記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

時折、鏡に映る自分をじっくり見つめてみようか。そこに、忘れられた心の深層の記憶が現れるかもかも? 映画「鏡」★4

タルコさんの自伝的作品。母親への想い、少年時代、妻との別れ、息子、「さまざまな記憶の断片をモンタージュして、自分を心の鏡に映し出す」https://amzn.to/39D5AWLより。

1975年 ソ連/108分 「ЗЕРКАЛО」
監督アンドレイ・タルコフスキー

分かりにくい笑 初見(でもないと思うが)、まったくイミフ。解説見てから、もう一度鑑賞。なんとなく理解できたような気がするが、分からないところも多く、もやもやするようなしないような。

作者(タルコ)を中心に、過去と現在を行ったり来たり。母と元妻が重なり、作者の少年時代と息子が重なる。同じ俳優なので、混乱する。そのほかも含め、誰が誰だか戸惑う。記録映像とかも入ってくるし。

「無意識のなかに確かに存在するが、何かの障害によって意識にうまく再現されない記憶・情景。このような「心の深層」のイマージュが、ある魔術的とも言える手順を通じて、この現在に、鏡に映る像のように再現され意識化される」

https://ja.wikipedia.org/wiki/鏡_(映画)

どゆこと?笑 分かりそうで分からない。

とは言え、安定の魔術的映像美。だから、惹きつけられ魅入っちゃう。いつもの自然描写、水、火、そして今回は風の印象も強い。風と記憶はなんだか繋がりがありそうな…。加えて、音も良き良き。

一つの記憶が無意識から呼び出されると、それは別の記憶を更に呼び出し、記憶と記憶が交錯し、それは現在の情景とも交錯して、複雑なこころのイマージュを形造って行く。~ 歴史と記憶、イマージュの交響音楽とも言える。

https://ja.wikipedia.org/wiki/鏡_(映画)

てゆーか、このWikiページ書いてる人すごいな笑 助かるわ~。

解説見てると、どうやらまだまだ、すごい深みがありそうな気配。ちょっとハイレベル過ぎるのか、タイミングの問題か。意外と、またいつか観たときに、スッと理解出来たりするかもな。と淡い期待。

タルコフスキーにとって、過去は記憶のなかに存在する現在であり、現在それ自身も、過去の記憶のイマージュの一つの複合である。このようにしてうつろい行く記憶のなかに「永遠」が存在している。タルコフスキー自身は「永遠」という言葉は使わないが、変わることのない何かが存在しているのであり、それは「鏡」に映る像のなかにその存在の証明を持っている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/鏡_(映画)

うー、全然書けない…また観よう…。


★\(^^)/☆

この記事が参加している募集

Jah よ! へるぷみ~ (T人T) ナムナム アーメン タスケテ・・ ☆彡(-人- ) 星に願いを・・・ らぶみーてんだー ♡♡♡ <3