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政治・経済・外交・軍事

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広い意味では経済──経世済民──も外交も軍事も、政治の一部ですが。
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2021年11月の記事一覧

立憲民主党新代表は泉健太議員

立憲民主党新代表は泉健太議員

◉枝野幸男代表の辞任に伴う、小川淳也・西村智奈美・泉健太・逢坂誠二議員の4人で争われた、立憲民主党の新代表ですが。自民党総裁選のような盛り上がりを見せることなく、なんとなく決まった感じですね。個人的には「……泉? 誰それ?」状態ですが。立憲民主党並びに野党共闘支持者の皆さんは、マスコミが贔屓してるとか言い出すでしょうけれど。自民党総裁選のときのような、対立軸が見えないのでは、左派マスコミとしても盛

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大久保利通と日本文化

大久保利通と日本文化

◉地元鹿児島でも、西郷南洲翁の圧倒的な人気に比較して、大久保利通公の人気は低いです。100対1どころでないぐらいに。しかし、政治というモノが少しは理解できるようになると、大久保利通公のその見識の深さや広さは、同時代において群を抜いていますね。ある意味で、島津斉彬公が亡くなった後、この国のグラウンドデザインができたのは、大久保利通公のみだったでしょう。

【大久保利通が青ざめた「西郷隆盛」衝撃暴言の

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連合が反共産党姿勢明確に

連合が反共産党姿勢明確に

◉連合は立憲民主党を共産党から引き剥がし、国民民主党と再合流させたいようですが。連合設立の経緯を考えれば、これは当然といえば当然。先の衆議院選挙でも、野党共闘が野党共倒に終わったわけで。このまま行けば、来年の参議院の選挙でも、立憲民主党や共産党、社民党は議席を落としそうです。それこそ、辻元清美議員や池内さおり議員レベルの大物が、落選しそうです。齋藤蓮舫議員や福島瑞穂議員とか。

【連合・芳野会長「

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台湾有事に日本の民意は?

台湾有事に日本の民意は?

◉台湾有事に日本も関わるべき、が71%とのこと。マスコミのお花畑の論調とは別に、日本国民の多くは、かなりリアルに台湾有事を想定しているのでしょう。そりゃあ、尖閣衝突以来、執拗なイヤガラセを繰り返して、挑発していますからね。加えて、左派マスコミがウイグル論法とか珍論で逃げ回ってるウイグルやチベットや香港での人権弾圧。危機感を持たないほうがおかしいわけで。そしてこれが、普通の日本人の感覚なのでしょうね

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IWC脱退と日本の捕鯨

IWC脱退と日本の捕鯨

◉2018年のIWC(International Whaling Commission=国際捕鯨委員会)脱退から早3年、当時は日本が孤立するとか、国際連盟だったに匹敵する暴挙だとか、反捕鯨派の方々は騒ぎましたが。けっきょくそんなことはなく。コレは多分に、国際派のブレーンを抱えていた安倍政権の、絶妙な一手だったと思います。オーストラリアが利権を主張する南氷洋からの撤退と、伝統捕鯨としての沿岸捕鯨と公

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21世紀のステルス零戦?

21世紀のステルス零戦?

◉日本の次期ステルス戦闘機に、韓国の次期大統領候補が危機感を持っている……という報道ですが。これって、そう単純な話ではなく。韓国はこういう形で対日での危機感を煽ることで、右にも左にも訴求しますからね。韓国も、次の産業は航空機部門という部分はあり、そのための国産戦闘機開発でノウハウを蓄積し、それを民間企業にフィードバックする、という部分はあるでしょう。日本だと三菱やIHIなどがそうですが。

【「2

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脱炭素と太陽光・風力・水素の現実

◉ちょっと仕事でバタバタしていましたが、エネルギー関係で興味深い記事があったので、遅ればせながら紹介です。自分はそもそも、カーボンニュートラルは実現可能なのか、いつもの欧米のルール変更ではないか、という疑念があります。風力発電や太陽光発電はベースロード電源にはなりえず、原子力以外には現実的な解決策はないと思いますが。それとは別に、木材という形での二酸化炭素を吸収したものを活用する考えは、参考になり

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毎日新聞とDappiアカウント

毎日新聞とDappiアカウント

◉毎日新聞が、Dappiアカウントにご執心です。でも、有料記事のその内容は……「ただ、投稿に自民党の関与があったことを示す証拠は現段階では見つかっていない。」って、リード部分でこれじゃ、意味ないじゃないですか。選挙前に大騒ぎしてイメージ操作で、自民党の悪辣な印象を煽る。これがジャーナリズムですか? イエロージャーナリズムじゃないですか。選挙で野党が大勝していることを前提に取材したら、この程度のこと

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子宮頸癌ワクチンの積極的推奨再開へ

子宮頸癌ワクチンの積極的推奨再開へ

◉ようやくですか。一部の非科学的な人たちが騒ぎ、変な医者が同調し、何より朝日新聞ラサはマスコミがひに油どころかナパームを大量投入し、間接的殺人に加担したわけですが。これも、新型コロナウィルスの問題と、2億回に迫るワクチンの摂取で、劇的な効果があったがゆえの、心理的ハードルの変化。反子宮頸癌ワクチンの医者が、反m-RNAワクチンを兼ねることが多かったので、そのトンデモぶりが可視化されやすかった部分も

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エネルギー問題:SMRに水素にエンジン

エネルギー問題:SMRに水素にエンジン

◉次世代軽水炉と小型モジュール炉の三菱重工の取り組みを紹介する、日経新聞の記事がコンパクトで、わかりやすいので紹介します。先の衆議院選挙でも、エネルギー問題はさほど政策として有権者には重視されませんでしたが、日本がなぜ必敗と事前シュミレーションでも解っていた日米開戦に踏み切ったのか、歴史に学び理解するのならば、けして軽視すべきではないんですよね。エネルギー問題は、経済とも密接に結びついていますから

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韓国大統領選と日韓関係

韓国大統領選と日韓関係

◉ちょっと前の社説ですが、いわゆるカッコ付きの「徴用工」裁判について。韓国の司法や行政は遅々として動きません。これは当然で、なんだかんだ言っても未だに人治主義が色濃く残る政治風土の国ですから。大統領選挙で保守系が勝つか革新系が勝つかで、司法もまた右往左往して政治に阿る国なので。李明博・朴槿恵と保守系政権が続いた後、革新系の文在寅政権になったら政権に阿る判決。日本は日韓基本条約で解決済みで、付き合う

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支持者にも見放された野党共闘

支持者にも見放された野党共闘

◉自民党が過半数を大きく超える議席を獲得した理由について、立憲支持層の70%が「野党に期待できないから」と回答。これは重いですね。自民党支持者ではなく、立憲民主党の支持者の70%って、政治家の体感的にはほぼ全員でしょう。朝日新聞が、選挙期間中から野党――特に立憲民主党から距離を置く仕草を見せていたのですが。右にフラフラ左にフラフラとする朝日新聞のこの芸風を、故勝谷誠彦氏は〝築地をどり〟と呼んでいま

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野党共倒ショック続く

野党共倒ショック続く

◉野党共闘で政権交代! と吹き上がっていた人たちが、大敗のショックに愚民や民度と口走る、なんとか良い数字を持ち出して失敗じゃなかったと強弁する、八つ当たりのようにバトルを始める人、まぁ酷いもんです。自民党を批判しても、野党の特典になるわけもなく。その批判も、モリカケ桜にコロナ対策、経済政策は具体性がないものばかりで、勝てると思ってるほうがどうかしています。「他人を批判しても自分が偉くなるわけじゃな

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支持者にも批判された野党共闘

支持者にも批判された野党共闘

◉立憲民主党の支持者の54%が、野党共闘見直しとの意見。当然っちゃあ当然ですよね。ハッキリ言えば、共産党との共闘はやめろ、ということでしょ、これは。自分のような保守系の人間でも、「これで勝てるとか政権交代とか、大丈夫か?」と心配したレベル。結果は、御存知の通り。これを主導した人間は、何らかの形で詰腹を切るべきでしょうね。ハッキリ言えば、福山幹事長、彼がフラワーデモなどジェンダー界隈を党内に引き込み

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