不自由人間から自由人間になる

■二種類の人間が存在する

1日24時間。

これは生きている人間、誰しもが平等に持っている数字だ。あれだけ世の中は不公平だと言われているけど、こればかりは、みんな平等だ。

そして、どんなに大金持ちで権力がある人だって1日を30時間に増やすことはできない。私たちも、トランプ大統領も、1日に与えられる時間というものは『24時間』だ。

でも、おかしいなと思うことは。みんな同じ
24時間を所有している筈なのに、どうして２種類の人間に分かれるのだろう。

自由に楽しく生きている人と、
不自由でストレスを溜めて生きている人

■自分の時間と他人のための時間

私は自由人間と不自由人間が生まれる理由は
『時間の使い方』にあると思っている。

時間というものは、ざっくり分けると

自分のための時間と他人のために使う時間

に分類される。

自由人間は、自分のために使う時間の割合が
他人のために使う時間よりもはるかに多く

不自由人間は、他人のために使う時間の割合が自分のために使う時間よりもはるかに多い

つまり、時間を自分に使うか、他人に使うかによって自由になるか、不自由になるかが決定されるのだと思う。

■他人の時間を生きすぎる日本人

日本で社会人になって感じたことは、
不自由人間の多さだ。

先日、関東に大きな台風が来たけど、その際
駅のホームがサラリーマンでごった返している画像がTwitterで流れてきた。

ニュースでは、朝9時の出社時間を守るために、早朝5時に家を出た、前日ホテルに宿泊したという話が飛び交っていて、そこまでして会社に辿りつく意味はあるのかなぁと思った。

そこにいた大半の人たちは、台風でも出社したいくらい会社を愛しているから、自分の意志で駅のホームにいたのか。

きっと、皆出社するだろうから行かなければならない、会社とこの時間に出社すると約束したからそれまでに辿り着かなければいけない、どうしてもあの作業を終わらせなければいけない...という思いが駅に足を向かわせたのではないか。

もちろん、その生き方に納得しているなら問題はないけど、多くの人たちが不自由さを感じている。

『有限で貴重な24時間という財産』を、他人時間にばかり割いて、残業が嫌だとか、有給が取れないと言って、自分の時間が無いと今日も
もれなく不満を漏らしている。

それでも、多くの人は他人に時間を割き続け、自分のために時間を使うことを選ばない。

■本来は誰しもが自由だ

多くの人は、こうしなければいけない、
こうするしかないと思って、自ら牢屋に閉じ込められに行っている気がする。

でも、実はその牢屋に鍵はかかっていなくて
“意志さえあれば”今すぐに出ることができる。

あなたがあなたとして存在できる、長いようで短い儚い命なんだから、どうせなら自分のためにたくさん時間を使っていこうよ

他人に時間をあげてないで、自分のために時間を使って、大好きなことに使っていこうよ、
自由になろうよ、と私は思う。

■私は自由に生きることを選んだ

去年くらいから、私は24時間体制で
自分の時間を生きている。

好きな仕事を経験して、興味のあることにどっぷりハマって、行きたいところに足を運んで、好きな人と時間を過ごしている。

自由になるのに、権利や特別な資格なんていらなくて、やったことといえば、私は今後自分のために時間を使っていくんです！と決意しただけ。

何かを選ぶときに、これは果たして自分のために時間を使うということになるのか？と、注意深く判断しているだけ。

選択肢だらけの今の世の中で、絶対自分が自分らしく生きられる方法はたくさんあるから、
それを本気で調べただけ。

何も難しいことは必要ない。

ただ、自分のために時間を使う

その決意が、不自由人間から自由人間になる方法なのだと、私は思う。

＊＊＊

■さいごに

お話をまとめると、

時間には自分のために使う時間と他人のために使う時間があり、自分のために使う時間の割合を増やす決意をすれば自由になれるよということを綴りました。

私は自由になりたい欲が強い人間で、自由が
幸せの大きな要素になると考えているので、

今回の記事は昔の自分に宛てて書きたかったテーマでもあるし、不自由だと感じている人が少しでも自分の時間を生きられるようになればいいなと思って書きました。

とはいえ、幸せの定義は人それぞれです。

誰もが自由になる！好きなように生きていく！
という考えが幸せに直結するかといえばそうではないし、いいなと思う生き方は人それぞれ。

あくまでもこれは私の考え方で、他の生き方や考え方を否定するつもりは一切ございません！

＊＊＊

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