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クリムゾンの迷宮(著:貴志祐介)【この読書紹介はどこをさまよっているのだろう。おお、アレに見えるは、ゴール地点にいたカンガルーじゃないか? 動いてるぞ! え?】

この人も有名な作家さんで、
とりあえず一冊は読もうとして手に取ったのがこちら。
実は私がフォローしている別のnoterの方が、
この本の感想を書いていたのですが、

それはそれ、これはこれで、別に感想文を書いてもいいかなって。
ということでやってみることにしました。

まずこの小説は昔のゲームブックを絶賛するところから始まります。
ゲームブックというのは、ファミコンRPG前夜に徒花のように咲いた、本で読むRPGゲームのことですが、その後は絶滅してます。
もちろん架空のゲームブックです。
火星のなんだったかな?

その本の同好会だっけ?
そういうのに参加してみたところ、
気がついたら砂漠の果てにいました。

謎の変態殺人鬼に誘拐されて、
デスゲームに強制参加させられるイベント発生!

なんていうアルアルなんだ!なんて日だ!
さすがに火星ではなかったけれど、雰囲気を出すために、オーストラリアの砂漠地帯に飛ばされてます。
そこは高い崖に覆われた迷路。
オーストラリアで天然の迷路のような場所と言えばあそこしか考えられないのですが、

それはさておき、

しばらく途方に暮れて歩いていると、同じく強制参加させられたプレイヤーと出会うことができます。
もちろん基本はルールなしのデスゲームなので、何が起こるかわからない。
この時点で襲われるかもしれません。
まあ闘争はこの時点では回避し、なんと女性の参加者もいることが分かります。
主人公は男性ですね。他にも男女合わせてたくさんの参加メンバーたち。

それはともかく犯人からのメッセージにより、
まずは三つの補給ポイントを明示されます。

ひとつは食料。
ひとつは武器。
ひとつは情報。

参加者たちはなりゆきで即席チームを組んで、3つのチームで補給品をそれぞれ選択。

食料が一番人気で、情報はいちばん不人気でした。
主人公の参加したチームは交渉力が弱く、いちばん不人気の情報を選びます。
ですが、これが幸いした。

そのあと、迷宮をさまよい歩く中で、食料がとんでもない罠だったことに気づかされます。
デスゲームはモンスターの登場により、俄然と深刻度を増してきたのです。
果たして主人公とヒロインは、行きてデスゲームから脱出できるのか?

・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・(読書前機密不開示のため詳細は書けない)

さて大団円にたどり着きましたが、
謎はまだ残っていましたね。

その最後の謎を解いて、ヒロインと再会できるのか?
最後は、はっきりと明示せず、ぼやかして終わっています。
ゲームブックのハッピーエンドのパラグラフで締め。

エンディングめっちゃ気持ちいいじゃん!(人による)
渋いよ!これは読まないと大人になれないやつじゃん。

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