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黒人神父と金髪シスターや王女との絡み。コンセプトとして魅力的抜群なのに今までの日本製エロゲーでまったくテーマとして使われてないんだ。どうしてそうなったか分析していきたいと思います

前置き:

御存知の通り、黒人にもキリスト教徒がいますね。アフリカ黒人だけでなく、アフリカ系アメリカ人もキリスト教徒とイスラム教徒、どっちかの宗教の信徒として産まれた人が多いんです。無論、信徒になったからといって、必ずしも他の場面に関してや全体的な性格や人柄が善良な人であるわけでもありませんけど(筆者の周りにも宗教を信じるからといって悪行をちょこっとやっちゃうような人もいるのですし)。

で、その情報を前置きにしておきましたので、次には本題に移ります。どうして黒人にはキリスト教徒がたくさんいるのに、日本の美少女ゲームとかエロゲーではあまり黒人神父や黒人の枢機卿がキャラクターとして登場しないんですか?

黒人の枢機卿

キリスト教徒は白人だけが信じていい宗教ではないですよね。イエースを信仰にしているのならどんな人種でも信徒とか神父になれるんですし。イスラム教徒も人種関係なく、どんな出身な人でもどんな肌色の人でもムスリムになれます。それがあの宗教たちの常識です(でなければ、昔のヨーロッパ人がキリスト教を日本に広めようとしたりしないんですよね?彼からすれば、日本人も敬虔な信徒になってもらった方が彼ら的に喜ばしいことのはず。なんか、仲間内が増える、みたいな?知らんけど)

では、本当の前置きは終わりにして、メインの本題に移ります。

黒人にも神父や枢機卿の地位の人がいるのに、もっとエロゲーでそういう人達がキャラクターとして登場し、活躍した方が良いのではないでしょうか?

もちろん、日本のエロゲーの殆どは日本人向けなのは知ってるんですけど、でも日本人向けであろうとも、他の人種や種族の男性キャラが可愛いヒロイン達とHすることに対して、別にそれほどの抵抗感があったりしませんよね?でなければ、日本人男性主人公の一人も登場していなかったバイオハザードシリーズとか、日本人男性ではなくオークとか白人っぽい金髪男性とか色んな外見の男達がヒロインズとあれこれやっちゃうようなエロゲーが作られてないよね?

オークだけじゃなくて、触手もヒロインズと何やらあれなこともたくさんやりたい放題なのに、黒人男性キャラには可愛い金髪ちゃんとHできるような作品があまりにもなくて少し何か考えたくなるような案件になるんですよね?

もちろん、日本のエロゲには、日本が舞台で出される黒人男性キャラが日本人ヒロインとHするような作品もそれなりに複数あったし、何度も見受けられます。

でも、疑問として言うのなら、どうして殆どの黒人キャラは日本舞台だけで出されちゃうんですか?御存知の通り、黒人人口は日本より欧米諸国の方が多いですし、ファンタジー作品ならば何でもありな設定にでもできたはず。

黒人男性を神父として出すのも普通なことであり、何も問題はないはずなのに、なぜかそういうタイプの人があまりキャラクターとして出てこないんですよね、日本のエロゲーって。

筆者がこう言いたくなるのも、来月には日本製エロゲー、【ドゥアズ ~神父様ノ言いなり~】という作品は金髪のシスターが登場しているのに、相も変わらずHする相手が肌の薄い男性ばかりで、肌の黒い男性キャラの出番はまるでないですね(金髪シスターとHする相手じゃ黒人男性は役者不足ってか?)韓国産のWEBTOONSの方が多くの白い肌の女性と異人種間恋愛する褐色男性の中東っぽいキャラがもっといるぞ?(確かに黒人ではないけれど、褐色肌のアラブ人にもマイノリティー系としての主人公レベルのRepresentationが求められるんだ、中世時代っぽいファンタジーなら)

黒人の聖職者

なんか黒人男性が相手だと、感情移入できないとか、生理的に受け付けないとか、そういう理由があってあまり作られてないって訳じゃないですよね?なので、筆者はこの件について、みっちりきっちり公平的に、客観的に分析してみようと思います。なぜそういうタイプのキャラがあまり登場していないのか、どうして金髪美少女のシスターや王女との絡みがないのか、その理由について色々考察していきます:

1.日本ライターはどうやってマイノリティー系の黒人男性を上手く書くのか、慣れていない所為でちょっと怖くて試したくないとか?

御存知の通り、歴史だけを見てみれば、白人と黒人との関係に奴隷制度という過去が重くのしかかって、創作に両方もキャラとして出すなら一番に頭に入ってくるのはその事実についてです。でも、別に本物の中世ヨーロッパを舞台にするわけでもなく、単なるファンタジー世界でしょう?

なので、黒人キャラを別の大陸から傭兵としてやってきたり、外交官とか留学生とか何でもありな設定が物語に組み込めたはず。無論、移住してきて、教会のテストに合格して神父となれる黒人男性っていう設定のあるキャラクターも出せたはず。なのに、あまりエロゲーで見かけないってことは日本人ライターがどうやってそういう人達をキャララクターとして書くのか、ビビッて躊躇したりするとかかな?

2.肌の黒い男性が主人公や主役だと感情移入できない

これは最近のAC: Shadowsの弥助の件もそうだけど、なんか肌の濃い男性キャラが主人公だと感情移入できなかったり、好きではない層がいるのは遠目から見ても察することが出来ましたよね?

なので、たとえ歴史的や設定的にあり得る話だとしても(黒人神父の件もそうだが)、肌が黒いというだけで疎む層がいるのは想像に難くないです。

むろん、弥助が侍であるかどうか、あのイギリス白人の歴史家が何をやっていたかについてはこの記事で触れないようにします(記事に関係することではないので)

3.出したらポリコレポリコレだと騒がれる恐れがあります

あのさ、黒人が出てくるだけでポリコレって騒ぐのもどうかと思うんですよね?『場所に適切ではないキャラが大活躍するなんて、ただの行き過ぎた配慮に過ぎないんだよー!』って言う人もいると思いますが、それならば、【場所に不適切なキャラが主人公として大活躍するのは配慮のし過ぎだと言うのなら、バイオハザード5はどうなんですよー?】

だって、バイオハザード5はアフリカが舞台なのに、男性主人公はアフリカ系アメリカ人とか現地アフリカ人の男性兵士ではなかったんですよね?たとえ黒人女性が伴っていても、それをAC:Shadowsの尚江に関して【日本人女性の主役だけは足りん!我々は日本人男性主人公も欲しいのだ!】って言う層がいるのと同じに、【我々も黒人女性主人公だけだと感情移入できないから、黒人男性主人公も出せ!】って返されますよね?やっぱり男性のご客様はどんな人種でも多いので、自己投影の先として女性主役だけでなく男性主人公もご所望なのでしょう。FORSPOKENも女ですし。男性はどんな人種や肌色のヒロインとも恋愛できるけど、自己投影できる男性キャラがいなきゃ話にもならないと思われるでしょうね。

まあ、弥助がShadowsに登場しなくてもいいけど。筆者は弥助ではなく、シュヴァリエ・ド・サン・ジョルジュやトマ=アレクサンドル・デュマの大ファンですからね。

AC:Shadowsは現地人の日本人男性が主人公として出ておらず、外国人の弥助が主人公ということについてはバイオハザード5と同じですね。ネイティブな人が主人公じゃないのって。クリスは南アフリカの現地白人でさえなくて、外国人のアメリカ人でしかも黒人ではありませんでしたし。

でも、ゲームや作品のテーマによって、たまには現地人が主人公ではなく、外国人やマイノリティー系の人が主人公になることもあるんですよ(異世界アニメみたいに)


日本製の仁王も白人男性が主人公でしたし、なので、これからの日本製エロゲーにて、黒人神父が主人公か主役で、可愛い金髪王女を寝取る作品が作られても良いのでは?日本舞台のエロゲーで黒人男性キャラを出すのはもう既に何度かあったし、次はヨーロッパ風なファンタジー世界で出してみては?

幸い、黒人には神父や枢機卿って地位のひとが現実世界にあるだけじゃなくて、リアル世界の歴史にはシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュやトマ=アレクサンドル・デュマといった黒人ハーフの偉人もあったことから、モデルとなる【理想的な黒人男性主人公】を作品に組み込むことってそうそう難しくない課題に思うんだけれど……

筆者は白人男性が主人公のアフリカ舞台の作品でも日本舞台の作品の外国人主人公でも構わないけれど、でもそれを良いと思うならどうして黒人男性主人公のヨーロッパ舞台の作品が敬遠されるのか不公平に思うんですよね。

ヨーロッパとかヨーロッパ風なファンタジー世界でも黒人男性が主人公として登場していてもいいんじゃないですか?まさかアフリカ舞台のバイオハザード5の白人男性主人公は良いのに、ヨーロッパ風なファンタジー世界での黒人男性主人公は駄目だなんて言わないんですよね?

という訳で、アフリカ以外の舞台で黒人男性が主人公として出されたらポリコレだというのなら、じゃアフリカ舞台のバイオハザード5の白人男性主人公のこともポリコレだと言えばいいのに。明らかに肌が薄い男性だと優遇するのね。

シュヴァリエ・ド・サン・ジョルジュが主人公のゲームやアニメが作られるのもいいように、黒人神父が活躍するエロゲーも作られればいいですね。

例えば、これらのAI画像みたいにとか:

黒人神父と白人シスター
黒人神父と白人シスター
黒人神父と金髪王女の禁断の恋

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