尹雄大

物書き。

尹雄大

物書き。

最近の記事

更新

そしておしゃべりは続く。 第7回目「心を開く|人と人の間を行き来する「心」のこと」

    • 痛みに思いを馳せる

      イリナ・グリゴレさんとの往復書簡、更新です。 https://daiwa-log.com/magazine/yun_irina/life21

      • 生まれて生きて殺す死ぬ

         夢の中で人を刀で突き殺した。相手に対する特別な思い入れはない。憎しみはまるでない。ただそのとき、そこで互いに敵同士として出会ったから殺したまでのこと。  刺して刀から伝わって来たのは、相手の命が果てるときの震えで、それが言いようのない罪責感としてこちらに浸透して来そうになったが、鍔元でそれをとどめた。入り込まれてしまうことは、感傷を意味する。  殺された人の「ここで果ててしまうこと」への無念さが、重さとして私にのしかかり、罪責として感じられてしまうのは、真っ当なのかもしれ

        • 8月12日、身体と言葉の関わりを知る一日(東京)

           緊張を解くのに苦労している人はたくさんいると思います。 そのせいでうまく話せない。うまくコミュニケーションできない人もいるでしょう。(僕もそうでした)  コミュニケーション能力が大事だと言われるだけに、そういう悩みを抱えている人は多いはず。  今回の講座は緊張を一方的に「悪い」と決めつけるのではなく、それとうまくコミュニケーションをとり、活用していく手がかりを見つける内容にしたいと思います。  自分の思いの速度と言葉で言いたいことに寄り添う。そのためには自分とのコミュニケ

          「品位ある挫折感と内省的な純粋さ」

          都知事選の結果にショックを受けている人がそれなりにいる。 投票日の二日前くらいにthreadsにこう書いた。 冷笑ではない。 ただ、これまでアンチレイシズム運動等々に関わったりする中で、運動のなりゆきと結果を眺めたりするうちに身についた肌感でそう思った。 というより、マイノリティを生きていれば、形勢を大きく変えることが予め望めない状況で暮らすということなのだ、という断念とだからこその諦めなさが自然と備わっている。 敗れることが当たり前。でも、ファイテイングポーズは取り続

          「品位ある挫折感と内省的な純粋さ」

          米沢で小関勲さんとトークイベントやります

          ヒモトレの小関勲さんと米沢でイベントやります。 【聞くこと、話すことの背景にあるもの】 〜身体のなかにある言葉の通り道〜

          米沢で小関勲さんとトークイベントやります

          インタビューセッション 7月の予定

          インタビューセッションとは、 その人の話を“その人の話”として聞くこと 【2024年7月】 東京:7、10、13、15、19、21、26、27日 希望される方は日時を指定の上、ご連絡ください。 オンラインは随時受け付けています ★申込方法 nonsavoir@gmail.com宛に氏名、希望日時、連絡先を明記の上、お送りください。不明なことがありましたら、その旨も表記ください。

          インタビューセッション 7月の予定

          沖縄では不思議なことがたくさんあった

          沖縄では不思議なことがたくさんあった(韓国語翻訳家・ライター 斎藤真理子) http://cpri.jp/2501/

          沖縄では不思議なことがたくさんあった

          イリナ・グリゴレさんからの手紙

          往復書簡、更新しました。 https://daiwa-log.com/magazine/yun_irina/life18/

          イリナ・グリゴレさんからの手紙

          オンライン講座「身体と言葉の関わりを知る−よき聞き手になるために」

          6月22日講座1 「共感へのこだわりこそがコミュニケーションを阻害する」 <講座の内容> ・共感に注力することは、理解の道のりではない。 ・共感することで相手の話を奪ってはいないか? ・理解に困り「じゃあどうすればいい?」と考え、正解を探すことが落とし穴。 ・なぜ問題を解決しない限り、「自分は何もできない」と思ってしまうのか? 日時:6月22日、7月6日、7月20日、8月3日、8月17日 時間:開場12:45/講座13:00〜14:30(質疑応答含む) 料金:4,000

          オンライン講座「身体と言葉の関わりを知る−よき聞き手になるために」

          そしておしゃべりはつづく

          Session#01 公開しました。 "Session#01 その人の、原風景を見る| 聞くこと、許すこと" https://podcasters.spotify.com/pod/show/sotkasugai https://www.youtube.com/playlist?list=PLNmbwH4PpdrjAdGuvFEf-huV85Mk4cAf- https://music.amazon.co.jp/podcasts/50926593-3880-4778-94

          そしておしゃべりはつづく

          mammo.tvのバックナンバーの一部

          かつてインタビュアーを務めていたmammo.tvについて、今でも時折「読んでました」と言われることがある。編集部とはアーカイブを残す約束だったけれど反故にされてしまい、わずかに読めるものがネット上にあったので、ここに残しておく。 https://web.archive.org/web/20110205204606/http://www.mammo.tv/interview/archives/no281.html hhttps://web.archive.org/web/2

          mammo.tvのバックナンバーの一部

          ポッドキャスト始めました。

          「そしておしゃべりはつづく」が始まりました。 初回は「雷に打たれた、ある夜のおはなし

          ポッドキャスト始めました。

          しゃべらないインタビュアー

          として湯川さんにはすっかり記憶されている。 紹介記事を書いていただきました。 ありがとうございます。

          しゃべらないインタビュアー

          覚えていられない

          覚えていられないほどの圧倒的な記憶というものがある。折に触れて思い出せることは、ある意味で大したことではなく、私たちは自分の顔を直接見られないように、記憶は振り返ることのできなさに溢れた身体そのものと言える。 私には長らく謎の不安ー親密さへの忌避と分離不安が入り混じったーがあった。それを辿っていくと母親に行き着くとはわかったが、何が根源にあるのかわからなかった。記憶の底が抜けている。 あるとき私は生まれてから母親に抱きとられた経験がほとんどないのではないか?という記憶が芽

          覚えていられない

          「身体と言葉の関わりを知る−よき聞き手になるために」オンライン編

          オンライン講座「身体と言葉の関わりを知る−よき聞き手になるために」を6月から始めるよ! 日時:6月22日、7月6日、7月20日、8月3日、8月17日 時間:開場12:45/講座13:00〜14:30(質疑応答含む) 料金:4,000円 当日参加できなくてもアーカイブ視聴できます。 申し込みはこちら! 内容はこんな感じです。 6月22日講座1 「共感へのこだわりこそがコミュニケーションを阻害する」 7月6日講座2 「自己否定と問題解決の罠 −そもそも自分とのコミュ

          「身体と言葉の関わりを知る−よき聞き手になるために」オンライン編