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使命天命なんてない・・・という問いに対する私の答え

使命天命なんてない・・・という問いに対する私の答え

Xとかinstaとかnoteとかblogとか、書籍とか雑誌の記事とかで、

「いわゆる使命とか天命なんて、本当はないんです。
好き勝手、みんな、体が感じることを、心が動くことをやっていけばいいんです。その先々でいろいろな経験をしていくことが人生の醍醐味でありミッションでもあるのですから・・・」

的な記事を最近見ることが増えてきました。
山羊座的スピリチュアル思考(目的があってそれに向かってシフト

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自身を励ますことについて

自身を励ますことについて

昨日、東京での「身体で言葉に触れてみるーよき聞き手になるために」が最終回を迎えた。

なぜ話を聴くことが結果として誰かを励ますことになるのか。
「聴」には「ゆるす」の意味がある。互いの声が響く空間を認め合うこと。自分の声が自身のうちに広がることを認めること。そこから始めるしかないのだろう。よき人に、中庸に、フラットになろうとするのではなく、確かに響いているその声、音に耳を傾けることが私やあなたを励

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居敬

昨年末、巷では先生と呼ばれ、言論界の評判も高いとされる人のあまりに心がなく、敬意を欠く振る舞いを目の当たりにし、仮にも武術を学ぶものがそのような迂闊な行いを自らに許してしまうことについて驚き、訝しみ、心の中で見切りをつけた。

現代を生きるものが現代の常識の範囲で考えれば、過ちは取り返しがつくのかもしれない。だが、曲がりなりにも武術を稽古しているものであれば、古典の世界が何を物語っているかを知らな

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スピリチュアリティについて

長らくスピリチュアルとそれへの無警戒に接近する態度や言葉に激しい嫌悪を抱いていた。スピリチュアルの否定ではなく、贋物の蔓延に対する我慢ならなさだった。

世の中には異能者と呼ばざるを得ない人たちがいる。ご縁をいただいた出口王仁三郎や野口晴哉の系譜につながる人たちなどに出会うと、起きている事象を無造作に扱う手つき、解像度の低い言葉のままに迂闊にも語ってしまうことへの怒りにも似た感情が芽生えた。

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文章を職業にしたい人のために

文章を職業にしたい人のために

 最近は、「借金玉は才能があっていいよな」みたいなことを言われて、もんにゃりとした気持ちになることが増えた。もちろん、才能があると言っていただけるのはうれしいことなのだけれど、「おう!俺の才能に任せろ!」と胸を張るに僕の経歴は些かに情けないところがある。

 なにしろ、デビューは32歳である。物書きを目指したのがいつだったのか正確には覚えていないけれど、中学生の頃にはもう書き始めていたから遅くても

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ダメな自分でも実践できる心構えのデザイン

「心構え」考。
軽いと思って一気に持ち上げようとしたらものすごく重く、腰を痛めるということがある。逆に重いと思って持ち上げたらすっぽ抜けて転んでしまうということも。
甘いと思ったらしょっぱかったり、塩味だと思ったら甘くてとっさに吐き出したり。思ってたのと違うと私達は混乱する。

子どもが正解にたどり着けないと、イライラする。これは、心構えが「早く正解にたどり着きなさい」という期待になっているから。

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192種類の人生のテーマ。

192種類の人生のテーマ。

ヒューマンデザインの講義もそろそろ大詰め。
先週は「インカネーションクロス」の講義だった。

「インカネーションクロス」とは「今回の人生のテーマ」で、「使命」とか「天命」と表現されることも多い。ヒューマンデザインの創始者ラーはカナダの上流階級の出身なのだそう。そんな彼が「今回の人生」という「輪廻転生」を前提とした概念を提唱したのはとても興味深いと思う。

ヒューマンデザインでは、その「今回の人生の

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12月 vol.3|思考の枠を外して、自分をもっと自由に

12月 vol.3|思考の枠を外して、自分をもっと自由に

「自分と向き合う時間」をお届けする『じぶんジカンメンバーシップ』。

12月のテーマは「思考の枠を外して、自分をもっと自由に」です。

vol.3では、「暮らし」についての思考の枠を外して考えるワークをお届けします。

今イメージできる範囲のなかで未来を決めつけるんじゃなくて、もっと自由に。軽やかに。自分の人生をデザインするような気持ちで、読んでもらえたら嬉しいです。

12月 vol.4|思考の枠を外して、自分をもっと自由に

12月 vol.4|思考の枠を外して、自分をもっと自由に

「自分と向き合う時間」をお届けする『じぶんジカンメンバーシップ』。

12月のテーマは「思考の枠を外して、自分をもっと自由に」です。

vol.4では、ここまで無邪気に描いてきた願望を、どうやってこれからに活かしていくか。実現のためのワークをお届けします。

一年のさいごに、次の一歩を考えるためのきっかけになりますように。

「感謝の請求」と支配構造の企み

阪神淡路大震災で避難所への支援を始めたころ、大阪の地元で議員している人の応援者たちから「俺たちが今後代わってそこを支援する」と言ってきた。親父さんは「避難所は神戸市にいくらでもある。好きなところを支援したらいい」と言って突っぱねた。

少しして聞いたところによると、その議員は震災直後に神戸市に募金100万円を持っていき、あの大混乱の最中に「感謝状を書け」と役所に要求、それを地元に誇って支援活動終了

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