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生成AI×NVC×成人発達理論の講座で見えてきたこと

今年1月から開始した、「成人発達理論ベースのNVC講座(ADVENTURE)」。今週17日に第1期の最終回を迎えました。

6ヶ月にわたるコースですが、1期生が開講され、3ヶ月遅れで現在2期生も開講中です。その中で見えてきたことは、オールオンラインで行うこのNVCの実践の講座について、GPTを使うかどうかで、NVCの習得に対しての差が生じていたということです。
オンラインでの講座は知識習得に偏りがちなので、その限界を超えるためにもGPTsによってNVCサポートツールを開発し、提供させてもらいました。
このツールによる取り組みをしてくださった方の中では、

  • 新しく異動した先でストレスを抱えていたが、このツールでメンタルマネジメントができ、手放せなくなった

  • 子供に朝起こされて寝不足な状態が続いていたが、ツールを使うことで自分の生活習慣を見直すきっかけを生み出すことができ、夜早く寝て、朝早く子供と遊べるようになった

といった声もありました。

一期生、二期生を通して「効果を生み出すまでツールを使う人と使わない人の差」はどこにあるのかと考えてみました。
その方の生活状況やツールの品質の影響は横に置いたとして、新しい技術に対するスタンスの違いが一要因になっていることが見えてきました。
というのも、生成AIという新しい技術に対して
1.おもちゃ(ガジェット)
2.ツール
3.テクノロジー

のいずれのスタンスで関わっているかによって、その後の利用頻度や効果実感に差が生じているようです。

テクノロジーに対するスタンスの違い

「おもちゃ」として向き合っている方は、物珍しさから何回か使ってみるものの、「へー、おもしれー」という感覚が得られたら飽きて使わなくなるようです。
「ツール」として向き合っている方は、使う前にそのツールから得られる効果やリターンを想定し、その効果が得られるかどうかで利用の継続可否を決めているようです。そのため、代替ツールがあればそちらを利用しますし、効果を何かしら感じられても、使い勝手が悪かったり、若干でも面倒な感覚があれば今までの慣れ親しんだやり方に戻ってしまいます。
「テクノロジー」として向き合っている方は、自覚しているかどうかに関わらず、自分自身のポテンシャルを開放するものとして新しい技術と向き合っているように感じました。

新しい技術は良薬にも毒薬にもなりますが、いずれにしても未知数なはずです。なので、生成AIと向き合ううえでもこれまで解放できなかった自分のどんなポテンシャルを開くことができるのか。
そこに焦点を当てているかどうかの差があるんだなと感じました。
オールオンラインで提供させていただいたこの講座ですが、オンラインにおいても生成AIを活かすことで、感情知性(Emotional Intelligence)を解放できる可能性は十分あることを実感できました。

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