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【YouTube大学まとめ】子供のほめ方しかり方②『親の声かけ次第で子供は変わる』後編

子育てに必要な『褒め』と『叱り』。この2つには、やっていいやり方と、やってはいけないやり方がありました。それを、こんなにわかりやすく、かつすぐ実践できる方法があるなんて思いませんでした。


【YouTube大学まとめ】はマガジンにてまとまっています!
最後のあとがきに僕の想いを書いてます!

今日はこの動画!

前編では、条件付き褒め方はいけないと説明しました。その上で、3種類の褒め方があると言いました。
1つは、おざなり褒め。2つ目は人中心褒め。これら2つはやってはいけないことです。

では、良い褒め方とはなんでしょうか?それが3つ目の褒め方になります。

③プロセス褒めをしよう

プロセス褒めとは、その道中の努力や成長にフォーカスを当てることです。

例えば、絵を描いてくれた子供に対して、ただ「綺麗だね」というおざなり褒めではなく、「よく見てるね!」や「確かに、こうなってるもんね。よく観察してるね!」と、その時のプロレスを褒めるということです。

これをすることで、言われた子供は『さらに良いプロセスを積み上げよう』とプロセスに対してモチベーションをあげれるようになります。

わかりやすく、悪い例でいうと、
宿題を早く提出した子供に対して、『早くて偉いね』とほめてしまいました。そうすると、その子供は、常に早く出そうとし始めてしまったのです。つまり、点数がどうかとか、考えながらやっているかどうかなどを無視し、早く出しさえすれば褒められると思い込んでしまいました。

褒められるというのは、それぐらい強烈な欲求なのです。
だからこそ、
おざなりに褒めたら→なにも見てくれないと思う
全人格的に褒めても→何もできなくなる
褒める部分が違っても→そこばかり狙うようになってしまう

なので、ちゃんとプロレスを見て、『何回もチャレンジしてすごいじゃないか』とプロセスを褒めてあげることが大切です。

これができることにより、うまくいっている時も、そうでない時も、褒めれるのです。試合で負けてしまっても、プリセスを褒めることにより、この努力で前に進んでいるところをちゃんと見てくれる人がいる。『よし、もっと努力しよう』と頑張り、いずれ勝てるようになるのです。

そうはわかっても、仕事があり忙しいとちゃんと見てあげれないですよね。

上手な褒め方3ポイント

①成果よりプロセスにフォーカス
②おざなりにならず、具体的に褒める
③質問する。(自由回答式)

質問 は自由回答式で、子供に答えさせよう

子供はなにかを話したくて、見せに来てくれるんですよね?
それをちゃんと聞いてあげることをしましょう

つまり、傾聴力が大事になっていきます。
子供も一個人として、リスペクトし、傾聴力を発揮してください。

褒め方については以上になります。
次は叱り方ですかが、褒める以上に叱り方は注意してください。

まず、叱り方として、『二度とお菓子あげないよ』など親が絶対権限を持っているような、罰を与える叱り方はやめてください。

罰の問題点4つ

まず、罰の問題点について理解しましょう。

①より攻撃的、反発的になる

→子供はいかにその罰をすり抜けるかを考えてしまいます。
学生がいかに校則をすり抜けるかを考えるのと同じです。

②力による解決の正当化になってしまう

→親が罰による解決をしてしまうと、力によって支配することが正しいと刷り込まれてしまいます。その子供が育った時に、下の人間に対して、「いうこと聞かないなら・・・」と罰を与えるようになるでしょう。
何か問題が発生した時に、罰によって解決しようとしている親を見て育っているわけですから、それはそうなってしまいますよね。

③関係悪化

→どうしても、免れない問題です。

④一切反省を促せない

→人間は、怒りや憎しみ、不安、わかってもらえなかったという感情の方が大きいです。罰をもらって素直に反省する人はいないということです。

上手な叱り方が4つあります。

罰のように問題があるなら、『叱らない方がいい』ではありません。前編でも言った通り、独裁者と消極的な2つの選択肢のみで考えず、リーダー的立ち位置に立つことが大切です。

①「だめ」「違う」をできるだけ使わない

こどもは「なぜ?」「どうして?」と聞いて来ますよね。
「なんで昨日はおかし食べてよかったのに、今日はダメなの?」と。それに対して「いいから、ダメ」というのは言ってしまいがちですが、力で押さえ込んではいけません。

そうではなく、

②結果より、努力・プロセスにフォーカス

お菓子を食べてしまった子供に対して
「どうしてお菓子を食べてしまったの?」と聞き、
「お腹が空いていた」ときたら、
「じゃあ、なんで朝ごはんをちゃんと食べなかったの?」と聞いて上げましょう。
朝ごはんを食べなかったからお腹が空いてお菓子を食べちゃったんだよね。じゃあ、朝ごはんはちゃんと食べた方がいいよね。

このように、感情的にならず、もう一度冷静に話し合って見ましょう。その上で・・・

③理由を説明しよう

朝ごはんを食べなければいけない理由、お菓子を食べちゃけない理由を説明してあげましょう。

お菓子を食べたら、大きくなれないから。健康でいられないからだよね。そして最後に・・・

④気持ちを正直に話そう。

健康でいられないと、病気がちになっちゃう。そうなると、お父さん、お母さん悲しいんだよね。と丁寧に伝えましょう。

親は完璧じゃなくていい

このように懇切丁寧に褒め、叱ることが大事とわかっていても、毎日やるとなると、難しそうですよね。

でも、完璧である必要はありません。一番大切なのは、気持ちを伝えること。私は完璧ではないということすらもちゃんと説明しましょう。

その上で大切な習慣があります。

わたしメッセージを伝える

なにかを変えようとした時に「あなたはこう」と言いがちですよね。「あなたはお菓子を食べ過ぎてる」「あなたは動画を見すぎてる」など、あなたにフォーカスを当てるのではなく、それをされて、私は困っているということを吐露することが大事です。

このように私メッセージを言う習慣のプロセスがあります。

キーワードは4つ。
『行動』『感情』『影響』『提案』

行動は、判断せず、そのままを描写する

「お姉ちゃん、弟を蹴ったね。ダメじゃない!」
と、いきなり判断するのではなく
「今、おもちゃの取り合いをして、お姉ちゃんは弟を蹴ったね」
→行動を描写します

自分の感情を話す

「それを見て、あ母さんどう思ったと思う?2人とも大事な子供なのに蹴られてる弟を見たらすごい悲しいよね」

周りの影響について説明する

「お姉ちゃんが、都合悪いと蹴るようになると、周りの友達にもそうするようになって、友達できなくなっちゃうよ」

そうならないための提案を話し合う

「つぎ、おもちゃの取り合いになった時に、蹴らないようにするにはどうしたらいいかな?」
「私は、こういう時はこっちが使ってみるのがいいと思うけど、それでいい?」「他に違うやり方ある?」

提案をお姉ちゃんにも聞いて見ましょう

この4つの流れを習慣にしましょう

親の毎日の習慣を変えることで、様々な問題を解決することができます。

いきなり完璧にはできません。ですが、頭に入れ、少しずつ実践していきましょう。

Q、ゲームは1日30分を守らせるには?

本書では、様々な状況に応じたQAが用意されています。その中で1つ紹介します。他に知りたい方は本書を手に取って見てください。

こういう約束を決める家庭は多いですよね。でも、中々子供は守りません。そういう時はどうすればいいでしょうか?

『行動』『感情』『影響』『提案』を話しましょう

ここでも、大切になってくるのはこの習慣です。
なぜゲームを30分以上やってはいけないのか、そうなると親がどんな思いになるのかを丁寧に話しましょう。

時間を決めてやらないと体を害する。(影響)
それが心配。(感情)
でも、30分以上やっている。(行動)
その上で、オーバーするならどうしたらいいかな?(提案)

子供と一緒にルールを考えよう

頭ごなしに言わず、子供を信じ、一緒に考えていきましょう。

一緒に考え、プロセスを褒め、ちゃんと一個人として関わる小さな習慣が、『愛されている』というメッセージになり、子供に伝わります。

1個1個で変えようとせず、丁寧に関わっていきましょう

その上で、肩の力を抜いてください。親の幸福さが重要なんです。

絶対完璧じゃないといけない、このやり方を全てしなきゃいけない、と苦しまないでください。

子育てを頑張っているのは十分わかっています。完璧です。その上で、もう少し愛情をかけたいなと言う時に、少しずつでいいのでこういう行動を意識的にやって見ましょう。

以上!最後までありがとうございました!

個人的な感想

僕はまだこごもがいないですが、甥っ子が4歳でよく遊びます。その時になにが正解なんだろうと模索しながらいつも接していました。叱るのはダメなら叱らず全て肯定すればいいのかなと思っていたり、おざなり褒めをよくやってしまっていました...
今回もめちゃくちゃ実践できる内容でおもしろかったです!
むしろ、早く実践して見たい!

みなさんはいかがだったでしょうか!

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前編では、褒美や罰を中心とした条件付子育てのいけない理由を解説し、どうすれば無条件子育てができるかを丁寧に解説しています!ぜひこちらも参考にしてください!


あとがき

僕は小さいころから新しいことを知るのが好きです。
学生時は勉強法を知るのが好きで、よく中田敦彦さんの勉強法やプレゼンなどを見てました。そんな中田敦彦さんがYouTube大学を開き誰でも見れるようになりました。

そしてその内容は、本の要約、解説。

僕自身本が全く読めない性格で、長文は苦手です。
ですが、YouTube大学はめちゃくちゃ分かりやすく、ワクワクします!
だからこそ、そこでの学びをnoteを使って整理したいと思いました。

noteで整理することにより、文字で見れるようになります。そうすることで必要な部分、大切なポイントを簡単に見れます。長文が嫌いな人向けに、目次をうまく活用し、目次を見るだけで理解できるようにします。

これの活用法は、動画の学びをより脳に定着させることです。僕もそうですが、学びを見ても次の日には半分くらいは忘れてしまいます。それを思い出すために動画を見直すのは、時間がかかりますよね。でも、付箋のようにメモが残ってれば思い出せます。それがこのnoteになります。

発展途上なので、やりながらどんどんバージョンアップさせて行きます!
応援よろしくお願いします!

参考文献


「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」島村 華子(ディスカヴァー・トゥエンティワン )


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