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「What?」と日々と「なんでやねん」

理由もなくきもちが上がらない日は
いつも聴くラジオDJの声もテンションも選曲も腹立たしくなる。
「What?」つまり「ハァ?」
このところの暑かったり寒くなったり気候や気圧の変化のせいだろうか。
いやそれらは言い訳でしかない。
きもちなんてめっちゃ上がってる日とかの方がすくないよねというか
上がるときの方がすくないわけで、
でもDJはいつもこのハイなテンションでお送りしてくれているというプロの仕事なわけで。
つまり完全にこちらの気分というかただのいちゃもんでしかない。
 
とか思いながら仕事していたら流れてきたのは玉置浩二の『田園』だった。
 
「なんでやねん(笑)」
 
とほほと失笑、げらげら笑い、全部混ざった笑いと笑いでツッコんだ。
「なんだかなあ、もぉ」「ほんとにもぉ」「なんやねん」
笑いと爽快なイントロが同時に流れて行って
全然好きじゃない玉置浩二がしずかにあつくるしく歌い出してサビが来た。 

あの強烈なサビだ。
 
なんなんだこの歌詞は。
 
今年、旅芝居の舞台でこれで踊る役者を観たときも書いた。
なんでこの曲やねん。踊るリズムちゃうやろ。踊れない人やったけれども。
なんでフード付着物やねん。なんで客席きゃーきゃーなってるねん。
みたいなことを。
 
なんなんだ!

好きじゃない歌手。
好きじゃない歌い方と歌のその人。
好きじゃない芸風の舞台の人。
世界中になんぼあるかわからへん歌の中でそれがかかる、この瞬間、いま。  
この曲は玉置浩二が「ちょっとしんどい」もとい
「とてもしんどい」ときに出来た曲らしい。
 
知らんがな!
 
ああ、でも、そうか。
 
だからなんや、と、でも、ああ、そうか、そうなんだなあ、と。
 
年齢や世代などは関係なく、好きな人、多いよなあ。
口ずさむ人も、多いんやろうなあ。
うんうん。わかるきがするよ。好きではないけれど。うん、とても。
 
ふふふ。
 
と、笑うその笑いは、ばかにしてではないのである。
むしろ、逆だ。
距離感や距離のものでもない。肚からの気持ちなのである。
ほんまの。
そうして、いろんなひと、いろんないろんなひとの顔が浮かんだり、
よく会う人も会えていない人も会ったことない人も含めて
「あのひと、元気かな」とか「だいじょうぶかな」とか想いを馳せたり。
「元気かな」
「しょうもないこと言うたりして笑ろてたらいいな」
と、「What?」&「うんうん」と共に願うのはちょろいか。ちょろいな、でも。でもなんだ。なんなんだ、やけどね(笑)
 


5月この頃。
明るくてあったかい日が多いし、緑はきれいだし、気持ちのいい日が多い。
せやけどそういう気候や時期がしんどい人や気候時期関係なく
しんどいひともおるやろう、どうぞ皆、無理せず、ぼちぼちねー。
 
わたしはたぶん今年は2月と3月が
ちょっと今も嘘かと思うくらいミラクルがあって楽しすぎてん(笑)
で、今、ちょっとしゃきっと仕事と私事(笑)


田園、以前の記事はこちらです。


番組後半では桑名正博のデビュー曲がかかる。どんな選曲やねん。
桑名正博って歌うまいんか下手なんかわからんな。
つって書いてたら キダ先生が亡くなったニュースを知った。


◆◆
【略歴や自己紹介など】

構成作家/ライター/エッセイスト、
Momoこと中村桃子(桃花舞台)と申します。

旅芝居(大衆演劇)や、
今はストリップ🦋♥とストリップ劇場に魅了される物書きです。

普段はラジオ番組構成や資料やCM書き、
各種文章やキャッチコピーなど、やっています。

劇場が好き。人間に興味が尽きません。

舞台鑑賞(歌舞伎、ミュージカル、新感線、小劇場、演芸、プロレス)と、
学生時代の劇団活動(作・演出/制作/役者)、
本を読むことと書くことで生きてきました。

某劇団の音楽監督、
亡き関西の喜劇作家、
大阪を愛するエッセイストに師事し、
大阪の制作会社兼広告代理店勤務を経て、フリー。
lifeworkたる原稿企画(書籍化)2本を進め中。
その顔見世と筋トレを兼ねての1日1色々note「桃花舞台」を更新中。
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