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ケアのあれこれ6 多分、ただ受け取ることができていなかったんだと思う
最近、ラッキーだなぁ、ありがたいなぁ、と思うことが増えて、少々理不尽なことがあってもその場を離れれば忘れる、みたいな感じなのですが、これはいったいどういうことなんだろうなぁと考えてみる機会がありました。
若かりし頃は、理不尽だ・・・と心がすり減ることが多かったけれど、今はそうでもないんだろうか。
いや、そうでもなくない、というか、昔より理不尽な場面は多いかもしれない。
では、なぜに。忘れっぽ
ケアのあれこれ5 気付きを向けること
自分のこころとからだを整えるとき、何にどのくらい気付くかということに意識を向けておくと整えやすいことがあります。
例えば、身体の調子が良くないとき、どうしても調子の良くないところに意識を向けがちですが、実は調子の良くないところもあれば、調子がそれほど悪くないところもあったりします。
たとえば病院で診てもらった方がよいときには診てもらうまで、自分で様子をみることができそうなら調子が良くなってくる
ケアのあれこれ4 ふれることとふれられること
頭が痛いとき、お腹がいたいとき、転んだとき、ぶつけたとき・・・。なにか調子が悪くなると、無意識にそこに手を当てたり、さすったりしていることに気付きます。
調子がよくない場所や怪我をした場所に、誰かが手を当ててくれたという体験が、そうさせるのかもしれません。
今回はしんどいときに手を当てる、ということについて書いてみたいと思います。
自分の手を誰かの身体に当てたとき、相手のしんどい部分の様子を
ケアのあれこれ2 緊張をゆるめる話
緊張感というものは、活動状況に応じて適度にあった方がよく、なくても過剰でもいまいちなものです。
緊張感がありすぎるとものすごいエネルギーはみなぎるのですが、そのエネルギーが状況と比較して過剰であった場合、外に発揮されればやや攻撃的、内に溜め込めば自分の身体を居心地のわるいところにしてしまう可能性があります。かくいう私も緊張しすぎて、自分を守るエネルギーがどんどん産生されたにもかかわらず、それを適
あたたかさは血液が運んでいるという話
木々の葉が黄色や赤に色づいて自然界は秋の装いとなり、私の住む地域は気付けば手袋が必要な季節になりました。
外気温が下がって手足が冷たいなぁと感じることもしばしばなのですが、仕事帰りの道、寒いにもかかわらず手足があたたかくなった、と感じたことがありました。寒いのに、暖かくなった。理由として思いたることがあり、人間の身体というのは本当におもしろいなぁと思ったので、今日はそれについて書いてみたいと思い
こころとからだの健康について
ここ何十年か、『こころとからだの健やかさを保つには』ということについて考えて暮らしています。
こころのことは奥深く、からだの構造や仕組みは美しいので、それを知ることや探求することはおもしろいですし、身近な人の病気をきっかけに『こころとからだの健やかさにとって何が本当に役立つのか?』という問いが生まれたことなんかが理由かもしれません。
何十年か先の未来から今を見たとき、今正しいと言われている医療
エントロピーの法則とおみくじの話
高校の生物の授業で、先生がエントロピーの法則の話をしたことがありました。
私たちのからだは一人の人間としてまとまりをもって存在しているが、それは生きているからで、死んでしまったらそのまとまりはバラバラになる。生命の営みを続けているから一人の人間としてまとまっていられるのであって、その営みを終えれば自然の法則に従っていずれバラバラに、原子や分子に戻るのだ、という話だでした。
秩序があるものや組織