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水宮うみ
2021年8月30日 19:13
その結露がわたしのバス停だった生きていることは光を伴ったちょっとした空洞にいる目をとじる足裏にいつかの雲が乗っている
2021年8月28日 14:09
どの教室も人格に縛られる九月のトラックが詩を運んでいく青空が夕陽に染まるまで混ぜる小さな鳥 痛みに触れるアスファルトそしてまたいつか優しい夢をみる
2021年8月24日 22:03
暗闇で無音に鳴った星の影暗闇の時間 目と言葉の間音と音 その間にいた暗闇時間の暗闇 永遠の夜の底くらやみにいつも見ていた星の背中
2021年8月22日 14:54
バランスがバラバラになり薔薇になる目を瞑るようにカーテンをしめる空自分では分からない自らのこと言葉の裏側に眠る虫の声
2021年8月11日 19:36
蜘蛛の糸で結ばれている壁と壁あまりにも多くを語らない余白なんの意味もなくて涼しかった日々理科室の水道 メダカのうたかた日かげでは私が白く祈っていた
2021年8月10日 20:06
手から一瞬で零れていく瞬き教科書にない感情と立ち竦むきみの空洞に夜空が降っている夏のひかりで優しさを透かしてた
2021年8月4日 19:59
次元を超えて夢をみる枕元ものがたり ともに暮らした者があり指先に入道雲を浮かべてる
2021年8月1日 20:16
パラダイムシフトが起きたパラダイスその星はなくなっていく 繰り返すお話は遠くはなれて詩になって