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『裸の聖書』30. 神の栄光とその他の空飛ぶマシーン -3

こんにちは、もんぱちです❣
情報戦争につき、必要な情報をできる限りお届けするため『裸の聖書』を翻訳して拡散しています。

神話に出てくる「天空の戦車」ってどんな乗り物?
スーパーマンはエロヒムだった?
聖書の都市ソドムとゴモラが滅ぼされた本当の理由は?

今回も魔法の絨毯に乗って行ってみよ~❣

前回の記事はこちら↓↓↓

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神の栄光とその他の空飛ぶマシーン -3

ご搭乗の皆さんへのお知らせ:お分かりかと思うが、わたしたちはまだ魔法の絨毯の上にいる。
機上では、マウロ・ビグリーノ指揮官が順調に説明をしている。
もちろん、手に持っている聖書は手放さないが、彼は記憶から聖書を引用するため開くことはない。しかし、時には彼の蔵書から他の本を引用することもある。
それらのテキストの中には、旧約聖書に記述されているのと似たような現象について述べているものも多い。
現象、そして物体についても同様だ。
正確には『天空の戦車』だ。
「そう、その通りだ。『天空の戦車』は、いわゆる神話の中にどこにでもあり、地球上のあらゆる大陸の民族の遺産の一部となっている。ギリシア人もローマ人も、常に天空の戦車について語っている。たとえばタキトゥスは、紀元70年にエルサレム上空に現れた天の軍勢について言及している。また、ユリウス・オブセクエンスの著作にも飛行物体に関する記述がある。そしてもちろん、聖書以外にも、明らかにヒンドゥー教の宗教書には『天空の戦車』について非常に詳細に書かれている。」
学者のルイジ・モラルディ教授によれば、旧約聖書の外典には『少なくとも23種類の天空の戦車』が記されているという。
ビグリーノの記憶では、エルサレムの空に現れた幻影は歴史家ヨセフスも引用している。「彼は多くの目撃者がいた出来事として語っており、確実に信頼できるものだ。」
今日、わたしたちがこれらの光を非常によく知られた名前で呼ぶとすれば:
未確認飛行物体(UFO)だろう。
2019年秋、アメリカ海軍はそれらをUAP、未確認空中現象(Unidentified Aerial Phenomena)と改名した。
アメリカ軍によるこの認定は歴史的に重要であり、数千年前にさかのぼる古代の報告をある程度裏付けるものだ。
タキトゥスもヨセフスも、そしてその仲間たちも、UFOという言葉が存在するより前からUFOの信奉者だったのだろうか?
「わたしはUFO学に直接関わっているわけではない。」とビグリーノは言う。「しかし、古代のテキストを読み、聖書に書かれていることと、地球上のあらゆる大陸の他の多くのテキストに書かれていることを比較すると、シュメール・アッカド語のアヌンナあるいはアヌンナキに相当するエロヒムは、ある種族、あるいは少なくとも地球以外の場所から来た個体の集団に属している可能性があるという仮説を容易に立てられることになった。」
実際、『聖書に登場するエイリアンの神』はビグリーノが出版した本の中でも最も印象的な一冊である。
しかし、若干の説明が必要だろう。「わたしは『エイリアン』という言葉を言語学的に中立的な意味で使っている。『エイリアン』とは、わたしたちとは『異なる、区別される、別個の』個体という意味であり、必ずしも地球外生命体という意味ではない。」
もちろん、これは正当な仮説である。例えば、有史以来、わたしたちよりはるかに優れた古代の地球文明、あるいは地球外文明が存在していたというような仮説である。
ビグリーノは、いつものように正確な言及にこだわる。
「他の大陸の伝統、特にヒンドゥー教では、星の子どもたちのことは事実として受け入れられている。そしてシュメール人は、ヒンドゥー教と同様に、それらの存在同士の衝突や、空中で繰り広げられる戦い、地球の空を縦横に飛び交う飛行物体について語っている。」
学者にとって、特定の結論に達することは、避けられないことである。
「聖書のエロヒムはシュメールのアヌンナやインドのディーヴァと実質的に対応しているので、この仮説を立てるのは難しくなかった」と彼は説明する。
とりわけ、ビグリーノは聖書のエロヒムといわゆるギリシャ神話の神々との間に実質的な対応があることにも注目した。
「神々と呼ばれるこれらの存在も、彼らが支配する人間よりも優れた知識と技術を持っていた。」
ある時点で、その証拠が優勢になったようだ。
「飛行物体の存在は、シュメール人、インド人、中国人、ギリシャ人、アメリカ大陸の北と南の住民のすべての物語で強調されている。」
ビグリーノにとって重要なポイントはこうだ:「わたしの仕事の文脈では、エロヒムが地球外生命体であったかどうかを証明することは重要ではない。重要なのは、聖書がエロヒムについて語るとき、それは神について語っているのではないと理解することだ。それは、彼らが対処しなければならなかった未開の人々よりもはるかに優れた知識と技術に恵まれた、生身の個体について語っているのだ。」

結局のところ、UFOとは単に未確認飛行物体であり、つまり正体不明の航空機という意味なのだ。
SF小説はUFOについて何かしら知っているが、科学者とは異なり、アンテナの付いたリトル・グリーン・マンや地球外の宇宙船を公然と想像し、物語上の自由裁量権をかなり得ている。
とはいえ、ある種のSF小説には真実の要素が含まれていることもある。
「SFの本や映画は、実際にはすでに存在している未来を予測するためのコミュニケーションツールであることがよくある。あるいは、正確な情報を、幻想的な形で、人々が怖がることなく聞くことができるように伝えている。」とビグリーノは認める。
これは事実だ:「スタートレックの初期のエピソードには、わたしたちが現在使用している科学技術がすでに登場している。かつては単なるSFであったものが、日常的に使用される科学技術的な現実となったわけだ。」
その他の手がかりは、いわゆるスーパーヒーローの漫画本や映画を調べることで得られる。
スーパーマンというキャラクターは、2人のユダヤ人、ジェリー・シーゲルとジョー・シャスターによって考案されたが、彼らは聖書のエロヒムに典型的なすべての特徴をスーパーマンに与えた。元々、スーパーマンは『カル=エル (Kal-El)』と呼ばれており、これは『素早いエル』を意味する。このヒーローは、『未知』を意味するクリプトンという架空の惑星からやってきた。興味深い事実は、エロヒムがどこから来たのかもわかっていないことだ。」
類似点はこれだけでは終わらない。
「カル・エル、あるいはスーパーマンは、人間よりも強いが、わたしたちと同じように死を免れない。この側面は、聖書の中でも繰り返し言及されている。詩篇はエロヒムの死すべき運命について語っており、非常に長命だが決して『永遠』ではない。奇妙なのは、ユダヤ系の2人の作家が、彼らが想定する神の特性を選び、幅広い読者層をターゲットにした漫画本のスーパーヒーローを創作したということだ。」
もしかすると、SFのような暗号化されたメッセージなのだろうか?
スーパーマンの実話から、聖書に登場する人物は実は古代の『スーパーヒーロー』だったと推測できるだろうか?
ビグリーノのテキスト解釈によれば、彼らは複雑で危険なエネルギー装置を扱い、轟音を立てる航空機で飛び立つことができる人物像である。彼らはSFにふさわしい武器を放つことさえできたのだろうか?

有名な魔法の絨毯でエルサレムから20キロ離れた死海の岸辺まで運ばれる覚悟があれば、わたしたちはそれを発見することができる。
ヨルダンとの国境にあるこの海域は、いわゆるペンタポリスと呼ばれる沿岸の5つの町があった場所である。
アデマ、ゾアル、ゼボイムという名前は、おそらくほとんどの読者にとって何の意味もなさないだろう。
しかし、残りの2つの町、ソドムとゴモラの物語は誰もが知っている。
あるいは、少なくとも知っていると思っているだろう。
「教義上、神学上の伝統によれば、聖書の都市ソドムとゴモラは、その住民の性的倒錯のために滅ぼされた。」
その通りだ。それがわたしたちに伝えられてきたことだ。
その最初の問題がここにある:「それ自体が不可解である。破壊は実際、必然的にすべての住民を無差別に巻き込んだだろう。」
これは正義ではない。「性的倒錯の罪を犯した1 人につき、4、5人の罪のない人々、それにすべての動物が代償を払ったことになる」
実際には、これらの都市が滅ぼされたのは、彼らがヤハウェの掟を受け入れなくなったからだと聖書自体が回想している、とビグリーノは指摘する。
「つまり、エロヒムの様々な派閥の間で戦われた戦争中に、彼らは同盟を変えることを決めていたのだ。」
エロヒム:超先進的な武器を持つ、仮説上のスーパーヒーローたちだ。
「この時使われた武器は、聖書が記述するような結果をもたらした。何世紀も経った後、そして事件から2千年経った今でも、聖書はその土地がまだ乾燥し、耕作ができなかったことを伝えている。このことから、その地域で実際にどのような兵器が使われていたかを知るヒントになる。」
タブラ・ラサ:完全な荒廃。
「そして、どのような兵器がそのような効果をもたらすのか、わたしたちはよく知っている...」
もちろん、すぐに思い浮かぶのは広島と長崎だ。
「さらに古いシュメール・アッカドの物語は、まさに同じ出来事について、より詳細に語っている。」
出典は『エラ神話』である:「そこでは、空から発射された5種類の武器が、破壊されるべき5つの都市それぞれに使われたと語られている。そしてまた、エラは他のシュメール・アッカドの物語とともに、『邪悪な風』と呼ばれるものの影響についても語っている。この風は、原子爆弾に典型的な結果をもたらし、数キロメートル離れた遠くにいる人々をも殺した。」
悪名高い核降下物。
「髪の毛は抜け落ち、肺は焼けただれた。人々は文字通り空中に溶けていった。」
マウロ・ビグリーノは、これらの物語に深い感銘を受け、単なる文学的フィクションの産物とは思えないほど、極めて露骨で正確なものだと感じた。
「その『邪悪な風』は、メソポタミアにいる、その兵器の使用を決定したエロヒムそのものを殺す危険があった」と彼は言う。
言葉を濁す必要はない:わたしたちは実際に起こったことについて話しているのだ。
「その出来事は紀元前2000年頃とされ、事実上シュメール文明の終焉を意味する。」




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大いなる詐欺:ナンセンスな長い伝統 -1へ続く**********************************************************

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