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鬱陶しいほどに希望を語りたい。

久々に心の奥底から
『これは傑作だ!!』と思えるいい詩が書けた。

きょうの朝。起きてカーテンを開けて、気持ちいい快晴の空を見たときふっと「希望の色」という言葉が浮かんできて、寝起きのままパソコンを開いた。そのまま流れるようにしたためる。出来上がった詩は、今までの物書き生活の中で書いてきたいくつかの詩の中でも断トツに良いものだった。

最近、あの日の映像を見るのがしんどくなってきた。

今日も色々なテレビ局が追悼特番で発災当時の映像を流していたけど、ぼーっと見ているだけで目頭が熱くなってきて、たまらずYouTubeに逃げ込んだ。YouTubeで大好きなお笑いの動画やあの日のこととは何も関係ない動画を見たりして、ようやくいつもの気持ちに戻れた。

うーん。どうしてだろうか。昔はこういう当時の報道映像も自らの経験のためになると思って進んで視聴ができたが、今は心がググっと強く締め付けられるような気がして、あまり見ることができない。流行り病や世界の情勢の変化で自分自身がそういうショッキングな映像に弱くなったということもあるのかもしれない。自分の身の回りで自分が守らなきゃいけない物が増えてきたから、心が繊細になっているのかもしれない。

でもそれ以上に、
自分の心は自然と「明るい未来」を
欲しているのかもしれないなと思った。

お昼の番組でサンドウィッチマンが地引網漁をしていたり、ウクライナとフクシマの絆のエピソードが語られたり、「先へと進んでいるヒト」が沢山紹介されていた。その姿をひとつひとつつぶさに見つめて、ちょっと元気を貰ったりした。私はやっぱり、あの日起きたことを何度も顧みるよりも、今元気で頑張っている人の姿を見たい。その方が、糧になる気がする。

確かに、今を生きる日本人として忘れてはいけない出来事ではあると思う。しかし「絶対に忘れてはいけない」という強迫観念にとらわれる必要も無い。いつか来るその日のために備えなければならない、という大事なことだけを胸に仕舞っておけばいい。あとは、東北の美味しいものとか素敵な景色を見て、東北いいところだね~って思うだけでもいいと思う。悼む気持ちだって、たくさん形を変えていいと思う。

さあ、私の大好きな福島のお酒でも飲みながら
私とたくさん楽しいお話をしましょう。
素敵な「希望」のお話を、ね。



おしまい。



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