見出し画像

女性兵士も戦場へ、果たしてそれでいいのか?!

今日もおつかれさまです。


防衛省は8日、2023年度の自衛官の採用者数が募集計画の50.8%にとどまり、過去最低になったと発表しました。
「採用率」は22年度比15.1ポイントの大幅減となっています。

少子化のほか、企業との競合などが原因となっています。
どこの国も兵士不足に悩んでいる中で、力を入れているのが女性兵士の活用です。


北欧デンマークは女性も徴兵の対象に加えることを発表しました。
法改正を経て2026年にも実施します。

実際に女性を徴兵すれば、欧州では15年のノルウェー、18年のスウェーデンに続いて3カ国目。


人口590万人のデンマークは現在7千から9千人の職業軍人をかかえています。
徴兵制は18歳以上の健康な男性が対象で兵役期間は約4ヶ月。志願は女性もすることができ、23年に訓練兵になった4700人のうち、4分の1は既に女性でした。

新しい徴兵制のもとでは、訓練兵は女性を含めて計5千人規模になり、期間は11ヶ月に延びます。



戦闘が続くウクライナでは約6万人の女性が軍に属していて、同国外務省は「自由のために戦うウクライナ女性」と題した動画をツイッターに投稿。
「軍には22%の女性がいて、欧州でも極めて高い割合」などとし、動画の拡散と寄付を呼びかけています。

この背景にあるのは、戦争の長期化でウクライナでも徴兵逃れが急増しており、その補填として女性兵士の動員が進んでいるのです。
もう一つは、徴兵対象でない女性が戦う姿を見せることで、男性に逃げるなんて卑怯である思わせるプレッシャーを与えたり国際的な共感を引きだしたりすることです。

「殺し、傷つけ、破棄する軍隊」のイメージを「ケアし、救い、建設する」女性兵士のイメージで「ウォッシュ」するのです。

米軍はイラクやアフガニスタンで女性のみの部隊を組み、現地女性の保護などにあたらせました。
捕虜への虐待や現地での暴虐無人の振る舞いはこうした融和的な活動の背後に隠れました。

日本は03年から09年、女性を含む自衛隊をイラクに派遣しました。
活動場所の一部が戦闘地域ではないかという議論が起きましたが、

女性自衛官の存在は、非戦闘地域であるとの説明に説得力を持たせる効果もあったのではないかと思われます。


日本の自衛隊の女性自衛官は約2万人(23年3月末現在)全自衛官の約8.7%。
10年前と比べると3.2ポイント増え、防衛省は30年度までに12%以上とすることを目指しています。
省内では「4人の活用」と言われており、人材不足の対策として、婦人(女性)、老人(高年齢層)、省人(業務省略化)、無人(AI、ロボット)がうたわれています。 

妊婦まで軍隊に参加させて宣伝に利用しているウクライナ。

ウクライナは代理母でも有名な国です。
女性を道具として利用することを何とも思わない国なのでしょうか?


また、イスラエルは女性への徴兵をいちはやくし、ジェンダー平等をアピールしていました。

このように女性兵士はあらゆる暴力や不平等に対してのウォッシュとして使われます。

女性を利用するな!



執筆者、ゆこりん、ハイサイ・オ・ジサン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?