師走 30日

ずつと家族の体調が整わず、ようやく遅ればせながら、昨日クリスマスパーティーをした。パーティーといっても、①星の形の人参が入ったカレー ②苺とホイップクリームでサンタを作る の二点を満たせばいいというので、気が楽だ。

クリスマス当日、私の枕元にもプレゼントがあった。お手紙付きで『ママのほしかったライオンのおやつです。よろこんでくれるとうれしいです。◯◯サンタより』と息子の名前。
それはそれは、嬉しかった。前々から欲しいものをリサーチされているのは分かりやすすぎていたけれど、それでも、喜んでくれたら、という気持ちで贈られたら、とっても嬉しい。

更に、夫からもプレゼント(ポーレックスのコーヒーミル)。

さて、ここで、『ありがとうを言ってもらえなかった』『プレゼントを贈る側の仲間に入れなかった』と複雑な心境・表情になっている人が…娘である。

この時から連日、日に何度も「ママは何がほしい?」「明日までに決めてね」と声がかかる。
気持ちだけでいいんだよ、と伝えたり、うーんなんだろうなぁ、とぼやかしてみたり。しかしめげない。

昨日、一緒に出かけた本屋さんで、娘に本を選んでもらうことにした。といっても、2冊まで私が絞り込み、どちらにするかを委ねてみた。
私はてっきり、表紙の絵に惹かれて山本幸久さんの『ある日、アヒルバス』を選ぶかなと思っていたのだけれど、「ママの歌っていう字が入ってるから、こっち」と宮下奈都さんの『よろこびの歌』を選んでくれた。

選び方も嬉しくて、いいプレゼントをもらったなぁとほくほくしている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?