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ゆっくりと、遅らせましょう。

その焦り、捨てましょう。

「怒るに遅い人は、強い人よりもよい」という言葉があります。これを、日常生活で実践できますと、良いことがドンドン起こるようになります。“怒り”は人生を破滅に追いやってしまう危険な感情です。1つの“怒り”が招いた出来事が人生で致命傷になることもあるほど、“怒り”の感情はマイナスの現実を引き起こすのです。

自分の思い通りにいかない、人から嫌なことを言われた、なぜかムカムカする。短気な人は、ほんの少しの理由で怒るものです。しかし、それは弱さの表れでもあります。腹が立つから怒るのではなく、怒りをぶつけて自分を正当化したいがために怒るのです。つまり、ものすごく自己中心的なのです。たしかに、自分の思い通りにいかなかったり、人から嫌なことを言われたりしたら、ムカムカするものです。しかし、それを“怒り”に転換するかしないかはその人の人間性にかかっています。“怒り”に転換するのはとても簡単です。つまり、理性を働かせることのできない動物と変わりありません。ただ、“怒り”の感情に任せて、怒っていたら、“怒り”を引き起こす出来事が次々と降りかかってくるのです。なぜかというと、意識と潜在意識の関係は作用反作用の法則で成り立っているからです。

ですから、ムカムカしたとき、グッとこらえられるかどうかで今後の人生が向かう先も変わってくるのです。“怒りをなくしましょう”というのは、とても難しいかもしれません。怒りをなくすのではなく、怒りのエネルギーをプラスに転換することができれば、その分、強烈な馬力を得られ、良い方向へと推進していく力となるのです。では、“怒りの感情”をプラスに転換するにはどうしたらいいのでしょうか?その答えは、「思考の焦点をズラすこと」です。

怒りを感じるとどうしても、思考の焦点が“怒りの出来事”に向いてしまう。そうすることで、火に油を注ぐように、ますます怒りが湧き上がってきてしまうのです。ですから、思考の焦点を“怒りの出来事”からズラすことが必要なのです。“怒り”を感じたら、グッとこらえて、思考の焦点をズラすこと。そして、自分のビジョンに焦点を当てることで“怒り”は静まっていきます。

心というのは2つのことに同時に考えることはできません。“怒り”のことを考えているのなら、心は“怒り”でいっぱいになります。逆に、“ビジョン”のことを考えているなら、心の中は“期待や希望”でいっぱいになるのです。心がどちらの状態で保たれていたら、人生に良い影響があるかは明白ですよね。ですから、“怒り”を感じたら、グッとこらえる習慣をつけてしまう方が賢明であり、それによって人生を良い方向に導くことができるのです。しかも、習慣になってしまうと“怒り”という感情が沸いてくるのも自然と遅くなってくるものです。

一時の感情に支配されず、冷静に見つめ、心をプラスの感情で満たしていく習慣を身につける。「怒りに遅い人は、強い人よりもよい」のですから、怒りを遅らせる工夫をしていきましょう。その工夫は、あなたの人生をより良い方向へと舵を取ってくれるのです。

“どんな時に怒りを感じますか?”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今夜もステキな時間をお過ごしください。

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