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どれが正解とかは無いということ。
Yahooニュースに「子どもの将来に責任なんて取れないよ」ということが書かれた記事があった。
悲しいことに、コメント欄にも色んな人がそう書いていた。
子どもの将来に責任が取れないことをわかっていて、なぜ子どもを産むのか?
子どもの将来に責任を取れないなら子どもを産むなと言いたいわけではなく、誰の幸せも約束されないこの世界で「生まれて来なければよかった」と子どもが思うことが辛いとは考えないのか、とい
9月16日4時43分
アルバイトの帰り道、コンビニで買ったプリンケーキを食べながら空を見上げて帰路についていると、冬の星座がちらついていることに気づいた。
イヤホンからは好きな音楽家の「靴と花火」という曲が流れ、よだかの星を思い出した。
こう、東京にしては広い空を見つめていると、前世も来世も輪廻転生も信じていないけれど、灯りが全くない星空を、過去に見たことがある気持ちになるのだ。すべて無くなってしまえばいいと、思う
君の誕生日を知らない
そうなればいいと思っていたことが今訪れたら、僕はどんな顔をするだろうか。
隙間だらけの世界で、昨日の君と僕とすれ違った。
いつの間にか春になっていた。髪が伸びた。
冬の夕暮れと同じくらい早く進む時間を過ごした。
そんなに急がなくていいのにって、言ったんだ。
君の居ない世界は、少し温度が低い。
エアコンを入れて足元が冷えてくると、君と出会った夏の終わりを思い出します。
忘れたくないこと:にっき2022/5/6
本当はあまり……こういうのは恥ずかしいから残したくないけれど、それよりも感情が風化する前に、忘れたくないから書き留めておく。
久しぶりに、日常の中の小さな幸せを生きて、いや、出来事としては大きいのだが、それはともかく、そういう幸福が過去になって、この少しだけのぽかぽかも薄れてしまうことは、とても悲しいのだ。きっとその幸福は私ではなくて違う分岐点が必ずあって、それでもエンディングがなぜだか私だった
眠る前に書き留めたかったこと。
すこし外に出て、空を眺めたんですよ。
鳥の鳴く声を聞いて、ぼうとしていたんですよ。
空ってほんとうは、空色の薄い膜が張られているんじゃないかって、思ったんですよ。雲にだって手が届くと思えたんですよ。
朝日の昇る方の空の色を見て、図工の絵の具を思い出していたんですよ。
聞こえない音と見えない色と吸えない空気を肌につけて、思い出とは、すこしだけ美しく、補正のかかるものだと思ったんです。
ぺんぺん