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「天才たち」の意味が分かる映画
久しぶりに映画を観た。「ハッピー・オールド・イヤー」の彼女が出ているというのだから面白くないわけがない「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」。久しぶりに観る映画にしては相当刺激的な、使い古された言葉ではあるが手に汗握るような作品だった。一瞬たりとも気が抜けず、エンドロールでは思わずホッとしてしまった。ぼんやり話の内容は知っていたから題名を見たときに、え?天才なのは主人公の一人だけでしょう?と思っ
もっとみる人と自分との価値観を見直す映画
「ハッピー・オールド・イヤー」は10月に東京の映画館でリーフレットを見つけ、何が何でも観てやろう!と決心した作品である。やっと出会えた、、。やっと新年あけましておめでとうな訳である。カメラやクマの人形、Tシャツやレコードなどキャッチーなデザインのど真ん中に何とも言えない顔の主人公が現実的な黒のごみ袋を持っている様子がとても良い。その横には「ひとの気持ちは、簡単には仕分けられません。」の文字。これ
もっとみるインスタ映え以上の価値ある映画
最初は素敵だと思っていたのに、有名になるにつれて「若い女の子がこぞってインスタでおすすめする映画」そんなイメージがついてしまっていた「世界一キライなあなたに」。観終わった後そんなイメージを抱いていた自分を叱りたくなった。これは、インスタ映えするようなかわいい~感じの映画ではない。もし「どうせ世界観だけでしょう」と思っている人がいたら1度観てみて欲しい。観終わった後に得られるものは大きいはずだ。
大好きな匂いがする映画
「マイ・プレシャス・リスト」は、私にとって冬のにおいを思い起こす映画である。赤や緑に染まったショーウィンドウ、木々を彩るイルミネーション、窓の外はキラキラと輝いて、口から出る息は白くて寒いのに心はぽかぽかと暖かい。大人になってもサンタさんがやってくるドキドキを感じられる人には、この映画で冬が来る高揚感や幸福感に包まれることができるのではないかと思う。
唯一の鎧を脱げる場所 18歳にしてハーバー