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#読書記録

呪縛からの解放 「日本人は「やめる練習」がたりてない」を読んで

呪縛からの解放 「日本人は「やめる練習」がたりてない」を読んで

野本響子さん著 日本人は「やめる練習」がたりてない を読んだ。

お子さんとともにマレーシアに移住したことなど、おおまかには知っていたけれど、著作を読むのは初めて。
二人の子供を持つ親としてだけでなく、私自身の生き方にとっても、新しい視点、考え方にあふれた本だった。

何でも長く続けるのはよいことか?著作の中にには、息子さんの学校生活のエピソードがたくさん紹介されている。その中でも最もびっくりした

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シンプルに考える選択を。「エフォートレス思考」より

シンプルに考える選択を。「エフォートレス思考」より

「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」をAudibleで聴き終わった。

海外のビジネス書らしく、色々なエピソードがたくさん紹介されていている。正直覚えきれてはいないのだけれど、著者自身のエピソードである「Epilogue エフォートレス思考を生きる」は、しっかり心に刻まれた。

娘さんイブの闘病に関する苦しみと選択の経験を語った部分だ。
実体験を語る言葉には、説得力がある。

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これほどインターネットらしい本はない

Amazonからの荷物。「何注文したっけ?」と思いながら開封すると美しい本が入っていて小躍りした。

塩谷舞さんの初エッセイが届いたのだ。

私が塩谷舞さんを知ったのは、執筆活動を本格化した後だったのだろう。意志を持った投稿に好感を持ったのと、何だか胸をつく文章に惹かれて過去noteや、milieuの文章を読み漁っていた。スマホ時間を減らしているため最近の文章は読んでいなかったが、書籍発売のtwe

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「学校」という世界と折り合いをつけて暮らすこと。

「学校」という世界と折り合いをつけて暮らすこと。

読書note vol.1
本を読んで考えた、極めて個人的なきづきについて語るnoteです。

「宿題」をどう考えるかわが家の娘は、今年小学校2年生になった。そして、どんどん宿題をやらない日が多くなってきた。うーん、どうしたものか。

宿題だけではない、学校の支度も、朝の支度も親任せ。
娘の場合「宿題をやらない」というよりも、宿題も含めた生活全般を「自分でやろうとする力」が足りないように思えた。

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