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あまり物欲のない私がお金を使うもの


私はもともとあまりものを買わない。


子供の頃、お小遣いをもらっていなくてお年玉で一年間やりくりしなさいという方針でした。

そのせいか慎重にお金を使ってきました。

いざ欲しいものができた時に躊躇なく買いたいから貯める、というのもあります。

それは今でも変わりません。

倹約家の親の影響もあるでしょう。


高校生からバイトを始めましたが、ほとんど貯金していました。

そのおかげで、学生時代友達に海外旅行に誘われた時はお金の心配せずに行けました。

就職してからパソコンや車などを欲しいと思った時にも一括で買えました。

全く物欲がないわけではありません。

自分が本当に欲しいか必要かを考えて買い物し、基本的にはいざ欲しいものができた時の為に貯めておく。

ずっとそんな使い方。



そんな私が最近お金をかけてもいいと思うものがあります。

それは広く言えば「無形商材」です。


形のないもの。

知識、情報、経験。



別に「無形商材にお金を使おう。」などと決めたわけではありません。

自分のお金の使い方を振り返ってふと、「形のないもの」ばかりであることに気がつきました。

例えば以前の記事で紹介した才能診断ストレングスファインダー。

「自分がどんな資質を持っていて、どう活かしていけばいいか」

という知識、情報を得ました。



それから、パーソナルカラー診断や骨格診断。


「自分にどんな色が似合うか、どんな形の服が似合うのか」

という欲しかった情報が得られました。



これらはそれなりのお金がかかりますが、やってみて良かったです。


やって良かったと思えたからこそ、

「こういうお金の使い方もいいものだな。」

と思えたんです。


そして、学びです。

英会話をやったり、何か新しいことを学ぶ為のお金ならかけてもいいと思っています。



それは自分への投資であり、自分を豊かにしてくれるものだからです。


それでも以前の私なら、

「形のないものにそれだけのお金をかけるのはもったいない。」

と感じて買うことができなかったと思います。


年を重ねたことが気持ちの変化につながったのかもしれません。


最後に、旅などの経験です。



ここには若い頃からお金を使えていました。

行ったことのない場所に行く。
おいしいものを味わう。
出かけた先で、気づきや出会いがある。


そういうものに使うお金なら、もったいないと感じる事はありません。


それらの経験は心の栄養になり、色褪せることなく充実感を与え続けてくれるからです。


結局、人が死ぬ時に振り返って思い出すのは素敵な服や高級な車ではなく、大切な経験や思い出などです。

形はなくても心に残るもの。

そういうものに以前よりお金を使えるようになりました。

そこにはお金を使ってもいいよと、自分に許可を出せたように。

自分と向き合って、 

本当に欲しいもの
心が求めているもの

を確認できたから使えるようになったんだと思います。


これからも必要な時に必要なものを見極めて、お金を大事に使っていきたいと思います。

目に見えないもの。

心の栄養。


大事です。







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