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大切なのは反省ではなく「素敵な未来に向けた振り返り」

試合に終わった後、練習が終わった後、その練習や試合について考える時間って作られていますか? なんだかんだ言って、面倒くさいですが、この時間って本当に大切ですよね。 私も、練習が終わった後、試合が終わった後、時には練習中/試合中にもノートを広げて、色々メモをすることを習慣にしています。 さて、今日は、「この時間をどのように使っていますか?」ということについて書きます。 目指すは、次の練習や試合に対してワクワクする気持ちが作りだされること。「早く次の練習をしたい!」「次の

    • 誰が何と言おうと選手を信じることができるか

      メンタルコーチングを普段していて、 これだけは忘れてはならないこと とメンタルコーチングの師匠から教えられたこととして、 「選手自身が自分の可能性を諦めても、メンタルコーチが選手を信じることを止めてはならない」という言葉があります。 これはメンタルコーチに限らず、フィジカルコーチ、テクニカルコーチにも当てはまることかもしれません。 スポーツは勝ち負けが必ず付いて回るもの。負けが続いたりすると、なんとなくアスリートは自分が信じられない状態に陥る場面も出てきますよね。

      • 意外な人とのコミュニケーションがパフォーマンスを上げるかも

        「コミュニケーションが大切!」という言葉は、もう、意外と使い古された言葉かもしれません。 ただ、敢えてこのテーマで今回の投稿は書きたいと思います。 そうなんです。やっぱりコミュニケーションは大切なんです。もちろん、アスリートにとっても。 ただ、誰とコミュニケーションを取るか。 意外な人とのコミュニケーションが実はパフォーマンスを引き上げていたり。それを実は気づいていない方、意外と多かったりします。 ここで、ちょっと振り返ってみてはいかがでしょうか。 「これまでで一

        • 【スポーツメンタルコーチング】すごいのはコーチではなくて、選手です!

          コーチの一言で劇的にパフォーマンスが上がる選手って、時々いますよね。 選手からしてみたら、 「あのコーチからもらったアドバイスって凄い!」 って思いますよね。 ただ、これって、もしかしたら、違う捉え方ができませんか? 本当に凄いのは『実際に良いパフォーマンスが出せるようになった選手』です。 確かに、その選手のポテンシャルを引き出せたコーチは凄いかもしれない。ただ、実際にパフォーマンスを出せているのが選手なんですから。 なので、 「あのコーチからもらったアドバイ

        大切なのは反省ではなく「素敵な未来に向けた振り返り」

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          常に自分の状態を整えておく。自分が「勇気づけられている状態なのか。そうでないのか。」

          自身の勇気が挫かれた状態なのか、勇気づけられている状態なのか。 これを自分自身で把握しておくことって、アスリートにとって、とても大切なことです。 「勇気づけられている状態」。・考えていること ・言っていること ・やっていること ・感じていること が一致していて、すっと試合に入っていける状態。 この状態と対極にあるのが、「勇気が挫かれた状態」。 この状態の時に、無理やり前向きなことに自分を引っ張ろうとしてもなかなかうまくいきません。 私もものすごく経験があります。

          常に自分の状態を整えておく。自分が「勇気づけられている状態なのか。そうでないのか。」

          【スポーツメンタルコーチング】目標を達成する理由を明確にする。「どうして、私はこの目標を達成したいんだろう?」

          今回も目標設定について書きたいと思います。 目標設定をした後に、「なんで、自分はこの目標を達成したいんだろう?」と考えたことありますか? 例えば、「●●という大会で優勝をしたい!」という目標を立てたとします。 スポーツをやっている方であれば、こういう目標を一度は立てたことがありますよね。(笑) こんな目標を立てたら、自分がなんで優勝したいか、じっくり考えてみる。 「なんで、自分は優勝したいんだろう?」 「なんで、自分は優勝したいんだろう?」 「なんで、自分は優勝した

          【スポーツメンタルコーチング】目標を達成する理由を明確にする。「どうして、私はこの目標を達成したいんだろう?」

          【スポーツメンタルコーチング】長期的な目標が見いだせなくなったら。直近の目標のその”ちょっと”先を考えてみる。

          メンタルコーチングをしていて、クライアントの方からこんなことを言われたことがあります。 「長いキャリアパスを考えることができないんです。どうしても、身近な試合、直近の大会に視線が行ってしまうんです。」 こんな経験、誰しもがするものだと思います。やっぱり、すぐに成果を出していかないと、応援してくださる方の目もありますしね。 そんな時、こんなことを試してみませんでしょうか? 直近で「この大会を目標にしている」といった大会があったら、その”ほんのちょっと先”まで思考を巡らせ

          【スポーツメンタルコーチング】長期的な目標が見いだせなくなったら。直近の目標のその”ちょっと”先を考えてみる。

          スポーツメンタルコーチング】アスリートのキャリアパスを考えたら、それに”家族の年齢”を加えてみる

          「何歳までにはランキングをここまでに上げたい」 「何歳までにはここまでのことを達成したい」 「何歳までにはこのレースに参加したい」 「何歳までにはこのタイムで走れるようになりたい」 こんな感じで、アスリートとして、少し長い期間をみて、自身のキャリアパスを紙に書いてみるってことやった方もいらっしゃると思います。 そんな時、こんなことを加えてみませんか? 家族や周囲の方の年齢も自身のキャリアパスの節々に書き込んでみる。 自分が目標を達成する時/目標に向けて頑張っている時、

          スポーツメンタルコーチング】アスリートのキャリアパスを考えたら、それに”家族の年齢”を加えてみる

          【スポーツメンタルコーチング】何かを考えるなら、体を動かしながら考えてみる

          これまでスポーツメンタルコーチングに関する記事をいろいろ書いてきました。 いずれもスポーツに向き合う方が直面する色々なシチュエーションにおいて、いつもと少し違った刺激を与えるきっかけとなるものです。 身近な目標設定をしてみたり、ショットのことを考えてみたり、試合展開を考えてみたり、自分自身のキャリアを考えてみたり、そんな時に使えるちょっとした刺激。 今日はそんな刺激にさらに+αの良い刺激を与えるヒントを書きます。 それは、『体を動かしながらやる』ってことです。ただ、歩

          【スポーツメンタルコーチング】何かを考えるなら、体を動かしながら考えてみる

          【スポーツメンタルコーチング】『勝つ』に具体的な”スコア”まで入れることで

          アスリートにとって、目標とするものの1つには、”試合に勝つ!”というものがあると思います。 紙に、「目標となる試合に勝つ!」と書いて、見えるところに貼っている人もいるのではないでしょうか? この『勝つ』というに具体的なスコアまで入れてみたら、何か変わっていきませんか? 私もテニスの試合に出ているのですが、例えば、 (1)「6-4で勝つ!」という目標と(2)「6-0で勝つ!」という目標では全く違います。 というのは、 (1)「6-4で勝つ!」という目標を達成するため

          【スポーツメンタルコーチング】『勝つ』に具体的な”スコア”まで入れることで

          【スポーツメンタルコーチング】自分で自分が分からなくなる瞬間を活かす。分からないから共に探求する。

          自分を自分で理解をできなくなる瞬間。 「うぁ、自分が何したらよいか分からない」 「えぇっと、次は何をすればいいnだろう」 「なんであの場面でこのショットの選択をしたんだろう」 スポーツをしていて、試合をしていて、こんな瞬間が訪れることってないですか? スポーツをしていたら、多くの人が少なからず経験されたことがあると思います。 もちろん、私も、数えきれないくらいあります。テニスの試合をしていても、いくら練習してもうまくならなかった時とか、数えきれないくらいのシーンで。

          【スポーツメンタルコーチング】自分で自分が分からなくなる瞬間を活かす。分からないから共に探求する。

          【スポーツメンタルコーチング】自分が輝いた最高の瞬間を切り取ってみる

          以前、スポーツにおける「振り返り」の事を書きました。 悪かった時だけ振り返るのではなく、良かった時もしっかりと振り返ることで、未来につながる何かを見つけることができるはずです。 では、「良かった時の振り返りって、どうやりますか?」 今まで、あまりされていなかった方もいらっしゃると思うので、改めて聞かれると「あれっ?」ってなる方もいらっしゃるかもしれません。 では、ちょっとこんなことを試してみてはいかがですか? 『自分が輝いた最高の瞬間を切り取ってみる』 もし、明日

          【スポーツメンタルコーチング】自分が輝いた最高の瞬間を切り取ってみる

          【スポーツメンタルコーチング】『想定外』に素晴らしい未来を考えてみる

          「こんな未来になったいいなぁ」 普段、未来に想いを馳せることは多くの皆様がやると思います。 もし、最近、未来に想いを馳せていないなぁって方、少し自分の素敵な未来に想いを馳せてみてください。(1年後の未来でも、10年後の未来でも構いませんよっ。) 何が浮かびましたか? 結構、現実的な未来のことを思い描くに留まっていませんか? そうですよね。皆様、現実を生きているんですもの。 では、ちょっと、こんな事をやってみませんか? 『”想定を超えた”素敵な未来』を考えてみる。

          【スポーツメンタルコーチング】『想定外』に素晴らしい未来を考えてみる

          【スポーツメンタルコーチング】選手に魔法をかける、ではなく、「選手自らがかかっている魔法を解く」

          「最近の彼のパフォーマンスは”魔法が掛かった”かのようにすごい!」 とか 「神がかり的なパフォーマンス」 とか、選手のパフォーマンスが上がった時に、いろんな例えで表現しますよね。 こんな表現もあったら面白くないですか? 『最近、彼は”魔法が解けた”かのように、パフォーマンスが良くなっている』 これ、自分自身だと掛かっている魔法に意外と気が付かなかったりするんです。 人は元々が伸びしろが無限大の生物だと思います。 その伸びしろを制限しているものが、思い込みだった

          【スポーツメンタルコーチング】選手に魔法をかける、ではなく、「選手自らがかかっている魔法を解く」

          【スポーツメンタルコーチング】目標を立てたら、自分が主人公の『ストーリー』を作ってみる

          スポーツに関わる中で、「この時期までにこのレベルに持っていきたい」「この試合に勝ちたい」といった目標を設定することってありますよね。 目標設定をしました。それに向かって黙々と日々の鍛錬を積み重ねる。 この時、ちょっと面白い取り組みがあるんので、試してみませんか? それは、目標達成までの道のりを題材に、自分が主人公の物語(ストーリー)を考えてみること。 例えば、こんなことを考えてみて、 「そこまでに主人公(自分)以外の登場人物はいるかな?」 「どんな起承転結を作ろうか

          【スポーツメンタルコーチング】目標を立てたら、自分が主人公の『ストーリー』を作ってみる

          【スポーツメンタルコーチング】テンションだけでは長続きしない?! 大切なのは『価値観』

          ふと思い立って、「これをやるぞ!」と目標設定をしました。 スケジュール設定までしたんだけど、、、、長続きしませんでした。 私も経験がありますが、皆様もこんな経験ありませんか? 初めは、ものすごくテンションが高く、取り組めるんですが、長続きしないで、結局やらなくなってしまう。。。 典型的な三日坊主の形です。。。。 これって、ちょっとしたきっかけで長続きがしやすくなるんです。 先ほど、”テンション”って言葉を出しましたが、この”テンション”が原因なんです。是非、想像して

          【スポーツメンタルコーチング】テンションだけでは長続きしない?! 大切なのは『価値観』