みっつbot(嘘)

軟弱不屈クラブ(マネージャー)/居直りブレブレクラブ(部長)/うつ病ときどきエモエモ倶…

みっつbot(嘘)

軟弱不屈クラブ(マネージャー)/居直りブレブレクラブ(部長)/うつ病ときどきエモエモ倶楽部(副部長)

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僕の足はこの長さでちょうどよいのだ

デスクチェアの肘掛けをデスクと同じ高さにすると腕が疲れない。でもそれでは足が宙に浮いてしまう。なんとかならないかなと部屋のなかを見回したら使ってなかったクッションがあった。これだと思って試しに置いたらちょうどよかった。でもできればデスクの下にクッションなんて起きたくない。こういうときもう少し足が長ければなと思う。「足が長い」の足って脚だっけ足だっけと思って検索をかけたら、南こうせつが1975年に『僕のこの足がも少し長ければ』という曲を出していた。YouTubeで検索したらあっ

    • 私たちは暗くなることで光を探す

      学生の集団が路地裏で集まっていて、こんな夜にどういう理路だろうと思っていたら、引率の先生が数歩離れて写真を撮っていた。修学旅行なのかなと思いつつ、先生の後ろを通るときにふと「ハーイ!チーズ!」とか言ったらウケるかなと考えていて、俺はやっぱり根明なのかもしれないと思った。 同時に俺にはあの青春はなかったんだよなと切なくもなった。薄暗い十代を過ごしたという記憶の影が、あの集団という明かりによって、よりコントラストを増した。自分がポツンと社会から切り離された存在としか思えず、世界

      • やりたいことをやると元気になる

        「11時36分、起きた。2時近くまで眠れず久々に父の夢を見た。次第に不機嫌になってきた父が店員に暴言を吐いたのが許せず父を倒し殴る蹴るをしながら『お前がこれから死ぬまでニッコリと笑い続けてくれたとしても、ギリギリ0点だ!』と俺が叫んだところで目が覚めた。」 ブログを書くのが日課になってきた。上のは寝起きにスマホに書きつけたメモ帳の文をコピーしたものだ。0点ではなくギリギリ0点なのかと寝ぼけながら自分にツッコミを入れた。 「やりたいことをやる」というフレーズが頭のなかを時折

        • 「されたい」を「した」に変えていく

          老人の男が手に持っている折り畳み傘で電車のなかからドアの窓を叩いていた。同じ駅のホームに降りた。前方を歩いている女性二人に小言を言ったと思ったら、突然、姿が消えた。あの歩く速度の遅さで。違和感を覚え、右後ろに目をやると自販機の下を覗いていた。 そういう見た景色を時たま思い出す。あれこれ考えながら思った。あの老人は焦っていたに違いない。すると、どんどん辻褄が合っていった。そういえばこの前会ったあの人も。笑っているのだが、怒っているようにも見えた。そうか。あの人も焦っていたのか

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        僕の足はこの長さでちょうどよいのだ

          いま黒が不必要な時期らしいです

          理由はわからないが、黒い物が不必要だなと思うようになってきた。プチ断捨離みたいなのを始めていて、なぜだか妙に黒を捨てたくなっている。もともと身につけるものは黒が多かったし、好きな色でもあったのだが、明るい色に囲まれたいなという気持ちが大きくなってきた。 電子機器は色の選択肢が少なくて、必然的に黒になることが多い。その黒すら色として重く感じる。ハードウェアの変更はお金がかかるから、まずはよく見るページの背景色をダークカラーからホワイトに変更した。 黒は死の色でもある言う人も

          いま黒が不必要な時期らしいです

          守るべき自我なんていないのだなと思った

          部屋に飾るための花瓶を買ってきた。中にはポプリを入れる。香りがなくなってきたら、もらい物の香水を吹きつけてみたい。 貧困というありがちな理由によって損得勘定が強くならざるを得なかった。今月はたまたまちょっとした臨時収入があった。生活必需品は買い揃えてあるので外食をしたり、インテリアにもお金を使ったりしている。自炊すれば節約になるのに外食をする。飾り物を買う。どちらも贅沢かと言ったら贅沢で、無駄かと言ったら無駄だと思ってしまうのだが、これこそが豊かさだよなと思った。必要なこと

          守るべき自我なんていないのだなと思った

          生きてりゃいいはずなのにね

          あのちゃんの身長と体重が先日公開されており「166cm・44.4kg」だと言うので、じゃ俺はどうなんだろうと寝起きに身長と体重を測ったら「166cm・43.1kg」だった。多くの人がこぞってスタイルのいい人にアドバイスを求める世の中のようだが、俺も相当シンデレラなスタイルだぞ。どうして誰も俺にアドバイスを求めてこない。俺が男だからか。そうか、俺が男だからか。よく考えなくても一切努力をしてないから、ダイエットのアドバイスなんてできないわ。というかむしろ「もっと食べなさい」とよく

          生きてりゃいいはずなのにね

          お前が変化になれ

          この一ヶ月まるで悪夢を見なかったのに、台風による低気圧のせいか突然悪夢を三日連続で見ている。デメリットばかりじゃない。おかげでブログが超はかどる。外に行く選択肢がなくなり、家で何か取り組もうと思える。こういうときこそ思考をブラッシュアップできる。 あまり人には言うことではないが、臆することなく淡々と文章を書いているわけじゃない。内容がまったくまとまらず、たくさんボツにしている。調子がいいと「自分の限界」をすぐに感じられる。自分にはもっとできるはずだという夢物語が消えて、すぐ

          お前が変化になれ

          ブラックジョークが言えない

          そうだ、毒を吐こう。そう決めた。これを強く決心するためにわざわざハロウィンの置物を買ってきた。死神とゾンビとカラス。生まれて初めてフィギュアを買った。こいつらを毎日見ることで自分の中に渦巻いている毒をしっかりと認識したい。今までフィギュアの良さがまったくわからない人生だったが、齢33になって良さが突然わかってきた。間違いない。造形美だ。 人間の中には毒が渦巻いている。前々回のブログで、仲のいい人と一緒にいるときは明るくなると書いた。これは半分正解で、半分意味をとらえきれてい

          ブラックジョークが言えない

          自分との約束を破らない

          人間の悩みを紐解こうとすると「こうでありたい」、「このままではいけない」という寂寞の思いが根底にあると感じる。 最近、彼女からも友人からも「根が明るい」と言われた。自分では超弩級の陰だと思っていたのだが、そんなことはないようだ。このごろ自己評価と他者評価のズレを感じることが多い。 この前は「ほっておかれるタイプか、ほっておけないタイプか、自分のことはどちらだと思う?」という質問を受けて、なるべく考え込まずに即座に返答を試みたら、自分の口から「ほっておかれるタイプだと思いま

          自分との約束を破らない

          嫌われても平気

          恐れるということは何かを失うことを恐れているのだろう。では、何が失われるのだろう。極度の緊張感に支配されているとき、たとえば何を怖がっているのか。書きながら思うのは、やはり、嫌われてしまうことではないだろうか。 私の人生は平凡だ。これと言って特に何か大きな波があったわけでもなく、わりと悠々自適に過ごさせてもらっている。父は他界している。母は言う。「もし、あの人が今も生きていたら、全国ニュースになっていたと思う」。これは良いほうの意味ではもちろんない。悪いほうの意味で、である

          嫌われても平気

          変化があっても苦悩は続くが

          めんどくせえなあと思いながら、これを書き出す。書くことは、自分を知るための一歩だ。結局、何をしたところでできることしかできないというか、出せるものしか出せない。まずはやってみて、それでできたものに過剰なハードルの高さを求めないこと。それが大事なのではないかなどと思う。 久々に昨日は都内を歩き回っていた。恵比寿から中目黒、渋谷の方面へ。劣等感ゆえなのか、誰も自分のことには興味がないと心の底から思っている。俺の話はつまらない、誰も興味がない。普段からそんなことばかりを考えて生き

          変化があっても苦悩は続くが

          心は動いているかい

          先日、横浜で友人宅に2泊3日滞在した。友人夫妻のもてなしに感謝の気持ちがいっぱいになる一方で、彼らは太陽のような存在で、時に自分が少し陰気な存在に感じることがあった。こんな自虐はもうやめたいと思う。 最終日、友人の奥さんが急にご友人とランチに行くことになり、3人で品川まで移動した。俺と旦那さんは大都会の真ん中に取り残された。3時間をどう過ごそうかと考えていると、ふと旦那さんが以前パチンコをやると言っていたのを思い出し、「パチンコ行きませんか?」と尋ねると「いいね、行こう!」

          心は動いているかい

          母、良性

          コーラの置いてある商品棚を見ていたら、自分よりも身長の高い半袖短パンのたぶん女子小学生が脇にきて、そのタイミングでBling-Bang-Bang-Bornが店内BGMで流れる。そのリズムに合わせて、その子は両腕を左右に振り始めた。突然のことにたじろいだが、無反応を装っていると、俺の右側から左側へと踊りながら移り直す。コーラを見たいのか、それとも踊りたいのか。動じずにはいられなくなって、酒コーナーへ逃げた。しかし思わずそこで吹いてしまった。自分がミュージカルか何かの舞台役者にな

          自信を持つことの難しさ

          『夜と霧』のフランクルの「心の岩礁」というフレーズが印象に残った。引き潮になると現れる岩をトラウマになぞらえる。心が満たされないと、過去のトラウマ的記憶が蘇ってくる。心が満たされる(満ち潮になる)と、岩礁は海の下に隠れる。 岩礁という喩えが秀逸だなと思った。あのゴツゴツして波に濡れた感じがいかにも心の傷のようだ。人によって思い出す記憶はさまざまだろう。 まれにシャワーを浴びていると封印していた記憶がブワッと蘇ってきて発狂したくなる。夜によくシャワーを浴びるから、心はすでに

          自信を持つことの難しさ

          なめられたらいけない

          バケモノみたいなオーラをまとった親父に小言を言われて、危うく顔面を殴りそうになった。しかし俺の魂のレベルは非常に高いので、負の感情の終着点になってあげることにした。そもそもで中途半端になんか言ってくる輩というのは不幸なのだ。マウント気質の俺は思った。ああいう奴より、俺のほうが圧倒的に幸せだもんな。 絡まれたときにちょうど彼女が隣にいて、理性が働き、反撃せずにいられることはできたが、カッとしたのは確かで、その出来事の直後に彼女に愚痴を聞いてもらった。一緒にプリプリ怒って、俺は

          なめられたらいけない