【スポーツメンタルコーチング】選手に魔法をかける、ではなく、「選手自らがかかっている魔法を解く」
「最近の彼のパフォーマンスは”魔法が掛かった”かのようにすごい!」
とか
「神がかり的なパフォーマンス」
とか、選手のパフォーマンスが上がった時に、いろんな例えで表現しますよね。
こんな表現もあったら面白くないですか?
『最近、彼は”魔法が解けた”かのように、パフォーマンスが良くなっている』
これ、自分自身だと掛かっている魔法に意外と気が付かなかったりするんです。
人は元々が伸びしろが無限大の生物だと思います。
その伸びしろを制限しているものが、思い込みだったり、過去の経験だったりします。
自分自身にかかっている呪縛を自分で解いてあげる。
自分自身にかかっている魔法を自分で解いてあげる。
そうすることで、パフォーマンスが格段に上がったりしそうじゃないですか?
「昔はこうじゃなかった」
「この相手には勝てないかも」
「私はこんな人だと思われていたい」
「今日はいつもと違って、なんかおかしい」
という発想から、
「私はこんなプレーをしたい」
「私はこんなパフォーマンスを出したい」
「今日の調子はこうだから、こんな試合展開にしよう」
という発想に転換し、それを突き詰めることで、呪縛や魔法がだんだんと溶けていくかもしれません。
皆様も何か魔法にかかっていませんか? それを解いてくれる機会って何か作れたりしませんか?
自分自身が掛かっている魔法は自分自身が一番わかっているはずです。ほんのちょっとの時間で良いので、自分で自分に聞いてみる時間を作ることが、まず、魔法を解くきっかけになるかもしれません。
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