【スポーツメンタルコーチング】何かを考えるなら、体を動かしながら考えてみる
これまでスポーツメンタルコーチングに関する記事をいろいろ書いてきました。
いずれもスポーツに向き合う方が直面する色々なシチュエーションにおいて、いつもと少し違った刺激を与えるきっかけとなるものです。
身近な目標設定をしてみたり、ショットのことを考えてみたり、試合展開を考えてみたり、自分自身のキャリアを考えてみたり、そんな時に使えるちょっとした刺激。
今日はそんな刺激にさらに+αの良い刺激を与えるヒントを書きます。
それは、『体を動かしながらやる』ってことです。
ただ、歩きながら、考えるってことではないんです。
例えば、目標設定する時でも、紙に目標を記載してみたら、立ち上がってみる。そして、その目標を達成したときにどんなポーズをしているのか、実際にやってみる。また、その時に、体のどこで何を感じているのかを実際に体を動かして、感じてみる。
例えば、試合展開を考えてみるときでも、机に向かって考えてみて、立ち上がってみる。そして、実際に相手がどんなショットを打って、自分がどんなショットを返してきてといった展開を体を動かして、体感してみる。
例えば、自分のキャリアを考えるときでも、机に向かって考える。そして、立ち上がって、実際に人生の時間軸を歩くかのように、地面を前に歩いてみる。そして、紙に書いたキャリアの節目節目の時には立ち止まって、どんな感覚でいそうか、体で味わってみる。最後に、キャリアのゴールまで歩いたら、少し今まで歩いてきた道を振り返って、しみじみしてみる。
実際にやってみると分かるんですけど、体を動かすと、机に向かってやった時と少し違う感覚を得ることができます。そうすることで、より自分での考えがまとまっていったりします。
こんな刺激も自分自身に与えつつ、自分との対話(自分会議)を是非、楽しんでみてください。
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