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むじゅん日記

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むじゅんが、日々のちょっとしたときめきを綴ります
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#本

【2024年04月08日】『二十八の呼吸』

【2024年04月08日】『二十八の呼吸』

ずっと読みたかったnico thingsさん(宇都宮ゆりえさん)の『二十八の呼吸』が届いた。
届いて、すぐに読んだ。読了した。

じんわりと、沁み渡るようだった。
浮き沈み、思考する過程。
会社や学校、生きることから外れた時の、あの心細くて、情けなくて、でも自分を守るためにはこうするしか無かったんだという、自分を守れたんだという安堵。
生きることが昔から下手くそで、不器用で、うまくいかなくて、なん

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【2024年01月31日】今日の読了本と、薬草コーディネーターの資格を取得した話

【2024年01月31日】今日の読了本と、薬草コーディネーターの資格を取得した話

今日の読了本
『薬草のちから 野山に眠る、自然の癒し』
新田理恵
2018 晶文社

実はわたし、2023年にとある資格を取得していました。
「薬草コーディネーター」。
つまり、薬草とその利用についてお勉強していたのです。

そのきっかけとなったのが、この本。
読み通すのは今回で2回目。

資格とこの本は直接何も関係していないのですが、この本と著者の新田理恵さんによる薬草と薬草茶に関する活動に感銘

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【2024年01月25日】『ゼロ・ウェイスト・ホーム ごみを出さないシンプルな暮らし』

【2024年01月25日】『ゼロ・ウェイスト・ホーム ごみを出さないシンプルな暮らし』

今読んでいる本
『ゼロ・ウェイスト・ホーム ゴミを出さないシンプルな暮らし』
ベア・ジョンソン著,服部雄一郎訳
2016年 アノニマ・スタジオ

著者の、数えきれないほどの実験と失敗、そこから生まれた工夫が、たっぷり盛り込まれた一冊。
わたしはこの本の中の方法を全て取り入れられるわけではないし、著者自身、ゴミを完全にゼロにすることは不可能だったかもしれない。
けれど、まずはなんでもやってみる、失敗

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【2024年01月21日】大好きな本屋さんで、イカす農的BOOKを手にいれる。

【2024年01月21日】大好きな本屋さんで、イカす農的BOOKを手にいれる。

大好きな本屋さんREADAN DEATにも行ってきました。
今日は明確に目当ての本がありまして。

それは、岩崎正利『種をあやす 在来種野菜と暮らした40年のことば』。

前回READAN DEATに行ったときに見つけて、その時は別の本を買うことにしたので諦めてしまったのだけれど、どうしても読んでみたかったのだ。
本当に小規模だけれど、野菜を畑で育てた身として読んでみたかったというのもあるし、伯母

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【2023年01月15日】それは決められていた

【2023年01月15日】それは決められていた

わたしにとって必ず大切な一冊になると決められていた本。
遂にわたしの手元に来てくれた。

彼の作品と同じように、大切に読み込もう。

むじゅん

空の辞典

空の辞典

『空の辞典』
小河俊哉
2014 雷鳥社

久しぶりの講義を受けて疲れたわたしは、大学内にあるブックストアに立ち入った。

決して広くはない大学生協の本屋の一角に、この本はあった。

見覚えのある空色の表紙。

わたしは、思いもよらない出合いに感激した。

なぜなら、ずっと手元におきたいと思っていた本のひとつだったからだ。

雷鳥社さんは、わたしが密かに応援している出版社。

その本が大学内の本屋

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