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実態のない図書室_金木犀と霞草
2022年5月15日 19:39
『移動祝祭日』 ヘミングウェイ:著 新潮文庫1920年代パリが舞台の作品。ヘミングウェイの若かりし頃の日々が綴られています。夫婦二人、裕福ではないけれど慎ましやかな暮らし。この頃のパリは、音楽・美術・文学とあらゆる面で新しい芸術を指向するエネルギーが沸騰していました。その中での創作の苦楽が鮮明に書かれています。パリ文学には欠かせないシェイクスピア書店も出てきて嬉しいです。パリ左岸にある伝
2022年5月9日 23:46
『齋藤孝の冒頭文de文学案内ー1分で蓄える知識&読みどころー』齋藤孝:著 柏書房齋藤孝先生の新刊はついつい読みたくなる。古今東西の文学案内。魂の籠った冒頭文をわかりやすく解説。齋藤先生のうんちくコーナーが特に面白い。○惹かれた言葉井上ひさしの座右の銘「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことをまじめに書く」○次に読みたい本1.『蟬しぐれ』藤沢周平
2021年8月3日 00:54
初めて読んだのは3年前で、当時名作を片っ端から読んでいこうと意気込み、3冊目辺りで手に取ったのが「老人と海」でした。薄くてすぐ読み終わりそうだなぁと思い読み始めると、やはりあっという間に読み終わります。う、薄い…登場人物も少なくてとても覚えやすいです。(海外作品の登場人物が全然覚えられなくて、何度も人物一覧を確認するタイプ)サンチャゴ→頑固一徹な一匹狼タイプのおじいさん 唯一