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記事一覧

自己紹介note〜アスペな私の弱者戦略〜

自己紹介note〜アスペな私の弱者戦略〜

まえがき社会に出てから早いもので、10年が経とうとしている。
思い返すに私のつまずきは、社会人になってからであった。
子供のころ、わたしは一種の「成功体験」をしていたのである。

不自由極まりない小学生時代を経て掴んだ自由あのころ 最大の敵は、父親だった。
父の方針のもと、小学3年生からの4年間を、中学受験のための塾通いに費やした。小学生にとって、友人と貴重な友好関係を育む時間である放課後を剥奪さ

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人生やマイルールを振り返りたくなった本

人生やマイルールを振り返りたくなった本

『コーヒーはぼくの杖 発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』を読んでおもうこと昨日読んだのが、『コーヒーはぼくの杖 発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの』。15歳でアスペルガーである岩野響さんの半生を、彼とご両親が綴った本です。
彼が8歳の頃に診断を受けたあとも、先生や両親の助けもあり「個性」のひとつと受け入れられ、楽しく通えていた小学生時代。
けれど中学生になってからは、ほかの生徒も思春

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親子三世代のコロッケは、究極の愛情表現だったのかもしれない。

親子三世代のコロッケは、究極の愛情表現だったのかもしれない。

こんにちは、もろちゃうです。
先日デートでトップガンを観に行ったという話を書きましたが
今日はその後のデートの続きを書いてみようとおもいます。
でも恋愛というよりは家族寄りの話になります。

「もろちゃうの大好物は?」と聞かれると、いつも決まって「ばあばのコロッケ!」と答える私。
私の祖母(ばあば)は料理上手で、その中でも一番だいすきなのがコロッケでした。何度か一緒に作ったことはありましたが、特に

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じぶんにとっての当たり前は、尊い。20代と30代の「無職」期間を経ておもうこと。

じぶんにとっての当たり前は、尊い。20代と30代の「無職」期間を経ておもうこと。

こんにちは。
転職活動を終えて退職も完了し、次の会社での初勤務まで1ヶ月、大人の夏休みを満喫しているもろちゃうです。

こないだ国民年金と国民健康保険を申請するために区役所に行った際、つい書類に「会社員」と記載して提出したのですが、職員さんに後からしっかり「無職ですよね?」と念押しされました。そうか、私はいま・・とその言葉の響きに若干胸がチクリとしたのです。・・と同時に、もっと胸が痛くて張り裂けそ

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健康で文化的なさいこうの生活

健康で文化的なさいこうの生活

これが、私の人生のモットーの一つ。ちなみに現在29歳、社会人歴7年目の独身女性です。「激務で体育会系のITベンチャー社員でも、こんな生活ができるって証明したいよね!」と会社の仲良しメンバーと話しているなかで生まれた言葉なんですが(笑)、日々を過ごす中でこうありたいと常に願っているし、それに沿って行動している私なりの処世術でもあります。

就活を前にして「働く意味ってなんなんだろう?」と考える学生。

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思い出だけじゃ、生きていけない。

思い出だけじゃ、生きていけない。

姉からのLINEで、実家が跡形もなく取り壊され更地になったことを知る。

うちの実家は、もともと姉夫婦が出て行く際に水漏れなどしていて、人が住める状態ではなかったのだけど、
そこから家主である母親が越してきて、男といっしょに暮らし始めていたらしかった。
その家の前を姉が先日通りかかってみた時に、もう家が無かったのだそうだ。

もう、私と姉の思い出と写真でしか、あの家を辿れないんだなぁとおもうと、何

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2021年にありたいことマンダラートにしてみた

2021年にありたいことマンダラートにしてみた

マンダラートって、やったことある人いるかな。
自分の目標を一番真ん中において、その目標を叶えるために必要なテーマを8つに分解して、各テーマごとにさらに8つのTODOを考えるっていうもの。
なかなか言葉にしても伝わりづらいので、私の2021年の目標を書いてイメージしてもらえればなと!超個人的だけど!!

2021年の目標:
健康で文化的な最高の生活をして、幸せであること

①仕事
②恋愛
③家族や友

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キメツ一瞬の煌めき

キメツ一瞬の煌めき

今年の年末、社員総会が開かれることになっているのだけど
その二次会のコスプレ指定が鬼滅の刃なのでした。

全くもって登場人物の名前も読めなければ、市松模様のライドオンに売ってそうな柄の羽織を着ている男の子や、なぜか竹咥えてる着物の女の子とか。あー苦手だわあこういうの、とおもっていたのでした。

なんで今年のコスプレには縛りがあるんだよ〜クソ。ぜんっぜん興味わかないわとおもって毛嫌いしていました、上

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それでもなお、へこたれない太陽。

それでもなお、へこたれない太陽。

じぶんの部屋が、ずいぶんと好きだ。家賃の割にはよい立地と、ほどよく綺麗な室内のアパート。近くには地域猫のたまり場があって、運がいい日はトリオが出迎えて尻尾であいさつしてくれる。昼下がり布団をたたけば、室外機で丸くなってるべつの仔が目を丸くしてこちらをじいっと見つめている。

いまは好みも決まってきて、これが私の快適さやうっとりに繋がるんだなと、ある程度わかっている。けど実家にいたころは全く違ってい

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