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田園

芝居小屋とはなにかおおきなものの縮図だよな、
とは常々思っているのだけれども。

昨日、フード着物にキメキメダンス……
ダンスでもないか、
キメキメばりばりに目線を配りながら
玉置浩二の『田園』を踊っていたヤンキーみ多々の若い役者を見た。

ズッコけ、ツッコミ、真顔になり、笑い、
でもまた真顔になるわたしの心身をあの歌詞とメロディーが通ってゆき、
舞台上の役者の胸元は華やかになった。

生きているんだなあ。

お祝い? じゃないが、
この日のいわば主催イベントの主であるベテラン氏は、まだまだ元気で、
声量もばりばりで、まだまだ生きそうで、
艶も、遠くからみるとオットコマエのTHE 旅役者臭ぷんぷんだが、
近くにいると近くにおられるときっと絶対ぜっったいに面倒臭そうなにおいも舞台姿からダダ漏れに漏れまくっていた。

待ってました! と声かかる、まだまだ舞台に立つ俺のお目通り!

世間の裏通りを歩く己に陶酔するせざるをえないのかは知らないが、陶酔すると着いてくるやつらも少なくなく花も咲くそこは田園かなかもしれないな。

なんて場所なんでしょう芝居小屋とは舞台とは。 



追記。インスタに長々と書きました。
追記2。スレッズにも書きました。


昨年書いたこれ、の、なんだか続きみたいな日。

忠治でした。忠治が居ました。

( 森川竜馬劇団(森川竜馬座長)にて「秀峰祭」
 芝居『老後の忠治』
 二代目梅澤秀峰(元・二代目森川長二郎(森川凛太郎)座長) 
 2024.1・24  夜の部 @大阪・風竜座)

(たくさんのゲスト座長の中、
なんだか印象的だったこの『田園』を踊られたのは
早乙女紫虎座長(劇団一旗)。
このひとの、なんちゅうか、真っ直ぐすぎる真っ直ぐさブレなさな)


ちなみにこの歌は学生時代のパイセンたちがうおーうおー歌うレパートリーのひとつ。うぜぇー!  みんな元気かな元気やな。笑


◆◆
【略歴や自己紹介など】

構成作家/ライター/エッセイスト、
Momoこと中村桃子(桃花舞台)と申します。

旅芝居(大衆演劇)や、
今はストリップ🦋♥とストリップ劇場に魅了される物書きです。

普段はラジオ番組構成や資料やCM書き、
各種文章やキャッチコピーなど、やっています。

劇場が好き。人間に興味が尽きません。

舞台鑑賞(歌舞伎、ミュージカル、新感線、小劇場、演芸、プロレス)と、
学生時代の劇団活動(作・演出/制作/役者)、
本を読むことと書くことで生きてきました。

某劇団の音楽監督、
亡き関西の喜劇作家、
大阪を愛するエッセイストに師事し、
大阪の制作会社兼広告代理店勤務を経て、フリー。
lifeworkたる原稿企画(書籍化)2本を進め中。
その顔見世と筋トレを兼ねての1日1色々note「桃花舞台」を更新中。
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