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詩とエッセイ

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ぽえまーよはんのひとりごと。
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#歌詞

紙袋

紙袋

木曜夜の零時少し前
凍てつく夜も温かく
下り電車の賑わいは
健やかなる無法地帯

幽霊の様な境界線を
何でもない風に跨ぐ
通路という概念など
誰も覚えてはいない

ど真ん中に置かれた
高級百貨店の紙袋は
その威厳も虚しく、
なんてことでもなく

夢現の主人よろしく
やけに堂々とした姿
それこそ実に本来の
私だとでも言う様に

昼のいきぐるしさが
存在すら不確かな夜
ただそこに在るのは
星と空と少し

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ピンクと青と。

ピンクと青と。

この感動だけで生きられたらいいのに。

帰りの電車
半分開いた窓から見える
摩訶不思議なピンクと青と

ガラス越しじゃない
本物の世界が
絵に描いたよう、嘘みたいに映える

感傷に浸る姿は
美しい人がするから美しいんだろ

積み上げたマイナスポイントが
わたしを透明にしたがる

本当は、
君とわたしの関係だけでいい。

生まれた時は知っていた
そんな簡単なことを、
歳をとる度
わすれて、思い出して

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手紙。

手紙。

久々のオールフリーデー。
友人に手紙を書こうと思って
3時間経つ。

スマホとの馴れ合い。
動画やSNSを見て3時間も。
時間はこわい。
まぁこんな日もいい。でも目は休めないと。

紙が好きだと言った割に
便箋は全然持ってない。
使い切ってしまったと言う方が、正しいけれど。
縦書きのちょっとフォーマルな便箋を発見。
これはちょっと、気分と違うなあ。

ないものを探すのは諦めて
ルーズリーフを取り出

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過不足アリ。

過不足アリ。

胃がやられてるのに
お菓子ばっかり食べすぎて
5月にボーナス入るのかとか
好きな洋服もっと欲しいとか
過不足なく、って思うけど

自分のために生きるのって
誰かのために生きることだって
でも
わたしなりの 誰かのため だから
「うまくいかない」って思うのか

わかんないや
わかんない
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