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幼児期の気質は腸内細菌叢と関係があるそうです!人間の腸内細菌叢の構成と多様性は幼児期にできあがるので、できるだけ無菌・抗菌は避けたほうがいいようです・・・

こんにちは、3連休も物書き三昧でハッピーなDJムッチーです。
小さなお子様やお孫さんがいらっしゃる方々に知っていてほしいニュースを見つけたのでお知らせしますね。
京都大学と大阪大学の共同研究チームが、幼児期の気質は腸内細菌叢(腸内フローラ)の構成の違いや多様性と関係があることをアメリカの専門誌に発表したそうです。
幼児期の反応や行動の個人差(気質)のうち、恐れや怒り、悲しみといった感情は、腸内細菌叢の構成と関係があり、腸内細菌叢の多様性が高い幼児は、新しいことに挑戦したり興味に基づいて行動したりする傾向があることが確認されたました。

研究では恐れ、怒り、悲しみ、内気さといった感情が高い子どもや、新しいことに挑戦したり興味に基づいて行動したりする「衝動性」が低い子どもでは、腸内環境を整える酪酸をつくったり、炎症を抑えたりする細菌が少なく、炎症を誘発する細菌が多いことが分かりました。
これは、産後ストレスを抱えるお母さんにも同じ傾向があるので、産後対策に活用することも検討されているそうです。

恐れと怒り、悲しみ、内気さといった感情は幼児期の問題行動や精神疾患に関係するという海外の報告あります。研究チームは今後、幼児期に食習慣をかえることで腸内細菌叢の多様性や構成を改善できるかについて研究を進めていくそうです。
発表論文はこちら https://doi.org/10.1002/dev.22542

大阪大学松永倫子研究員と京都大学の明和政子教授(神経科学)

人間の腸内細菌叢の構造は3歳から5歳で完成

「腸は第二の脳」といわれるほど、脳と腸は連携していることが解明されてきました。
近年解明が進んだのは、腸内にいる千種類で千兆個の細菌を検査分析できるメタゲノム解析法が開発されたことが大きな要因と言えます。
太りやすい体質や便秘体質、ストレス耐性、睡眠の傾向など様々な人間の個性に腸内細菌叢(腸内フローラ)の構造と多様性が関係していることが分かってきています。
腸内細菌叢の構造は、幼児期の3歳から5歳の間に完成してしまいます。
それ以後は、薬やサプリなどで補っても一過性の効果しか得られません。
ゆえに、成人しても健康で暮らせるように、幼児期は様々な細菌を口に入れることが重要です。
子供に同じ食品ばかりを食べさせるのは良くないですね。
(ヨーグルトはメーカーを変えて与えましょう・・メーカーごとに乳酸菌が違うからです!)

家族で同じものを食べているのに、子供の体質が兄弟間で異なるということは、良く見受けられます。
これは、細菌は食事だけではなく、手についた細菌が兄弟で異なり、それを口に入れるからと考えられます。
大人だけの環境で大切に育った上の子よりも、目の届きにくい下の子の方が様々なものに触れることが多く、そのため腸内細菌叢の構造や多様性が豊かであると考えられます。下の子の方が活発なのはそのせいかもしれないし、兄弟の多い子供の方がたくましく感じるのもそれかもしれません。
やはり、一人っ子より兄弟がいる方がいいのですがね!
(親の目は、集中するより散った方がいいですよ・・いろんな意味で)

幼児期にたくましい構造で多様性に富んだの腸内細菌叢を完成させるためには、無菌や抗菌の状態は出来るだけ避けたほうが良いことは医療関係者も認めています。
また、非常時以外は細菌を殺してしまう抗生物質の使用は医師の判断を仰いでからにしてください。

小さい子供がなんでも舐めたり、口に入れれたるするのは、実は腸内細菌叢を作るためなのかもしれませんね。
舐めてはいけない毒物以外は、神経質にならなくてもよいと思います。
家の息子も娘も、1歳ぐらいでスリッパを食べてたし、5歳ぐらいまでは何でも口に入れて、もどしてましたよ・・・・でも、元気に育ちました。
(特に下の子は、超元気です・・・)

これから、いろいろな腸内細菌の機能が解明されて、太る体質や便秘を未然に防げたり、ストレス耐性が付いたりするように、幼児の時に細菌を摂取するようになるはずです。
なんか、神様の内緒ごとを明かしているようで、とても興味深いですね・・

それでは、今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

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