デンマーク コペンハーゲン2泊3日の女子ひとり旅
北欧2カ国目はデンマーク。やはり2泊3日でコペンハーゲンを楽しむとする。デンマークこそ、この北欧旅の最後の後押しになった国だった。去年インタビューをした相手がコペンハーゲンでワーホリをしていて、その街の様子をあまりにきらきらと語ってくれるので、こんな円安なのについ来てしまった。
ちなみに、コペンハーゲンは気合いを入れて観光したので、かなり記事が長い。そしてそれを緩和するために独立させた記事もかなり多い。
雪にも降られたノルウェーから一転、こちらは晴れていて日差しがあたたかい。ずっとこんな感じかと思ったら、つい1日2日前からということで、今は低めでもやはり北欧。とにかく、天気がいいことは最高の滑り出しと言える。
ホテルmayfair に荷物を預け、まずは散歩をしてみることにする。今回はコペンハーゲンカードという観光券も買ったので、気になるところは入り放題だ。
(↑ホテルについては記事を書きました)
コペンハーゲンの市庁舎。歴史ある建物をみるとヨーロッパにきたという感じがしてやっぱり嬉しい。
ストロイエという観光通りへ。銀座と原宿の間みたいな通りだな〜と感じる。お土産屋さん、ファストファッションから高級ブランドまでが並ぶ。
ザ!コペンハーゲンというニューハウンに来た。カラフルな街並みとボートがとてもかわいい。
人通りも多く、レストランが賑わっているだけじゃなく道端に腰を下ろしてひなたぼっこをしている人も多い。絶好の散歩日和だ。
街のランドマークでもある教会に来た。外観も内観も美しく、キリスト教に詳しくなくても一見の価値がある。
ちょうど通りかかったアマリエンボー宮殿で衛兵交代が行われていた。衛兵さん、ずっと立っていてこんなに見られて大変そう、、と一般人すぎる私は思ってしまう。
さて、せっかく観光券があるのだから、使ってみよう。そういうわけで塔から街を一望できる教会を目指すことにした。
かなり特徴的な見た目の、救世主教会だ。塔に登れるらしいので、登ってみることにする。時間予約が必要で、時間を潰す必要がある。
なので無料解放されている教会部分の見学をした。大きいハープから絶えず音楽が流れてくるので、座ってそれを聞いているだけでも満足できる。
塔に入れる時間になったら、また受付へ。時間予約の画面とコペンハーゲンカードを見せて、あとはひたすらに階段をあがる。
これ、人数制限しないと床が抜け落ちちゃうのでは?と思う年季の入り方と、そして狭さだった。
外に出ると、外観でも特徴的だったぐるぐるの外階段をあがっていく。これがまた、めっちゃ怖かった。高所恐怖症ではない私も、膝ががくがくした。
怖さ含めて、忘れられない経験になった。てっぺんは展望台になっているわけではなくて、ただツイストが狭くなる部分がある。
お次はローゼンボー城へ。400年ほどの歴史のある建物だという。城内の見学は時間予約をしてはいる。
さて、ここからはそのきっかけになった相手と合流し、カフェを案内してもらうことに。私はカフェやレストランを探すのがめちゃくちゃ下手で(ていうか多分あんまり興味なくて)、その土地の美味しいものを食べ損ねまくる。だから現地の声は本当にありがたかった。
ニューハウンに戻ってきて、ぶらりと散歩。写真も撮ってもらって、嬉しい!
外食は高いからスーパーがいいよ!と案内してもらい、今晩の食料をゲット。パン以外の野菜をとれて一安心する。
2日目
2日目はおすすめしてもらったパン屋さんへ。着いた時には行列ができていて、さすが人気店だった。
クロワッサンだけテラスでいただき、もうひとつおすすめしてもらったカフェへ。
朝ごはんを満喫して、11時から開くルイジアナ美術館のために10時には移動を開始する。ここは本当におすすめの場所なので、特に晴れたあたたかい日にコペンハーゲンにいるなら絶対に訪れるべきだと思う。
あまりに良すぎて、詳しいことは別記事に書いた。
たっぷり3時間半ほど過ごし、市街地に戻ってくる。散歩がてら公開されている城塞に入ってみる。
のんびりしてもいいくらい気候がいいが、いきたい観光地が早めに閉まってしまうので、どんどん移動する。まずは三大がっかりといわれる人魚像へ。
桜の舞う境界を横目に、デザインミュージアムへ。
ここの展示も、滞在時間は長くないが写真をたくさん撮ったので別記事にした。
さて、今日中にもうひとつコペンハーゲンカードを使いたいものがある。それがカナルツアー。ボートでガイドつきの案内をしてくれるというものだ。
ニューハウンまで急いだが、カード対象のボートはここから出航ではないという。Ved Strandenだ、ということでマップを頼りにさらに10分ほど歩く。
さて、展示を見て存分にざわざわしたところで、ボート出航の時間が近づいてきた。へりがわの席が一つだけ空いていて、そこで出発を待つ。
ツアーは1時間。また出発地点に戻ってきて、解散となる。19時に夕食の予約をしてもらっていたので、それまで1時間と少し。もう一つだけ気になる場所を巡ってみよう。
それが、チボリ。遊園地っぽい場所で、観光地を調べるとやたらと出てくる。年齢的に楽しめないかもと思うので、30分ほど中だけ覗いてみる。
感覚としては、地方の遊園地にたくさんのレストランと花壇とちょっとだけいい劇をつけたみたいな感じ。子供がいないなら、無料の入場券がないなら、全く行かなくていいと思う。私は30分で出たくなった。
チボリをあっという間に出てきてしまったので、真横のレゴショップを少しだけ覗く。
さて、ぶらぶら時間を潰したら、待ちに待った夕ご飯。日本食レストランには普段行かないけど、インタビュー相手のバイト先ということで紹介してもらった。結果、天を仰ぐほど良すぎたので、これも別記事に。引くほど感動している私がみられる。
3日目
14時過ぎに移動を控えた3日目は、10時半ごろまで使えるコペンハーゲンカードの使い道と、そのあとのご飯をどう楽しむかの組み合わせて考える必要があった。
美術館などの開館は大抵10時。どこか一つに絞らないと。というわけで、ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館へ。
そう、ここは彫刻が並んでいる美術館だ。私はアートというと実は彫刻がいちばん好きなので、結構楽しかった。
彫刻って立体だから、360度に嗜好が凝らされているのがいい。さて、1時間ほどでぐるりと回って、散歩に出ることにする。ちなみに、今回は彼氏にするならどの顔かなーなどと紀元前の顔を眺めていた。芸術は楽しんだもん勝ちだよね。
どうせ通るならGoogleマップで公園っぽい場所を通ろう!とのりで道を決めたら大正解。子供から大人までピクニックや日向ぼっこを楽しんでいる場所だった。私もご飯を食べた後に戻ってきて、ここで少し日光浴をした。
さて、デンマーク最後のご飯は、デンマークといえばこれを食べて!と言われたオープンサンド。マーケットの中にあるお店で、買ったものを持ち帰ってもいいしその場で食べることもできる。お昼前だが列ができていた。
ひとつが100クローネほどと、ほぼ2,000円以上だが、ふたつ頼んでみる。下のパンが重めなので、お腹が空いていなければひとつで十分満足できると思う。私はふたつでちょっと苦しかった。
飲み物を買おうとぐるっと回ったが、マーケットのお酒のお店の多いこと…!!1,600円ほどする普通のスムージを買って散歩のお供に。そろそろ金銭感覚がバグってきている。今日はもうご飯を食べないだろう。
さいごまで散歩をして満足し、ホテルで荷物を受け取って次は電車旅へ。目指すはスウェーデン、ストックホルムだ。
****
1カ国目のノルウェー記事はこちら
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。 スキやシェアやサポートが続ける励みになっています。もしサポートいただけたら、自分へのご褒美で甘いものか本を買います。