本日の午前中に拙著「ビジョンプロセシング」の最終入稿がされました。
あとは、印刷の工程に入るだけです。
2020年5月20日に英治出版での企画会議で承認をいただいたので、丸四年の月日が経ったことになります。
編集担当をしていただいた下田さんとは「なぜ、弱さを見せあえる組織が強いのか」で私が監訳者として関わらせていただいてから、7~8年くらいのお付き合いになっています。
言わずもがなで