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SNS仲間と[理想の洗車ワックス]を製品化した話⑥まさかの仕事依頼

 6話目になりました。前回までの話を簡単にまとめます。

 洗車に嵌った僕がよりよい洗車用品を求めるうちにSNSで1000人ほどの仲間を得て、情報交換するうちに「探すのでなく、みんなで作ってみよう」となった。

 そして、ワックス作りの流れを学んでプロセスを分析し、Web3ツールを駆使した、DAO的な投票の仕組みで「平等な意思決定」をしていく。

 1000人→約200人のコアメンバーが残るなかで、AIを駆使して仕様書を作成・翻訳して、韓国メーカーに発注することで、ついに理想のワックスを作り上げてメンバー全員に配布したところまでを書きました。



感想をAIで編集翻訳し、メーカーにフィードバック

 コミュニティでの仲間との「共創」による、理想の洗車ワックスが完成した……で話は終わらず、この後、想像していなかった相乗効果が生まれていきます。

 僕は、無事にみんなに送付できたので、これでプロジェクト終了、のつもりでいました。

 しかし、当然ですけど、「共創」の参加者約200人は全員、「待ってました!」と、使うわけです。そして、使った感想をまた、熱くコミュニティで語り合いました。

 「最高!まさに理想のワックス」

 そんなコメントが多かった半面、中には、「施工してて、こういったことがあったので改善余地ありだね」、「ケースの材質がツルツルしすぎて施工中に何度も落とした」、「匂いが強すぎて虫が寄ってくる」

 などなど、良いも悪いも含め、色々な意見が飛び交ったのです。



メーカーにフィードバックしてみた


 せっかくなので、僕は、それらの感想を、メーカーにフィードバックしてみることにしました。

 再びAIツールを利用しながら、

①その感想や意見をすべて自動的に拾い上げて1つの文章につなげる、
②つなげてから要約する、
③要約文を韓国語に翻訳する

 という3ステップで文章を作り、ワックスを作ってくれたお礼を兼ねて、発注先のメーカーに、メールしたのです。

「実は、日本進出を考えていた」

 その2週間後、丁寧なメールが届きました。

 いわく、「報告をいただきありがとうございました。まさかこんな細かい報告をしていただけると思いませんでしたし、日本のいわゆるヘビーユーザーとか、ワックスをちゃんと使ってくれる人がどんなことを思っているのか、どんな使い方をしているのか、何を求めているのかが、手に取るようにわかりました」と。

 そして「実は我々は、半年後に日本に進出しようと考えておりました。日本のユーザーが韓国とどう違うか、どのような製品を望むのか。2~3億円の予算で大手広告代理店を起用し、こうしたマーケットの調査と広告販売戦略立案を始めようとしてました。

 そんな時に、あなたから、日本のパワーユーザの詳細な「本音の」詳細な情報を提供していただいたので、驚きました!これこそ、まさに我々が本当に知りたかったことです。

 日本マーケットにどんな製品を販売していいか、の大きなヒントを得ることができました。もう広告代理店にお願いしなくてよくなりました。大変感謝しています」と。

まさかの謝礼&仕事依頼(→ともに辞退)

 そのあと、「継続的に今回のようなユーザの声を集めて報告して頂けないでしょうか? 今回の御礼にまず、1000万円を支払いしますし、今後も同等額を定期的にお支払いします。広告代理店の起用や宣伝費に比べれば安いものです(笑)」と……。

 それについては、「自分は日本の某企業の役員であり、今回も営利目的ではなく趣味としてやっていることで、仕事掛け持ちでやることもできないのでお受けすることはできないんですが、喜んでいただいて僕としても嬉しいです、やって良かったと思います」、といった趣旨の返信しました。

 次回は、僕が、このようにSNS仲間と[理想の洗車ワックス]を製品化した話からの、大きな学びについてお伝えします。

SNS仲間と[理想の洗車ワックス]を製品化した話
愛せる洗車製品が見つからない理由
Twitterに仲間が集まってきた
1000人との「共創」開始
Web3で「平等な意思決定」
AI駆使、韓国企業に発注
⑥ まさかの仕事依頼
[共創]を通じての気づき-買い手主体のモノの買い方-


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