みずのさん

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みずのさんのノオト:人は道具に感謝しない

物々しいタイトルだが、この場合の道具とは、実体のある道具であったり、システム系のツールであったり、何らかの手助けをしてくれるもの全般を指す。 基本的に、人は道具に感謝しないのだ。 何を言っているんだ?役に立つものに感謝することはあるじゃないかとの反論は、至極当然である。 かく言う自分も、これが全てに当てはまるとは思っていない。 限定的に言うならば、祈るか諦めるかしかない状況で手にした道具は例外だ。 例えば、何らかの偶然で無人島に流され、火を起こすこともままならない状況で

    • みずのさんノオト:プールの管理

      プールの管理が教員の過度な負担になっている、として、文部科学省は担当教員に任せっきりにしないよう通知したとか。 教員らに過度な負荷がかかっているらしいのは理解しているが、プールの管理という未知の仕事でもなく、むしろ、決められたことをきちんと計画立てて実行するだけ、って話じゃないか。 それも、プールの水を出しっぱなしにして高額な水道料金が請求される事故が多いのを受け、とか、何を言っているんだろう? 児童・生徒に夏休みの宿題を出した時、量が多いので、毎日計画的に片付けろ、的に説

      • ささやかな飯テロ:ラーメンスープ問題

        ラーメンスープ 自宅でラーメンを食べたい。 実際、お店の味に及ばないのは分かっているが、そうじゃない、そういう本気のじゃないんだ、でも、インスタントで妥協する気もないんだ、という感じだ。 「生ラーメンがあるじゃない」 いや、それはそこは何だろう、自分で作りたいんだよ、だから、少し違うんだよ。 かと言って、骨からダシを取るような話じゃないんだ。 みそ汁のように、ダシと味噌という素性の分かった調味料でどうにかしたいのだ。 簡単に調味料的なものだけで作るなら、ヒガシマルの『ラー

        • みずのさんノオト:アクティビストという人々

          物言う株主などと言われる人々。 ああいう人を否定するつもりもないし、そういう制度なので当然だと思っており、本稿で否定的に書いている存在が、すべてに当てはまるものではありません。 また、これは個人の感想であり、それ以上でも以下でもありません。 ムダに予防線を張ったが、それなりにセンシティブな問題なので仕方がない。 何ですかね、昔の選挙制度じゃあるまいし、所得で選挙権の有無が区別されるなんてのはどうかと思う一方で、物言う株主に説得力があるのは、会社存続に必要な資本に影響を与え

        みずのさんのノオト:人は道具に感謝しない

          みずのさんノオト:あなたの仕事、子供に語れますか?

          DXは難しい。 肌感覚ではなく、世に出回っているDX事例も、単なるデジタル化だったりするものが混じっていることを思うと、難しいのだろう。 そりゃそうだ。 ある日、DXの名の下に「それ仕事じゃないから」と否定される訳ですよ。 何らかの悪いことをしているのなら、よほどの悪人でもない限り、微塵の良心の呵責とやらがあるわけで、できれば止めたい、と思うかも知れないが、DXによって否定される『わたしの仕事』は、これまでやってきた当たり前のこと。 それで給料をもらっているのだから、どうし

          みずのさんノオト:あなたの仕事、子供に語れますか?

          ささやかな飯テロ 23:スコーン、焼こう、パート2

          スコーン おじいちゃん、スコーンはこっち(ささやかな飯テロ 17:スコーン、焼こう)でもう焼いたでしょ? もちろん覚えているし、何なら、自分で焼く時の参考にしてるくらいだ。 ネットに公開するレシピは、人のためじゃなくて自分の覚えのため、というか。 とりあえず、こちらのレシピで普通に焼けることは実証済み。 むしろ、材料のリストがあれば出来るので、実際のところ、レシピページの材料表だけ参考にしている感じだ。 ある意味、これが基本を身につける、ということなのだろう。 みそ汁な

          ささやかな飯テロ 23:スコーン、焼こう、パート2

          ささやかな飯テロ 22:ベーコンエッグ丼

          ベーコンエッグ丼 色々と簡単レシピを載せたりしていましたが、読んだ人に「美味そう…」と思わせれば飯テロとして成り立ちますので、好き勝手にやります。 ということで、ベーコンエッグ丼です。 もはや、料理と呼べるかどうか分かりませんね。 ベーコンエッグを塩コショウベースで焼いて、白飯の上に乗せるだけ。 私は、そこにしょうゆを少々垂らします。 ポイントは黄身の半熟度でしょうかね。 もはや、卵かけご飯じゃないか、と思うような黄身がベストですね。 ベーコンエッグそのものはフライパン

          ささやかな飯テロ 22:ベーコンエッグ丼

          みずのさんのノオト:職場でアイスコーヒー

          色々と揃えてきたので、現在、職場でドリップコーヒーが飲める環境が整っている。 ハンドミルで1杯分だけ挽き、電子ケトル『わく子』さんでお湯を沸かしてハンドドリップする。 ある意味、贅沢な環境だろう。 ただ、1杯ずつ挽くのがやや面倒なので、この保温水筒にドリップしてちびちびと飲んでいる。 420ml、約1.5杯分といったところで、昼前後に飲み終わるのでちょうどよい。 コーヒーの匂いが付く、という話もあろうが、コーヒー専用で使うのだから問題なかろう。 毎日、コーヒー用に、空っぽの水

          みずのさんのノオト:職場でアイスコーヒー

          みずのさんのノオト:人前で喋る

          そもそも、人前で喋る以前に対人関係とか面倒で苦手なので、コンピューターに代わりをさせる努力をしているのだ。 古い言い方をすれば、遠藤周作ではなく北杜夫なのだ。 そんな自分が、ここ最近、人前で喋ったりしている。 オッサンになると体臭だけでなく理屈臭くもなるらしい。 頭で考えただけで完結してしまうので、実際に手を動かさない、という感覚が良く分かる。 ずいぶんと講釈垂れ流しのヤッカイモノにしか映らない存在だが、まぁ、老人なんて、そんなものだろう。 それでいて、無駄に自己顕示欲が

          みずのさんのノオト:人前で喋る

          ささやかな飯テロ 21:味噌汁ぶっかけ飯

          ささやかな飯テロ 21:味噌汁ぶっかけ飯 世間一般で『行儀が悪い』と言われている行為です。 しかし、それは行為に対する評価であり、食べ方としては悪くないですよね。 ご飯に味噌汁をぶっかけるだけ。 調理方法(?)も簡単ですが、「味噌汁をかける」のではなく「味噌汁をぶっかける」が似合うところに、お作法的な評価の低さを感じる人もあるでしょう。 まぁ、本稿、飯テロですから、法律も作法もありませんけどね。 ぶっかける味噌汁とご飯の組み合わせ、温かいご飯に温かい味噌汁が王道でしょう

          ささやかな飯テロ 21:味噌汁ぶっかけ飯

          みずのさんのノオト:胃カメラ(経鼻)

          ある時期、体調が芳しくないのでと、検査のために胃カメラを経験した。 口ではなく鼻からなので楽だと聞いていたが、思っていたほど楽でもなく、何だか、クタクタになった記憶がある。 しかし、毎年受診する人間ドックで、あんな低解像度の映像を得るのに、X線に被爆し、何だかお腹の調子もよく分からなくなるバリウムで数日もモヤモヤするのが嫌だったので、それならば直接見るべきだと、胃の検査をカメラに変えた。 結果を言えば、もう慣れた、だ。 慣れてしまえば、当初の想像レベルには及ばないが、か

          みずのさんのノオト:胃カメラ(経鼻)

          ささやかな飯テロ 20:焼肉のタレ

          焼き肉のタレは家ごはんの登竜門 どこまでを『自炊』とするか論争は耐えませんが、よくよく読んでみると、単なるマウント合戦だったりします。 うん、バカバカしい論争に時間を費やすより、肉を焼きましょう。 肉と野菜を炒めて、焼肉のタレをぶっかける。 これを自炊というか、その界隈の人の意見は知りませんが、立派な自炊の登竜門です。 そもそも、肉と野菜を炒めて焼肉のタレをぶっかける『だけ』という行為なら、もはやレシピは不要と考えますが、これ重要です。 その『だけ』料理、何の肉を使うのか

          ささやかな飯テロ 20:焼肉のタレ

          みずのさんのノオト:ソリューションとやら

          予め書いておくが、対応として真っ当であり、単なる個人の愚痴であることは理解している。 某通信会社の請求書、電子化されたのは時代の流れで、それがサイトからダウンロードするのも、普通の運用だ。 しかし、驚くことに、認証の単位が『請求書番号』の単位なのだ。 請求書番号ごとにユーザーIDとパスワードが必要になる。 それだけでなく、2段階認証が必須なので、ログインしようとするたびにメールでPINコードが送られてきて、それを入力することになる。 さらに、セキュリティに考慮し、数ヶ月でパ

          みずのさんのノオト:ソリューションとやら

          ささやかな飯テロ 19:安い鯛めし

          アラで作る鯛めし 『アラという魚』と『魚のアラ』 入れ替えるだけで全然意味が違ってくるが、今回は後者、魚の『粗(あら)』、鯛のアラで、美味しい鯛めし作ろうぜ、というお話。 スーパーの鮮魚コーナー、地域性や会社の方針によって異なるが、異様に充実したお店を見つけると嬉しくなる。 下手すりゃ、死んだ魚が並んでいる店頭が、生きた魚を展示している水族館より魅力的な店すらあるが、不思議と、こういう店は生臭くない。 もちろん、魚独特の匂いはあるが、臭いではないところが1つの見極めポイン

          ささやかな飯テロ 19:安い鯛めし

          みずのさんのノオト:電動キックボード

          電動キックボード。 実際、あんなものが公道を走っていたらどちらも怖いだろうに。 自動車の街、トヨタ市内では、納屋の上でオレンジ色の光が飛んでいるのを見たんだレベルに目撃するのはレアだが、足を運ぶ機会の少ない東京に行ったときに、普通に見かけて驚いた。 普通に考えれば、自分が危ない、ということは理解出来るだろうが、最近のこの手の弱者は『強者が守って当たり前』という決め事を真理であるかのように信じている。 いや、法的にそうかも知れないが、いくらクルマが悪い、と法律が言ったところで

          みずのさんのノオト:電動キックボード

          ささやかな飯テロ 18:コーヒーを淹れる

          ドリップコーヒー 最初は形から、と思って手に入れたコーヒーミル。 いわゆる豆をガリガリするタイプだが、そんな淹れ方を始めて30年以上は経っている。 うん、オッサンだな。 とりあえず、毎日淹れている訳じゃないが、ドリップ歴30年、と言い切っても誰も文句を言わないだろう。 そして思う。 巷で、高級そうな顔してドリップコーヒーを語っている人とは相容れないわ、と。 ああいうのが好きな人はそれで良いが、こちとら、そういう面倒くさいのは好きじゃない。 簡単に美味しく飲めればいいと思っ

          ささやかな飯テロ 18:コーヒーを淹れる