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もうすぐ新学期!クラス替えで新しい友達との一年が始まりますね。クラス替えの方法や意味について考えてみました。クラス替えができない学校が近くに出現するとは夢にも思っていなかったです。

こんにちは、DJムッチーです。
春休みに入って、近所の子供たちは元気に走り回っています。最近の子供たちは、家でゲームかと思いきや家の外で友達と遊ぶことが多いようですね。
家で仕事してる僕としては、午前中から近所に響き渡る子供たちの歓声に少し閉口しながらも、微笑ましく思えて我慢できるは、我ながら不思議です。
僕の通った小学校も、中学校も毎年クラス替えがありました。僕が小中学校の頃は子供が多いので、一度も話すことなく卒業で別れてしまう同級生もいたぐらいでしたから、好奇心の強い僕にとっては新しい友達と知り合えるのは、嬉しいことでした。それから、僕は小学5年で身長が170㎤以上ありましたから、僕に喧嘩を売ったり、いじめたりする人は誰もいなかったので、クラス替えが楽しみだったのかもしれません。

当世クラス替え事情

朝日新聞さんが、クラス替えの事情を調査された結果が発表されました。
問1.自分が小学生だった時クラス替えはどのような頻度でありましたか?
と言う質問には
□1年に1度  23.2%
□2年に1度  63.2%
□6年間クラス替えはなかった  1.1%(学年に複数のクラスがあった)
□1学年1クラスだったので、6年間クラス替えはなかった  4.9%

と言う結果で、以前はクラス替えは2年に1度だったことが伺えますね。
クラス替えなしの時は、「持ち上がり」なんて言いましたよね。せっかく仲良くなった友達と別れなくてもいいのは嬉しいことかもしれないけれど、嫌な先生や同級生ともう一年一緒かと思うと辛いですね。

問2.お子さんの小学校では、クラス替えはどのような頻度ですか?
と言う質問には
□1年に1度  38.4%
□2年に1度  11.4%
□クラス替えはない 1.1% (学年に複数のクラスがある)
□1学年1クラスなので、クラス替えはない  4.3%
問3.小学校のクラス替えはどのくらいの頻度であるのが望ましいと思いますか? と言う質問には
□1年に1度   63.8%
□2年に1度   22.7%
□クラス替えなし  0.5%

この結果から、生徒数が少なくなってくると毎年のクラス替えを望む傾向が強くなっていますね。いじめの問題の対策なのかなとも思います。

教師が考えるクラス替えの意味とメリット・デメリットをご紹介

クラス替えをする意味はおもに二つあうそうです。
1:多くの人と関わり、視野を広げるため
2:不公平感を分散するため
この二つは理解できますね。特に不公平感いつては、子どもにも個性があるように、教員にも個性があります。学級運営の方針や授業の進度など、クラスによって違いが出てきます。保護者からすれば「うちの子のクラスだけやっていない」「隣のクラスの方がよかった」などと不公平感が生まれることもあります。それらを分散するための方法として、クラス替えに必要性があるのだそうです。つまり、教師間では十分な歩調合せができにくいという意味もあるようですね。
クラス替えのメリットは
1:さまざまな友達や教員と出会える
クラス替えによって交友関係が広がり、担任も変われば、さらに子ども自身の成長につながるというのは、よく理解できます。
2:クラス内のトラブルが解消できる
仮にいじめなどのトラブルがあった場合、クラス替えによって解消に期待できると教師の意見として挙がっていますが、トラブルの解消をしないまま送り出すということなので、ちょっと無責任を感じますね。
クラス替えのデメリット
1:せっかく慣れてきた環境を変えるのはストレスになる
ようやく慣れてきた環境。人見知りの子にとっては辛いものかもしれません。僕の娘は、新しい学年になじめずに不登校になってしまいました。教師の見る目の無さと事なかれ主義の無能を犇々と感じました。
2:浅い人間関係になってしまう
友情はじっくり育むものなので、一年では深い付き合いにならないまま終わることも考えらるという教師の意見です。子供の付き合いの深い浅いは学校だけで決まらないのを、学校しか知らない教師は見抜けていないのでしょうね。これは、デメリットではないんじゃないでしょうかね。

一番気になるクラス替えの決め方

小学校の場合
小学生の間は発達段階によって個人差があるので、全体的にクラス間で「差がなく、いろいろな個性が集まっているクラス」を目指すそうです。「差」とは学力だけでなく、運動が得意か、リーダーシップがとれるかなど、いわゆる長所を分散させるというイメージです。

小学校のクラス替えは担任教員がきめます。
例えば学年4クラスならば、旧クラスを4等分し、学年担当の教員同士で話し合いながら、各々が作ったグループを組み合わせて新しいクラスを作っていくのだそう。最終的に管理職や、専科教員、養護教諭などの助言を得て決定します。

小学校のクラスの替えの基準は
差が出ないように、長所を分散させるのが基本ですが、その他にもいろいろな配慮をしています。
〇男女数のバランス
〇特別な支援が必要な児童(発達障害・学習障害など)
〇問題のある保護者(いわゆるモンスターペアレンツなど)
〇居住地域のバランス
〇双子や親せき関係にある児童 などを考慮してクラス替えを行います。
新1年生の場合は、幼稚園や保育園からの申し送り、就学時健康診断などの情報から上記のことを踏まえてクラス編成を行っているとのことです。

中学校の場合
中学校の場合も基本的には小学校と同じで、長所を分散させ、「差がなくいろいろな個性が集まっているクラス」を目指します。

中学校のクラス分けの決定は基本は担任と学年主任、学年団の教員で決めます。最終的に管理職、専科教員、養護教諭の助言を得て決定します。

中学校のクラス替えの基準は
小学校と異なる点は、成績も加味されること。クラス間の平均点に差が出ないようにするためなのだそう。模擬テストや、実力テストの成績に序列をつけ、順番に各クラスに振り分け、その後、各教員で話し合って入れ替えを行います。中学生になると自我も出てきて不安定になる時期のため、小学生より細かい配慮が必要になるそうですよ。
〇成績はよくても、授業を妨害するような生徒
〇おとなしいけれど問題を起こしそうな生徒
〇友達同士で注意できる生徒
〇周囲を巻き込むリーダー的な要素のある生徒
〇相性の悪い生徒(個人では問題がないが、一緒になると悪事を働くなど)

これらに加え、合唱コンクールなどの時に伴奏者が必要なので、ピアノが弾ける生徒も分散させることが重要なポイントなのだそうです

中学校の音楽コンクールにはピアノが弾ける生徒が必要ですよね

僕は中学校の時のクラス替えの楽しみは、大親友とまた同じクラスになれるのかということと、好きな女の子と同じクラスになれるかどうかということ。男友達はたとえクラスが分かれても、クラブや登下校で一緒にふざけ合ったりできたのですが、大好きだった女の子は一度も一緒のクラスにはなれずに、いつも遠くから見てるだけでした。その子は、女子高に進学したのでそれっきりどうしているのかわからないままです。

それでは今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

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