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2020年8月

長い長い梅雨が明けて、セミ達とともにびっくりする暑さがやってきた。陽射しのもとでは、カーッと灼かれる感じすらあるけれど、夏が一番好きな私にとっては、それも嬉しい。 6月に休校が解除されるまで、全くといっていいほど、本が読めなかった。積ん読は沢山あるのに、外出自粛期間も、本を開けず、開いても頭に入らなくてすぐに閉じていた。 すっと入ってきたのは、青山ゆみこさん、牟田都子さん、村井理子さんがweb上で綴らていた交換日記。『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』

    • 部屋を片付けてしまったら。

      あれから一週間経った日曜日を迎えた。 体調は概ね良くなり、喉の痛みがある程度となった。多分、これは一昨日、夕ご飯の片付けに気が向かなくて、気力を振り絞るためにアンジェラ・アキさんの『手紙』を思い切り歌ったことが影響しているように思う。しかし、治りが悪い。 さて、体調が悪くなる前、私は家の一部屋の片付けをしていた。完全に物置部屋となりかけている、北側の部屋。 『万が一にも、誰か具合悪くなったら自宅内隔離するんだよね、そのときに片付けるのじゃ遅いし』と黙々とスペースを作っていた

      • 手紙と物語

        軽い頭痛に微熱。 近医を受診することにした。 『37.5℃以上だったら、院内に入らずインターホンで』と貼り紙がされていたので、ドアを開けて「37.3℃なんですが、入ってもいいですか?」と確認。受付の方と数メートル離れた位置で話し、車で待機することになった。 正直なところ、診察できず自宅に帰されるかと危惧していたので、診てもらえてホッとした。 コロナの可能性はゼロではない。けれど、多分普通の風邪じゃないかな、と。 週末から、初期症状、経過など、サーチしてばかりいる。 そして

        • 頭痛の日曜日

          毎日毎日、信じられないようなニュースに悲しんだり怒ったりしている。 こんな日々を記録に残さなきゃと思いながらも、気持ちがザワザワするのは止まらない。 外出自粛で、たまった本でも読もうかと思ったけれど、不安がある中では、なかなか本も進まない。 そうこうしてるうちに、体調が危うくなってきた。喉の違和感から始まり、お腹がゆるくなってみたり、良くなったり、そして、ここに来て頭痛と微熱。 普段なら、さして気にもせず、鎮痛剤を飲んで過ごしているが、この状況では、何もかも疑わしい。 あ、

        2020年8月

          一斉休校と、図書館と。

          木曜日から苛々とため息が止まらない。 全国で一斉に休校との要請…この件について、問題点は多くの方が既に指摘されている。何故全国で一律に休校なのか、1ヶ月超えの長期なのか、金曜がいきなり最終登校となる唐突な要請なのか、根拠も妥当性も全くわからない。 母が元々教員だったので、この時期の多忙さはずっと目にしてきた。どんな思いで先生方が、子供たちが昨日の最終日を迎えたか、想像するだけで苦しい。 私が住む自治体では、3/2(月)から児童クラブは開所されることとなった。来週1週間は学校

          一斉休校と、図書館と。

          睦月 19日

          遅ればせながら、初詣に行ってきた。 八方除けの寒川神社。 以前、年始に訪れたら、神社周辺が大渋滞で、お参りを諦めて帰ったこともある。そんなわけで、今年は少し日にちを遅らせてみた。 Googleマップでは、最寄りのインターを降りた時点で、あと7分と出ていた。 軽く40分くらいは待ったように思う。車内では歌、説明しりとり、普通のしりとりなどが繰り広げられ、「もう面白くないからやめよう」という息子の一言で終わった。 年始に、夫の実家近くの神社にもすでにお詣りに行っている。だから、

          睦月 19日

          料理と宅配食材サービス

          生協の宅配サービスを利用している。一応。 というのも、最近は子どもが手を離れつつあり、買い物に行ける時間もできた。しかも、締め切りまでに注文し忘れる。結果、週一回届くのが『卵・牛乳2本のみ』となることが頻繁になってきた。意味あるか…? 共働き家庭の今の私にとって、負担なもの。それは、買い物ではなくなった。 …料理。とにかく、料理が苦痛だ。左記をタイトルにした本まで読んでしまった(面白かったので、この本については後日書いてみたい)。 しかし、料理は作らねばならない。 そ

          料理と宅配食材サービス

          仕事初め

          9日間あったはずの休暇はあっという間に飛び去り、今日から仕事初め。 ちょっとお休みを挟んだだけなんだけれど、何となく気持ちも改まって、会う人会う人、丁寧な気持ちで挨拶する。「おめでとうは言えないんだけど」と置いて、「今年もよろしくお願いします」と声をかけてくださった方もいた。それぞれに抱えていることがあるけれど、また次の年を迎えられたね、という気持ちで笑顔と言葉を交わす。 朝、小2の娘からは「ママ、休み明けブルーって知ってる?」と聞かれた。どこでそんなワードを…と思ったら、

          仕事初め

          かもめちゃん

          本屋で見かけた時から気になっていた、小川糸さんの『ライオンのおやつ』。クリスマスに息子がプレゼントしてくれたので、年末に早速一気読みした。 瀬戸内の海と柑橘に囲まれたホスピス、ライオンの家。 若くしてそこに入ることを一人で決めてきた、主人公。 週に一度のおやつの時間は、誰かがリクエストした人生の最後に食べたいおやつを、再現してくれる。 読み進める中で、音楽セラピーをするかもめちゃんという人が出てきた。音楽療法士、という単語が物語に出てきたとき、ハッとして、涙ぐんでいた。

          かもめちゃん

          師走 30日

          ずつと家族の体調が整わず、ようやく遅ればせながら、昨日クリスマスパーティーをした。パーティーといっても、①星の形の人参が入ったカレー ②苺とホイップクリームでサンタを作る の二点を満たせばいいというので、気が楽だ。 クリスマス当日、私の枕元にもプレゼントがあった。お手紙付きで『ママのほしかったライオンのおやつです。よろこんでくれるとうれしいです。◯◯サンタより』と息子の名前。 それはそれは、嬉しかった。前々から欲しいものをリサーチされているのは分かりやすすぎていたけれど、そ

          師走 30日

          師走 19日

          学童に娘を迎えに行った帰り道。明日は学校でクリスマス会をやるという(お楽しみ給食という、私が子供の頃には存在しなかったイベントもある)。 クラスでやるお楽しみ会的なものなのだけれど、その中で娘はクイズを出すらしい。 「クリスマスって、日本の言葉じゃないって、ママ言ってたでしょ?それをクイズにしようと思って」と。 Q.クリスマスは、どこの国で生まれた言葉でしょうか? A.外国 あれれれれ…? 私「ねえ、どこの国って聞いたら、国の名前を答にしないと…」 娘「だから外国なんでしょ

          師走 19日

          師走 23日

          インフルエンザの収束とともに、今度は胃腸炎をもらってきた息子…週末に予定されていた、おばあちゃん家でのクリスマスパーティー、習っている空手の大掃除&餅つき、どちらも参加できず、踏んだり蹴ったり。 ようやく、少しずつ食欲も戻り始め、どうにか明日の終業式を無事迎えられそうになってきた。 この冬、息子がいろんなクリスマスソングを歌い始めた。『そりすべり』『サンタクロースがやってくる』『ジングルベル』…随分色々知ってるねぇ、と聞くと、学校の音楽の時間に沢山のクリスマスソングを教えても

          師走 23日

          師走 17日

          出席停止でここ2日見てもらっていた娘を、実家に迎えに行く。昨夜は父にどんどんお酒を勧めて、一緒に歌って踊っていたという。曲は、吉幾三の『おら、東京さ行ぐだ』。 ここ二ヶ月くらい、ずっと誰かの調子が悪く、なかなか行けなかったため、久々の家。 冷蔵庫に、見覚えのある筆の文が貼られていた。 『春苦み 夏は酢の物 秋辛み 冬は油と心して食え』 「あ、読んだんだね!」と思わず声を上げてしまった。この前我が家に来てくれた時(この時もお見舞い的な訪問だった)、良かったらと持っていってもらっ

          師走 17日

          師走 15日

          ようやく外に出られるようになり、好きなものを見たり買ったり、楽しんでいる。 買い物が好き、だけど、買わなくても楽しい。気になっていたもの、新しいもの、そういう物を見たり手に取ったり、情報というか刺激が入るだけで満足してしまう。刺激の問題なのか、『自分のために時間を使ってる』ことが良いのか、とにかくどこでも、気付くと時間が経っている。横道世之介にもそんな場面があった。世之介と彼女がスーパーを嬉々として歩く。すごくよく分かる。 私は私のための時間をもっと作りたいんだなぁと思う一方

          師走 15日

          師走 13日

          娘の熱はあっという間に下がり、咳が多い他はまあまあ元気。朝一で小児科に連れていったら、やっぱりインフルA。 こんな中、一昨日予防接種を受けさせたのも良くなかったかなぁ、とか振り返るも、悔やんでも仕方なし。週明けからの体制を早々に組む(偉そうに言ってるけど、要は実家に預けさせてもらう…)。 何と言っても元気なので、午後は二人でトランプ各種(スピード、ジジ抜き、7並べ)、ダイヤモンドゲーム(私に勝てないと泣きながら何戦しただろうか…)、『不思議がいっぱいの本』に載っているもの

          師走 13日

          師走 12日

          インフルエンザ謹慎生活も5日目に突入。私の咳も殆ど出ないし、子供も晴れて明日には登校可能。家庭内感染の可能性が低くなったであろうと、リビングと和室をつなげて広々空間に戻して生活。暖かな陽気で外干ししたお布団もふかふか。 ラジオから『ラジオネーム◯◯くん。僕は小学校四年生です。インフルエンザで熱が出て、家の中で隔離されてます。」なんてリスナーからのメールが。息子と「同じじゃん(笑)」「いいなぁ僕もステッカー欲しいな」なんて会話をして。 今週末は無印良品週間かぁ、なんて思っていた

          師走 12日