みずのさんのノオト:人前で喋る

そもそも、人前で喋る以前に対人関係とか面倒で苦手なので、コンピューターに代わりをさせる努力をしているのだ。
古い言い方をすれば、遠藤周作ではなく北杜夫なのだ。

そんな自分が、ここ最近、人前で喋ったりしている。

オッサンになると体臭だけでなく理屈臭くもなるらしい。
頭で考えただけで完結してしまうので、実際に手を動かさない、という感覚が良く分かる。
ずいぶんと講釈垂れ流しのヤッカイモノにしか映らない存在だが、まぁ、老人なんて、そんなものだろう。
それでいて、無駄に自己顕示欲が強いから面倒事しか起こさない。

さて、その屁理屈だが、亀の甲だか年の功だか分からないが、いろいろな物事の原因や理由を、自分なりに完結できる能力にもなっており、それが役に立つのであれば、年配者の意見は無下にすべきではないと言えよう。
大事なことなので2回言う。
それが役に立つのであれば、だ。

なので、自分が持っている『人前で喋る』という苦手意識に対して、どうやったら直せるだろうかと、多少は改善意識を持って考えてみると、場数を踏むという選択肢以外が見当たらなかった。
催眠術だの薬品だのに頼るのもアリかも知れないが、そういうモノじゃない。
アルコール飲料は薬品に含まれるのではないかと思ったりするが、そもそも、酒を飲まないので採用に至らない策なのだ。
他の人に喋らせるのもアリだろうが、立場的に人様に命令できる身分でもない。

ということで、拙いながらも喋るようにしている。
一向に上達の兆しは見えないが。
この程度の駄文ならスラスラと出てくるんだけどなぁ。


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