2020年8月
長い長い梅雨が明けて、セミ達とともにびっくりする暑さがやってきた。陽射しのもとでは、カーッと灼かれる感じすらあるけれど、夏が一番好きな私にとっては、それも嬉しい。
6月に休校が解除されるまで、全くといっていいほど、本が読めなかった。積ん読は沢山あるのに、外出自粛期間も、本を開けず、開いても頭に入らなくてすぐに閉じていた。
すっと入ってきたのは、青山ゆみこさん、牟田都子さん、村井理子さんがweb上で綴らていた交換日記。『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』。タイトルがいい(偉そう…)。私が思う、抱えるモヤモヤを、三人の皆様が言葉にされていて、そうそう、そういう感じなんです…!と一人で頷いては心が少しずつ軽くなっていた。
(書籍化されたので、これから改めて読む予定です)
仕事は春先から変わらずある職種だったけれど、いろんな制限、ストレスがかかることに、思った以上に自分は弱いのだと分かった。大好きな本も読めないなんて。
取り戻すかのごとく、この夏は色んな本を読んでいる。
特に面白かったものは…
『生き心地の良い町』
『晴れたら空に骨まいて』
『イマジン?』
『急に具合が悪くなる』
『世界は贈与でできている』
『大富豪アニキの教え』
『バウルを探して』
また改めて、それぞれの紹介はしたい。
本が読める、その身体と心の状態があることは、当然のことではなかった。
身体も心も、意識して自分で整える。
こうして、今はセルフケアや漢方の考えに興味が湧き、また本を探しに行く。
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