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非認知能力が求められる時代!学校教育に頼らない親ができるたった1つの方法!

この記事は1650字程度で5分で読めます。太字だけ読んでも読めるようになっています。

これからの時代、子供たちに求められるのは非認知能力です。非認知能力って何かっていうと「数値化できない能力のこと」になりますかね。つまるところ、IQやテストの点数や記録みたいなものでは計ることのできない潜在的な能力ですね。

文部科学省が学習指導要領を改定したのはご存知でしょうか。そのキーワードとしては「生きる力」。偉そうに言えば、これは本当によく考えられたワードだと思いました。
Wikipediaより引用

生きる力(いきるちから)とは、全人的な資質や能力のことを指す用語であり、具体的には、「変化の激しいこれからの社会」を生きる力を意味している。2020年から激変する世界情勢の中で、今の子供たちがどう生きていくかは未知数。どんな時代になっても、どんな変化が起こっても、生きられるような力を学校教育が身に着けてさせていこうってことですね。

じゃ、具体的な取り組みは・・・
改定のポイント(文部科学省HPより抜粋)

・幼稚園教育では「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の明確化。
・小学校教育に英語必修、情報教育としてプログラミング、道徳の特別科目化など。また、中学校にも当てはまるのが教科等横断的な学習の充実、とも明記。さらに学校全体として必要な人的物的の確保を行い、教育の質を向上させ学習の最大化を図るカリキュラムマネジメントを確立する。
・授業においては、これまでと全く異なる指導方法を導入するということではなく、これまでの教育実践の蓄積を若手教員にもしっかり引き継ぎつつ、授業を工夫・改善する必要がある。

文部科学省HP←リンクしてありますのでご覧ください。

読者の皆様はどう思いますか?賛否両論あるかと思います。僕の正直な意見を書かせて下さい。ぶっちゃけ、超曖昧!!

僕にも小学生の息子が2人います。授業参観や宿題の内容、学校の様子を聞いたり、面談に行って話を聞いたりしていますが、正直いって小学校が2020年度から学習指導要領が変わっても、これまでと全く変わらない教育が待っているんだろうな、と感じてしまうくらい僕が小学生のころと変わっていませんね。
※ちなみに2019年までの3年間が移行期間でしたので、これまでも何らかの変化があってもいい気がしました。

海外の教育が正解とは思っていませんが、時代の流れにのっていこうと試行錯誤している様子がわかります。その海外の教育こそが非認知能力を鍛えるということにつながっていると感じるんです。

日本も「生きる力」と命名して教育を変化させようとしているのは非常によく伝わります。だったらもっと「何を学ぶのか」よりも「どのように学ぶのか」をもっと明記して、教育の方針を具体化してほしいと強く思います。

さて、本題の非認知能力についてですが、このように大きく世界も変わろうとしている中でどのようにすれば非認知能力を子供たちが身に付ける事ができるのか?

書籍やブログを読んでもたくさんの方法が書かれています。その方法を実際に指導している生徒の親に伝えて試してもらったり、自分の子供たちに試して、特に効果が高かった方法を1つ紹介します。これは「親」ができることで、教師や先生が実践することは難しいですね。親の努力で子どもの非認知能力が高められるんです。

その一番オススメしたい方法。それは・・・

「子供が自発的に選んで取り組んだことを、大人が全力でサポートする」

例えば幼少期であれば、「本を読んでほしい」「公園に行きたい」「絵を書きたい」という要望に対して、大人(親)が時間の許す限り一緒に共有して、大切にしてあげて、見守ってあげて、助けてあげる。自発的に取り組んだことに、一番近い存在の親が認めてあげることで、自己肯定感も高くなっていきます。

小中学生だって同じです。親の希望で何かをやらせる、という意識は捨てた方がいいですよ。子供が興味があるものに対して、環境を整えてあげつつ選択をさせてあげ、その決定を尊重全力でサポートするんです!サッカーをやらせたくても、本を読む方が好きなら月1回は本屋に行って本を選ばせてあげましょう。自分で決定してくことこそが、非認知能力を高める方法なんです。

最後になかなか難しいことですが、子供を育てる、という意識は持たな方がいいと思いますね。僕もついつい口を出してしまいがちですが、子供にはお金は出しても口を出さないように気をつけています。子供は自分で育つ力を持っています。だから、その育ちを親はサポートするだけで十分なんですね。

親が家庭でできるコーチングをまとめた記事です↑こちらも合せて読んで頂けると嬉しいです。

【冒険者プロフィール】・1982年福島県いわき市生まれ
・中高生では陸上に没頭しインターハイに出場
(400mHで個人で県4位。400m×4リレーで東北大会4位、全国準決勝敗退)
・現役で国公立大学教育学部を卒業
・大手予備校就職、2年目で校舎長に抜擢される
・10年以上小中学生に集団授業(数学、理科、社会)
※1校舎で最高320人の生徒を在籍させ、200人以上の前での授業経験あり。のべ10000人以上の生徒を指導する。
・保護者面談、保護者会を通じていくつもの事例に応え続け、学力を伸ばすにはどうすればよいかを考え続ける
・その後、能力をかわれ大学受験指導に転部。それまでの集団指導から離れコーチングによる生徒指導に日々没頭。
・東大をはじめ、京都大学、旧帝国大学、医学部の生徒を多数排出。あくまで現役にこだわる。
・現在は中部圏を中心に高校生指導を現場で行いつつ、日本教育を改革すべく、Noteを中心に活動をする。


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