【スポーツメンタルコーチング】『勝つ』に具体的な”スコア”まで入れることで
アスリートにとって、目標とするものの1つには、”試合に勝つ!”というものがあると思います。
紙に、「目標となる試合に勝つ!」と書いて、見えるところに貼っている人もいるのではないでしょうか?
この『勝つ』というに具体的なスコアまで入れてみたら、何か変わっていきませんか?
私もテニスの試合に出ているのですが、例えば、
(1)「6-4で勝つ!」という目標と(2)「6-0で勝つ!」という目標では全く違います。
というのは、
(1)「6-4で勝つ!」という目標を達成するためには、自分のサービスゲームを全てキープをして、相手のサービスゲームを1つだけブレークすればよい。
試合をやっていれば、だいたい1ゲームはブレークができるので、要は練習はサービスゲームのキープの練習にほぼ専念すれば良いという目標設定になります。
(2)「6-0で勝つ!」という目標を達成するためには、自分のサービスゲームを全てキープをして、かつ、相手のサービスゲームも全てブレークしないとならない。
相手のサービスを全てブレークすることは、自然には起こらないことなので、ブレークのための練習も、サービスキープの練習に加える必要が出てきます。
ね、こんな風に、目標設定を具体的にすればするほど、練習内容もより具体的になっていくんです。
皆様も様々な競技に関わっていると思います。その中で、『勝つ』という目標をより具体的にスコア目標まで入れてみてはいかがでしょうか?
サッカーだったら、『3-2で勝つ!』『1-0で勝つ!』では練習で取り組む内容が変わったりしますか?
何かのトーナメントでは、『優勝する!』『Best4!』ではまた違ってくるのではないでしょうか?
目標をより具体的にすることで、その目標達成までの道のり、どんな練習をすればよいかが見えてくるかもしれません。
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